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Power BI と Microsoft 365/ Office 365の関係 RRS feed

  • Question

  • こんにちは、Power BI サポートチームです。

    私たち Power BI サポートチームには、Power BI のライセンス形態について以下のようなお問い合わせをいただくことがよくあります。
    これらの疑問をクリアにしていただくため、Power BI と Microsoft 365/ Office 365 との関係やライセンス形態についてご説明いたします。

    Power BI のライセンスは Microsoft 365/ Office 365 の製品に含まれますか?
    Power BI SharePoint の機能ではないのですか?
    Power BI(無料)や Power BI Pro は Microsoft 365/ Office 365 のどのプランで利用できますか?
    Power BI for Office 365 の頃のライセンスはそのまま使えますか?

     

    Power BI for Office 365 から Power BI 

    Power BI は、もともと Office 365 にて、SharePoint Online のサイトの一つ “Power BI for Office 365” として提供されておましたが、新しい Power BI への提供開始とともに 2015 12 31 日にサポートが縮小され、2016 3 31 日に廃止となりました。現在、Power BI は個別のプラットフォームとして扱われるような形となり、Microsoft 365/ Office 365 製品から切り離されております。

     

    Power BI は Microsoft 365/ Office 365 とは別製品

    上述の通り、Power BI と Microsoft 365/ Office 365 は別製品となりますので、Power BI サービスのみを利用する、もしくは、ご利用頂いている Microsoft 365/ Office 365 製品に追加して利用することができます。
    例えば、Microsoft 365/ Office 365 の E3 プラン、E5 プランの各プランでは、以下の通り Power BI のライセンスが使用可能です。
    Power BI (無料) に関しては、Microsoft 365 管理センター > 課金情報 > 製品とサービス よりサブスクリプションを追加し、管理者側が登録しユーザーにライセンスを割り当てる、または、ユーザーが セルフサインアップ 機能により自分自身でライセンスを割り当てることができます。

     Power BI for Office 365のライセンスを所持していた場合

    Power BI for Office 365” として提供されている頃からお使いいただいているユーザーは、上述の個別プラットフォーム化に伴い、引き続きお使いいただけるように Power BI Pro のライセンスへ付け替えが為されておりますので、E3 プランでも、購入せずに Pro ライセンスを所持している状態となります。
    このような変遷のため、Office 365/ Power BI を古くからご利用頂いておりますユーザー様にとっては、混乱を招くことがあり、申し訳ございません。

    Power BI は Microsoft 365/ Office 365 の各プランで利用できるものの、別プラットフォームであり Microsoft 365/ Office 365 のライセンスとは紐づかない” 点をポイントとして押さえていただければと思います。

     

    Microsoft 365/ Office 365 E3E5 プランに付属していない Power BI 無償ライセンスが利用できる理由

    Microsoft 365/ Office 365 でユーザーが各種サービスを利用するには、本来 テナントの管理者によるユーザーアカウントの作成や、ユーザーが利用する Office 365 サービスに応じたライセンス付与の作業が必要となります。本作業なくユーザーが Microsoft 365/ Office 365 のサービス利用を可能とするため、Microsoft 365/ Office 365 の一部サービス・地域で Office 365 セルフサインアップと呼ばれる、Microsoft 365/ Office 365 に登録されているドメインを利用しているユーザー、Microsoft 365/ Office 365 利用ユーザーが即時にサインアップした Microsoft 365/ Office 365 のサービスが使用可能となる仕組みを導入しています。
    Power BI 無償版の利用におきましても、セルフサービス サインアップを採用しているため、テナントの管理者様にて、ユーザーの追加、Power BI ライセンスを付与する以外にPower BI サイトから、サインインいただくことで、ユーザーが意識せず利用する環境を整えることができます。 その過程において、Power BI のサインインに利用したアカウント情報と、Microsoft 365/ Office 365 のテナントに存在するアカウント情報が紐づくこととなります。 このため、Microsoft 365/ Office 365 各プランには、ライセンスは含まれておりませんが、Power BI がご利用頂ける形となります。

    この機能は Power BI に限らず他のサービスでも利用されています。 詳細は下記をご参考にしてくださいますようお願いいたします。

    // 組織でのセルフサービス サインアップの使用

    https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/misc/self-service-sign-up


    Power BI と Microsoft 365/ Office 365 の関係

    Power BI Microsoft 365/ Office 365 の位置づけですが、 Microsoft 365/ Office 365 Power BI Power Platform)は、お互いの製品から相互に機能を利用できるような実装をしていることからも Microsoft 365/ Office 365 製品の一部なのでは、と混乱を招くことがございます。
    例えば、テナント内の Microsoft 365/ Office 365 製品の利用状況の分析が行える Microsoft 365 Usage Analytics(利用状況分析) は、 Power BI の機能を利用してログを分析することができます。しかしながら、あくまで相互に利用できるようになっているだけで、繰り返しお伝えしております通り別プラットフォームです。

     

    今後のライセンス形態の変更

    これまでの経緯をご存じのお客様は「そのうち Power BI のアップデートにともない、Power BI (無料) や Power BI Pro のライセンス形態が変更され今まで通り使用できなくなるのでは?」とご不安になられるかたもいらっしゃるかと思います。
    しかしながら、現時点において今後、現在の Power BI (無料) 、並びに、 Power BI Pro のライセンス形態を変更する予定はございません。
    大変残念ながら、Power BI におけるライセンス形態が今後永続的に変化がないことを保証できるものではございませんが、ライセンス形態に変化がある場合、現在ライセンスをご利用頂いておりますお客様に混乱が生じないように十分な期間をおいた情報の提供と、また、現在ライセンスをご利用のお客様が突然 Power BI をご利用いただけなくなるような状況を生じさせない対応を致します。

    以上、本Blogが少しでも皆様のお役に立てますと幸いでございます。


    Wednesday, April 8, 2020 12:44 AM
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