お世話になっております。
とうとうApplication Virtualization 4.5 製品候補版 (RC)がリリースされました!
やまもと様がおっしゃるようにまだ英語版ですが、2008年第3四半期を予定している製品完成版に向けて日本語化も進めておりますのでご期待ください。
以下RCに関するダウンロードの情報、およびSoftGridと比べた際の変更点になります。
App-V Blogにも記載されているものを日本語化しております。
【RCのダウンロード方法】
App-V 4.5 RCはPulicに公開されています。下記のConnect サイトからDownloadしてご利用ください。 (http://connect.microsoft.com).
※RCは開発段階のバージョンであるため、サポートは提供されていません。テストでの利用のみを推奨しております。
App-Vでは、現状のSoftGridに対し、下記の新しい機能追加、変更点があります。
HTTP streaming App-V 4.5 からはIIS Server (version 6 または7)でのストリーミング配信をサポートし、アプリケーションの大量展開を可能にします。
新しいシーケンサーのUIシーケンサーのUIがシンプル化されており、仮想化のステップがわかりやすくなっています。アプリケーションのエディティングが必要な場合は、オプションを開くことでより詳細な設定が可能になります。
MSI パッケージ用 Dynamic Suite Composition (DSC) App-V 4.5では、Dynamic Suite Compositionにより、仮想アプリケーションの組み合わせが可能になります。また、MSIパッケージがシーケンサーから直接生成できるようにもなっており、サーバー環境に依存しないパッケージを作成することも可能です。Beta バージョンではこのDSCとMSIを組み合わせることが難しかったという問題がありましたが、RC 1ではこの点が大きく改善されて、利用しやすくなっています。
SCCM 2007 R2との連携 リリースの迫るSystem Center Configurations Manager 2007 R2とApp-V 4.5の連携が強化され、SCCM を利用した仮想アプリケーションの展開が容易になっています。仮想アプリケーションはApp-VよりHTTPでの配信ができるため、柔軟な展開が可能になり、また、新しいウィザードにより管理を単純な操作によりできるようになります。
レポーティング アプリケーションの利用情報がローカルで一度記録され、App-V Management Serverに収集されるようになります。これにより、Applicationをオフラインで利用している仮想アプリケーションの利用情報も適切に管理されるようになります。
新しい管理ツール SCOM 2007の管理パックがApp-V サーバーの機能に追加されています。ADM テンプレートが加わったことで、グループポリシーによるクライアント管理が効率的にできるようになっています。
クライアントキャッシュの強化 クライアントキャッシュの最大値が1TBにまで増加しています。また、キャッシュが最大値に達した際、最近で最も使われていないアプリケーションのキャッシュが消去され、新しいアプリケーションのキャッシュが追加されるようになっています。また、キャッシュの状態を確認するモニターが追加されています。
新しいMSIパッケージ機能 MSIパッケージがシーケンサーで直接作成できるようになったことで、MSIパッケージの利用効率が高くなりました。さらに、RCより、MSIパッケージのアプリケーションに対してもコマンドラインを利用することでストリーミングで更新があてられるようになっています。
アクセサビリティApp-VはSection 508に準拠しており、他マイクロ製品と同様に幅広いユーザーに利用可能な製品となっています。
App-Vに関する詳細な情報、ホワイトペーパーなども準備しておりますので、ぜひご期待ください。