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クライアント側でDNSの自動更新を無効化した際のDHCP動作への影響 RRS feed

  • 質問

  • いつもお世話になっております。

    ドメイン参加しているクライアントPCでDNSの自動登録を無効化した際の

    DHCPへの動作の影響を調べていますがいまいち機能を整理できておらず質問させてください。


    ■ドメイン環境

    ・AD(DNSサーバ兼、DHCPサーバ)⇒Windows server 2016

    ・クライアントPC(200~300台) ⇒Win10


    ■DNSの自動登録を無効化しようとしているきっかけ

    コロナ渦でVPNを利用する機会が増え、ふとADでDNSのAレコードを見ていると

    複数のクライアントが”自宅のローカルIP”で登録されているのが確認できました。


    VPNアプリケーションとしてEdge Clientを利用していますが、

    調べてみるとVPNアプリケーション側ではなくクライアント側の設定に依存しているという事でした。

    ※ネットワークアダプタ>プロパティ>インターネットプロトコルバージョン4>詳細設定>DNS>
     「この接続のアドレスをDNSに登録する」の部分に対してチェックを外す

    外す事でクライアントから動的なDNS登録が止まるという事はわかったのですが

    一方で社内でクライアントPCを利用する際はDHCPでIPアドレスを払い出しています。


    DHCPとDNSの関係をあまり理解できていなく恐縮なのですが

    DHCPとDNSは連動して動いているような記事をいくつか見つけ

    クライアントのIPが変わった場合、AレコードはクライアントPCから更新し、

    PTRレコードはDHCPサーバから更新をかけるというところまでは理解できました。


    ■質問内容

    仮にクライアント側のDNS自動更新を無効化にし、社内からDHCPでIPアドレスが払い出されたとき
    クライアントからDNSサーバへAレコードの更新ができなくなるのではないかと考えていますが、
    そうなった時にDHCPの動作に何らかの影響があるのでしょうか。

    (プール管理や、リース期間、どのクライアントに何のIPを払い出したかはDHCP側で管理していると思うので全く影響は受けず、
     単にレコードの管理が変になるだけなのかなと思っています。)


    そもそもDNSサーバで何故クライアントのAレコードやPTRレコードを管理する必要があるのかが理解できていない気がします。

    FQDNでクライアントへ通信するような用件が無い限り

    極論DNSサーバにクライアントPCのレコード情報が無くても問題ないのではないかとも思いますが

    Windowsの機能として、クライアントのレコード情報を正しく保持していないとダメなものなのでしょうか。

    ちゃんと管理しないとこの機能が使えないとか、ここに影響があるといった情報もあれば、合わせてご教授頂ければと思います。


    2020年9月15日 10:07

回答

  • > Windowsの機能として、クライアントのレコード情報を正しく保持していないとダメなものなのでしょうか

    クライアントに対する名前解決ができなくなるだけで、Windows の機能が失われるということは無いと思います。

    ただし Active Directory ドメインの場合は動的 DNS 登録でクライアントの名前解決ができることを期待した動作になっているシステムなどがあれば、それには影響するでしょう(そういうものがあるかどうかは知りませんが)。


    Hebikuzure aka Murachi Akira

    2020年9月15日 12:14
  • チャブーンです。

    この件ですが、サーバーからクライアントへのアクセスがない環境でも、クライアント=クライアントのアクセスはあるでしょう。典型的なのは「リモートデスクトップ接続」になります。

    IPアドレスでやればよい、という向きもあるでしょうが、その場合認証はNTLMになってしまい、Kerberos認証とはならないので、セキュリティが低下するのは避けたいモノです。

    DHCPでのアクセスですが、WindowsのDHCPであれば、クライアントの「DNS動的更新」が無効化されていても、設定によりAレコードの更新は普通にできます。Windows NTといったDNS動的更新非対応のOSも考慮したつくりになっているためです。内容については、したの資料に載っていますね。

    https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1501/22/news033.html


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。


    2020年9月15日 14:30
    モデレータ

すべての返信

  • > Windowsの機能として、クライアントのレコード情報を正しく保持していないとダメなものなのでしょうか

    クライアントに対する名前解決ができなくなるだけで、Windows の機能が失われるということは無いと思います。

    ただし Active Directory ドメインの場合は動的 DNS 登録でクライアントの名前解決ができることを期待した動作になっているシステムなどがあれば、それには影響するでしょう(そういうものがあるかどうかは知りませんが)。


    Hebikuzure aka Murachi Akira

    2020年9月15日 12:14
  • チャブーンです。

    この件ですが、サーバーからクライアントへのアクセスがない環境でも、クライアント=クライアントのアクセスはあるでしょう。典型的なのは「リモートデスクトップ接続」になります。

    IPアドレスでやればよい、という向きもあるでしょうが、その場合認証はNTLMになってしまい、Kerberos認証とはならないので、セキュリティが低下するのは避けたいモノです。

    DHCPでのアクセスですが、WindowsのDHCPであれば、クライアントの「DNS動的更新」が無効化されていても、設定によりAレコードの更新は普通にできます。Windows NTといったDNS動的更新非対応のOSも考慮したつくりになっているためです。内容については、したの資料に載っていますね。

    https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1501/22/news033.html


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。


    2020年9月15日 14:30
    モデレータ
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    2020年9月23日 6:14
    モデレータ