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AUOptionsの値が、dword:00000004からAUOptions"=dword:00000003に勝手に変更されてしまう問題 RRS feed

  • 質問

  • クライアント十数台に下記のレジストリファイルを登録しました。

     

    "AUOptions"=dword:00000004としていますが、数台で"AUOptions"=dword:00000003に

    勝手に変更されてしまうものがあります。

     

    そのため、タスクトレイに更新を促すアイコンは表示されますが、"AUOptions"=dword:00000003に

    変更されてしまっているため、予定の時刻にインストールされません。

     

    この問題の対処方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。

     

    Windows Registry Editor Version 5.00

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate]
    "WUServer"=http://xxxxxxxx"
    "WUStatusServer"="http://xxxxxxxx"
    "TargetGroupEnabled"=dword:00000001
    "TargetGroup"="xxxxxxx"

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]
    "NoAutoRebootWithLoggedOnUsers"=dword:00000001
    "UseWUServer"=dword:00000001
    "NoAutoUpdate"=dword:00000000
    "AUOptions"=dword:00000004
    "ScheduledInstallDay"=dword:00000000
    "ScheduledInstallTime"=dword:0000000f
    "DetectionFrequencyEnabled"=dword:00000001
    "DetectionFrequency"=dword:00000002
    "RebootRelaunchTimeout"=dword:0000012c
    "RebootRelaunchTimeoutEnabled"=dword:00000001

    2009年1月15日 6:27

回答

  • ボラカイ さん、こんにちは。フォーラムオペレーターの鈴木裕子です

     

    AUOptionsの値がいつの間にか変更されているという現象について、私の方でも調べてみたのですが、残念ながら情報・事例ともありませんでした(USのフォーラムなども調べてみたのですが、残念ながら見つからず・・・)。
    なので、現象について調査するならば・・・という視点での回答になってしまうのですが、もし、一度は設定どおりにWindowsUpdateが実行されてその後設定どおりに実行されなくなる(で、確認するとレジストリキーが変わっていた)というような状況であれば、現象が発生しているクライアントのWindowsUpdateログを確認してみると、何かヒントになる情報が得られるかもと思います。

     

    Microsoft Update/自動更新のエラー・ログを調査する

    http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/804muerrlog/muerrlog.html

    WindowsUpdateが一度も実行されないうちに値が変わっているのならば、このログを見てもあまり意味がないかもしれませんが・・・
    あとは、オブジェクトアクセスの監査機能を利用して、該当のレジストリキーのアクセスを監視するとか(ある程度タイミングを絞り込んでからでないと、ログが膨大になってしまいますが・・・)

     

    オブジェクト アクセスの監査
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc776774.aspx

     

    これも、変更されるタイミングがある程度絞り込まれてからになりますが、ProcessMonitorのようなツールを使って、レジストリを書き換えてるプロセスがないかを調べるという方法もあるかなと思います。

     

    Process Monitor v2.03
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896645(en-us).aspx

     

    こう考えてみると、やはりまずは、レジストリの値が変わるタイミングを絞り込んで、そこから、何が書き換えているかを調べていく、という調査方法になっていくのかなと思います。
    すでにタイミングを絞り込んだうえでの投稿だった場合はごめんなさい!その場合は、上記のようなツールを使って調査してみてください。
    また、何かのアプリケーションやツール等が書き換えている可能性もあるのではと思うので、書き換わるマシン・書き換わらないマシンで何が違うか(インストールされているアプリケーションや環境等)を確認するのも、基本的な調査ですが重要かなと思います(これも既にやってらした場合はごめんなさい・・・)。
    ただ、このようなツールを使って調査を行っても原因が特定できない場合は、情報がない現象なので、サポート窓口で詳細に調査をしていただく方向になるのかなと思います。。。ただ、ボラカイ さんの方で解決できるのが何よりだと思いますので、まずは上記のような点を確認してみていただくとよいと思います。

     

    参考までに、該当のレジストリキーを変更する別の方法が、日本のセキュリティチームのブログにPOSTしてありましたので、紹介させていただきますね。

     

    http://blogs.technet.com/jpsecurity/archive/2008/07/25/3093567.aspx

     

    3番の方法でも、キーの値をdword:00000004に変更できて、かつUpdateの実行までできるようですね。
    ボラカイ さんが実施されていた方法(2番)が消してあるのが気になると思うのですが(私も気になりまして)、POSTした弊社 小野寺に確認したところ、3番の方法を追加した際に、結局同じことをしているということで削除しただけのようです。何か問題があって削除したわけではないようですのでご安心を。ご興味があれば試してみて下さい。

     

    ご参考となれば幸いです!

    2009年1月23日 4:08
    モデレータ

すべての返信

  • ボラカイ さん、こんにちは。フォーラムオペレーターの鈴木裕子です

     

    AUOptionsの値がいつの間にか変更されているという現象について、私の方でも調べてみたのですが、残念ながら情報・事例ともありませんでした(USのフォーラムなども調べてみたのですが、残念ながら見つからず・・・)。
    なので、現象について調査するならば・・・という視点での回答になってしまうのですが、もし、一度は設定どおりにWindowsUpdateが実行されてその後設定どおりに実行されなくなる(で、確認するとレジストリキーが変わっていた)というような状況であれば、現象が発生しているクライアントのWindowsUpdateログを確認してみると、何かヒントになる情報が得られるかもと思います。

     

    Microsoft Update/自動更新のエラー・ログを調査する

    http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/804muerrlog/muerrlog.html

    WindowsUpdateが一度も実行されないうちに値が変わっているのならば、このログを見てもあまり意味がないかもしれませんが・・・
    あとは、オブジェクトアクセスの監査機能を利用して、該当のレジストリキーのアクセスを監視するとか(ある程度タイミングを絞り込んでからでないと、ログが膨大になってしまいますが・・・)

     

    オブジェクト アクセスの監査
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc776774.aspx

     

    これも、変更されるタイミングがある程度絞り込まれてからになりますが、ProcessMonitorのようなツールを使って、レジストリを書き換えてるプロセスがないかを調べるという方法もあるかなと思います。

     

    Process Monitor v2.03
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896645(en-us).aspx

     

    こう考えてみると、やはりまずは、レジストリの値が変わるタイミングを絞り込んで、そこから、何が書き換えているかを調べていく、という調査方法になっていくのかなと思います。
    すでにタイミングを絞り込んだうえでの投稿だった場合はごめんなさい!その場合は、上記のようなツールを使って調査してみてください。
    また、何かのアプリケーションやツール等が書き換えている可能性もあるのではと思うので、書き換わるマシン・書き換わらないマシンで何が違うか(インストールされているアプリケーションや環境等)を確認するのも、基本的な調査ですが重要かなと思います(これも既にやってらした場合はごめんなさい・・・)。
    ただ、このようなツールを使って調査を行っても原因が特定できない場合は、情報がない現象なので、サポート窓口で詳細に調査をしていただく方向になるのかなと思います。。。ただ、ボラカイ さんの方で解決できるのが何よりだと思いますので、まずは上記のような点を確認してみていただくとよいと思います。

     

    参考までに、該当のレジストリキーを変更する別の方法が、日本のセキュリティチームのブログにPOSTしてありましたので、紹介させていただきますね。

     

    http://blogs.technet.com/jpsecurity/archive/2008/07/25/3093567.aspx

     

    3番の方法でも、キーの値をdword:00000004に変更できて、かつUpdateの実行までできるようですね。
    ボラカイ さんが実施されていた方法(2番)が消してあるのが気になると思うのですが(私も気になりまして)、POSTした弊社 小野寺に確認したところ、3番の方法を追加した際に、結局同じことをしているということで削除しただけのようです。何か問題があって削除したわけではないようですのでご安心を。ご興味があれば試してみて下さい。

     

    ご参考となれば幸いです!

    2009年1月23日 4:08
    モデレータ
  • こんにちは、フォーラムオペレータ大久保です。

    ボラカイ さん、その後本件いかがでしょうか?
    鈴木の投稿ですが、直接の解決策ではないですが、調査方法の参考にはなるかなと思いましたので、「回答済み」チェックをつけさせていただきました。
    その後、なにかわかったこと等あればぜひ投稿してください!お待ちしております。


    マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレータ 大久保 直美
    2009年2月12日 4:18
  •  

    鈴木様、大久保様

    鈴木様回答にあります自動更新のエラー・ログを調査してみましたが、原因らしきものが見つかりませんでした。

    回避方法としては、

    ①下記regファイルを再度ユーザーに実行してもらい

    Windows Registry Editor Version 5.00

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate]
    "WUServer"=
    http://xxxxxxxx"
    "WUStatusServer"="
    http://xxxxxxxx"
    "TargetGroupEnabled"=dword:00000001
    "TargetGroup"="xxxxxxx"

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU]
    "NoAutoRebootWithLoggedOnUsers"=dword:00000001
    "UseWUServer"=dword:00000001
    "NoAutoUpdate"=dword:00000000
    "AUOptions"=dword:00000004
    "ScheduledInstallDay"=dword:00000000
    "ScheduledInstallTime"=dword:0000000f
    "DetectionFrequencyEnabled"=dword:00000001
    "DetectionFrequency"=dword:00000002
    "RebootRelaunchTimeout"=dword:0000012c

    ②下記batファイルを実行してもらっています。
    @echo off

    proxycfg -d

    net stop wuauserv

    net start wuauserv

    wuauclt.exe /resetauthorization /detectnow

    運用していくなかで、何か分かり次第投稿させていただきますので、
    今後とも宜しくお願いします。

    2009年2月16日 9:01
  • こんにちは、フォーラムオペレーターの鈴木裕子です(^O^)/

    ボラカイ さん、経過のご投稿ありがとうございました。
    ログのほうにはヒントになりそうな情報なかったですか・・・残念。
    運用する中でだとなかなか難しいとは思いますが、やはりタイミング(と発生環境の条件)というのが重要な情報になってくると思いますので、その部分が特定できていくとよいですね。

    また変化がありましたら、ぜひ情報投稿してください。お待ちしております!
    マイクロソフト株式会社 フォーラムオペレータ 鈴木裕子
    2009年2月17日 1:26
    モデレータ
  • 上記について、原因らしきものがみつかりましたのでお知らせいたします。
    AUOptionsの値が、dword:00000004からAUOptions"=dword:00000003に勝手に変更されてしまうのは、
    ドメインコントローラーの構築時に下記ポリシーが設定されていた為でした。
    ポリシーを解除したところ、同現象による問い合わせは今のところございません。

    自動更新を構成する
    3- 自動的にダウンロードとインストールの通知を行います。

    ご報告まで。
    今後ともよろしくお願いします。

    2009年5月15日 2:26