[環境]
DNSクライアント ：Windows7 Professional
DNSサーバ（Windows）：Windows Server 2008
DNSサーバ(BIND） ：Solaris10（BIND9）
上記の構成で以下のようなクエリを行う構成になっています。
DNSクライアント →クエリ→ DNSサーバ（Windows） →フォワーダ→ DNSサーバ(BIND）
この構成で DNSクライアントが DNSサーバ（BIND）に直接30秒おきに逆引きレコードの動的登録要求が行われていることが運用している環境で確認できています。
この要求は数時間にわたって継続され、結果、DNSサーバ（BIND）が高負荷になるという事象が発生しています。
以下の点についてご存知の情報があれば教えていただけないでしょうか？
①上記動作は XP では発生せず、Windows7 のみで発生しています。どのような点の相違が上記事象の原因になっているのでしょうか？
②DNSクライアントでは参照DNSサーバとしては「DNSサーバ（Windows）」のみ設定しているのですが、直接DNSサーバ（BIND）に要求がいくようなことは発生しうるのでしょうか？この原因として考えられることは何でしょうか？
③DNSクライアントが 30秒間隔で数時間に及ぶ動的登録要求を行う動作は通常の動作なのでしょうか？
[これまでの調査で判明していること]
・Windows7のみで発生し、XPでは発生していない
・クライアントはDHCPでアドレス取得
・DHCPサーバは、AレコードとPTRレコードの動的更新が可能
・DNSクライアントのネットワークI/Fの、DNS動的登録設定も有効
・DNSサーバ（Windows）には正引きレコードのみが存在する
・DNSサーバ（BIND）には、逆引きレコードの動的登録要求がDNSクライアントから直接発生している。
・DNSクライアントの登録要求は、最初は5秒でリトライした後、数時間にわたって30秒間隔で発生する。
・DNSサーバ(BIND)では動的登録を許可していないので、エラーが大量に発生している
