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Streaming Serverによるアプリケーション配信について RRS feed

  • 質問

  • どうもお世話になります。

    Management Serverを構築しており、
    App-V Clientにてホスト参照先をManagement Serverへ設定時は配信できている状況です。

    帯域の問題もあり、別途Streaming Serverの設置を試みています。

    そこで、シーケンスしたパッケージをStreaming Serverのcontentへコピーし、
    App-V Clientにてホスト参照先をStreaming Serverへ設定しました。

    その際に下記エラーが発生し、解決できないためご助力願いたいと思い、質問させていただきました。
    ==============================================================================================
    Application Virtualization Clientは、サーバーappv-streamingから公開情報を更新できませんでした。
    サーバーは要求を理解できませんでした。以下のエラーコードをシステム管理者へ報告してください。
    エラーコード:4604EE8-1680D40A-00000014
    ==============================================================================================

    当方の環境は下記となります。

    Streaming Server:Windows Server 2003 R2 SP2
    ドメイン名:apv.local(メンバー)

    (IIS 6の設定)
    ・ディレクトリの参照、読み取り、スクリプトの実行

    ・MIME設定(下記URL参照)
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc843650.aspx
     .osd application/virtualization
     .bin application/octet-stream
     .txt text/plain

    App-V Client:Windows XP SP3
    ドメイン名:apv.local(メンバー)

    テスト用のDefault ApplicationのOSDファイル内容の主な箇所は下記となっております。
    レジストリにてApplication Source Rootへの設定値が"HREF="へリダイレクトされるとの情報で
    設定してみましたが、リダイレクトされた様子もなく、上記エラーは変わりませんでしたので
    "<CODEBASE HREF="RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft""は当方で記述しました。
    ==============================================================================================
    <?xml version="1.0" standalone="no"?>
    <SOFTPKG GUID="A1FA0C7D-CC79-403C-AE17-2DABADC9D768" NAME="DefaultApp MFC Application" VERSION="1.0.0.1">
     <IMPLEMENTATION>
      <CODEBASE HREF="RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft" GUID="4F361562-D469-41D8-B6EF-

    D50538FDB202" PARAMETERS="" FILENAME="defapp\DefaultApp.exe" SYSGUARDFILE="defapp\osguard.cp" SIZE="4720348"/>
      <WORKINGDIR>%SFT_MNT%\defapp</WORKINGDIR>
      <VIRTUALENV TERMINATECHILDREN="TRUE">
       <ENVLIST/>
       <POLICIES>
        <LOCAL_INTERACTION_ALLOWED>TRUE</LOCAL_INTERACTION_ALLOWED>
       </POLICIES>
      </VIRTUALENV>
      <VM VALUE="Win32">
       <SUBSYSTEM VALUE="windows"/>
      </VM>
    ==============================================================================================

    Web上の情報は少なく、MIME等の設定も正しいのか不明です。
    Streaming Serverによる配信が成功している方の設定情報等をお教えいただきたいです。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    2010年12月1日 10:09

回答

  • どうもです。

    このあたりは、ちょっとややこしいので、
    ポイントだけ。

    >App-V Clientにてホスト参照先をStreaming Serverへ設定しました。
    この手順ですが、App-Vクライアントの管理画面の
    公開サーバーを変更した、と言うことですかね?

    だとすると、公開サーバーの変更は不要です。
    Management Serverのままにします。

    この状態でサーバーの更新をすると、OSDファイルとICONファイルが取得されるので、
    ショートカットをダブルクリックして起動するとOSDファイルの
    CODEBASEタグに書いてあるHREFで設定されている先から「RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft」からストリーミングを受けます。
    結果的にOSDにストリーミングサーバーのアドレスが設定されているので
    起動する際には、ストリーミングサーバーからSFTを受け取って起動するのでOK
    となります。

    以上

     


    tune
    • 回答としてマーク 三沢健二 2010年12月15日 7:13
    2010年12月3日 1:31
  • どうもです。

    ひとまず、動いてよかったですね。

    クライアントに合わせて、「動的に、ストリーミング先を変更する」と言うことですよね。

    実は、そのために「Application Source Root」があります。
    ApplicationSourceRoot=RTSP://APPV-STREAMING_A拠点:554

    A拠点にある、App-VクライアントのApplication Source Rootを設定すると
    OSDファイルのHREF=の部分が上書きされて動作するので、OKだと思います。

    B拠点にある、App-Vクライアントの場合は、RTSP://APPV-STREAMING_B拠点:554
    と設定することで、Server側に置いてあるOSDファイルを変更する(複数設置する)必要が無くなる
    機能です。

    別の方法として、Application Source Rootが登場するver4.5以前からの方法を
    紹介します。

    A拠点のクライアントPCの環境変数に「SFT_SOFTGRIDSERVER」を追加して
    その値として、「APPV-STREAMING_A拠点」を設定します。
    OSDファイルのHREF=部分のサーバー設定箇所をシーケンス時のデフォルト値である、
    %SFT_SOFTGRIDSERVER%にしておきます。

    クライアントがOSDを読み込んでアプリを起動するときに、SFT_SOFTGRIDSERVER環境変数を
    参照して、結果的にA拠点用のサーバーに接続する仕掛けになってます。

    蛇足的な補足ですが、ストリーミング専用サーバーを使うよりは、
    IISを利用してHTTPプロトコルによる、ストリーミング配信をお薦めしちゃいます。
    この件は、この分散配置が上手く動いた後にでも試してみてください。
    IISなどのWebサーバーを使うほうが面白いですし、手軽です。(Apacheでも大丈夫かもしれません。)




    tune
    • 回答としてマーク 三沢健二 2010年12月15日 7:13
    2010年12月8日 9:31

すべての返信

  • どうもです。

    このあたりは、ちょっとややこしいので、
    ポイントだけ。

    >App-V Clientにてホスト参照先をStreaming Serverへ設定しました。
    この手順ですが、App-Vクライアントの管理画面の
    公開サーバーを変更した、と言うことですかね?

    だとすると、公開サーバーの変更は不要です。
    Management Serverのままにします。

    この状態でサーバーの更新をすると、OSDファイルとICONファイルが取得されるので、
    ショートカットをダブルクリックして起動するとOSDファイルの
    CODEBASEタグに書いてあるHREFで設定されている先から「RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft」からストリーミングを受けます。
    結果的にOSDにストリーミングサーバーのアドレスが設定されているので
    起動する際には、ストリーミングサーバーからSFTを受け取って起動するのでOK
    となります。

    以上

     


    tune
    • 回答としてマーク 三沢健二 2010年12月15日 7:13
    2010年12月3日 1:31
  • お世話になります。

    tunemicky様、早速のご回答どうもありがとうございました。

     

    ご指摘の通り、App-V Clientにて公開サーバー参照先が間違っておりました。。

    下記4点にてStreaming Serverより配信が確認できました。

    *App-V Clientの公開サーバーをManagement Serverに設定

    *Management Server, Streaming Serverのcontentへパッケージを配置

    *Management Server内のOSDファイルに「RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft」を記述

    *Streaming Server内のOSDファイルに「RTSP://APPV-STREAMING:554/DefaultApp.sft」を記述

     

    そこでもう1点、質問させてください。

    以上の設定のみだと、配信サーバーがStreaming Serverのみになってしまいます。

    例えば、Office 2007を(拠点A)グループAへManagement Serverより配信、(拠点B)グループBへStreaming Serverより配信とするとき、

    1,Management Server内のcontentにてOffice 2007のパッケージをコピー

    2,Management Server管理ツールでのインポートエラー回避のため、Streaming Serverより配信するパッケージ名をOffice 2007_B等へ変更

    3,Management Server管理ツールにてアプリケーショングループ作成(Office 2007, Office 2007_B)

    4,パッケージOffice 2007, Office 2007_Bをインポート

    5,Management Server管理ツールにてDefaultプロパイダポリシーのグループ割り当てにグループA, グループB登録

    6,アプリケーショングループにアクセス許可設定

       *拠点A  グループA=Office 2007へのアクセスOK, Office 2007_BへのアクセスNG

       *拠点B グループB=Office 2007へのアクセスNG, Office 2007_BへのアクセスOK

     

    以上の手順だと、content内にOffice 2007のパッケージが2つ存在することになりますが、このような手順しかありませんでしょうか?

    例えばOffice 2007パッケージは1つのみで、接続グループによってManagement Server, Streaming Serverからの配信の

    振り分けはできないでしょうか?

     

     

     

    2010年12月6日 4:56
  • どうもです。

    ひとまず、動いてよかったですね。

    クライアントに合わせて、「動的に、ストリーミング先を変更する」と言うことですよね。

    実は、そのために「Application Source Root」があります。
    ApplicationSourceRoot=RTSP://APPV-STREAMING_A拠点:554

    A拠点にある、App-VクライアントのApplication Source Rootを設定すると
    OSDファイルのHREF=の部分が上書きされて動作するので、OKだと思います。

    B拠点にある、App-Vクライアントの場合は、RTSP://APPV-STREAMING_B拠点:554
    と設定することで、Server側に置いてあるOSDファイルを変更する(複数設置する)必要が無くなる
    機能です。

    別の方法として、Application Source Rootが登場するver4.5以前からの方法を
    紹介します。

    A拠点のクライアントPCの環境変数に「SFT_SOFTGRIDSERVER」を追加して
    その値として、「APPV-STREAMING_A拠点」を設定します。
    OSDファイルのHREF=部分のサーバー設定箇所をシーケンス時のデフォルト値である、
    %SFT_SOFTGRIDSERVER%にしておきます。

    クライアントがOSDを読み込んでアプリを起動するときに、SFT_SOFTGRIDSERVER環境変数を
    参照して、結果的にA拠点用のサーバーに接続する仕掛けになってます。

    蛇足的な補足ですが、ストリーミング専用サーバーを使うよりは、
    IISを利用してHTTPプロトコルによる、ストリーミング配信をお薦めしちゃいます。
    この件は、この分散配置が上手く動いた後にでも試してみてください。
    IISなどのWebサーバーを使うほうが面白いですし、手軽です。(Apacheでも大丈夫かもしれません。)




    tune
    • 回答としてマーク 三沢健二 2010年12月15日 7:13
    2010年12月8日 9:31
  • こんにちは、フォーラムオペレーターの三沢健二です。

    tunemicky さん、ご丁寧なアドバイス誠にありがとうございます。

    案内いただいた内容は大変参考になる情報ではないかと思いましたので、勝手ながら [回答としてマーク] を付けさせていただきました。


    それでは、今後とも TechNet Forum をよろしくお願いします。

    ______________________________________
    マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 三沢健二

    2010年12月15日 7:14