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outlook2016の代理アクセスをコマンドで実行する方法 RRS feed

  • 質問

  • Exchangeサーバとメーラーでoutlook2016を使用しています。

    先日、outlook2016のアップデートがあり、「バージョン1708(ビルド8431.2242 クイック実行)」になったところ、代理アクセスの追加ができなくなりました。管理センターまたはexchange PowerShellコマンドで以下の操作を実行する方法をご教示ください。

    操作は以下の通りです。

    1.outlook2016のファイル→情報→アカウントの設定から代理アクセスを選択

    2.代理人のウィンドウが表示され「追加」を選択

    3.代理人の追加から、代理人とするユーザを選択

    4.代理人アクセス権の設定(予定表:編集者、会議関係のメールを代理人にも送信するはチェックのまま、タスク:編集者)

     設定したアクセス権情報を代理人に自動送信する:チェックなし、代理人に非公開に設定したアイテムのアクセスを許可する:チェックする→OKクリック

    5.代理人ウィンドウでユーザが表示され「代理人のみ。ただし、会議出席依頼と出欠の返信のコピーを自分宛てに送信する(推奨)を選択→OKクリック

    なお、現状は以下のエラーが出て登録できない状況です。

    「[代理人]タブの設定は正しく保存されませんでした。代理人リストをアクティブにできません。

    この操作をこのオブジェクトに対して実行するのに必要なアクセス権がありません。

    このエラーの詳細については以下をご覧ください。

    https[:]//support.micorosoft.com/kb/2595557」

    よろしくお願いいたします。
    2018年6月13日 9:08

回答

  • Outlookから設定される代理人設定ですが、主な役割としては代理送信者権限の付与となりますのでExchangeの管理シェルからの操作であれば

    Set-Mailbox -GrantSendOnBehalfTo

    で一部代用することができます。一部と言ったのは、Outlookから実行される代理人機能はそれ以外にフォルダのアクセス権設定や受信トレイルールの作成などが並行して行われているためとなります。

    Outlook の代理人機能の仕組み
    https://outlooklab.wordpress.com/2008/11/08/outlook-%E3%81%AE%E4%BB%A3%E7%90%86%E4%BA%BA%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF/

    このため、完全に管理者側の操作でこの設定を代用することは難しいとの認識です。

    また、当該エラーメッセージですが、この代理人リストが不正な状態(削除されたユーザーがいるなど)の場合に一度Set-MailboxでGrantSendOnBehalfToを空にして再設定すれば可能なケースや、Exchangeの一部の権限を付与することによって解消するケースもありますので、参考までに記載いたします。

    Windows ログオンユーザー以外の代理人設定時に発生する事象について
    https://blogs.technet.microsoft.com/outlooksupportjp/2015/06/30/windows/

    2018年6月15日 23:16

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