皆様、お疲れ様です。 Office Developer Center 管理者の西岡です。
現在、私は米国のサンノゼで開催されている、Microsoft Office System developer conference 2008 に参加しています。
つい先ほどですが、新しいMOSS/WSS用の開発ツールの発表がありましたので、速報でお知らせします。
Visual Studio 2005 extentions for Windows SharePoint Services 3.0 (VSeWSS) Version 1.1
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=3e1dcccd-1cca-433a-bb4d-97b96bf7ab63&displaylang=en
現在上記のサイトから英語版がダウンロード可能です。なお、今回のバージョンでは日本語版も提供を予定しておりまして、近日中にダウンロードが可能になるとのことです。主な新機能は以下の通りです。
VSeWSS 1.1(v1.0からの差分):
1. 新しいプロジェクト/アイテムテンプレート
2. Visual Basic対応
3. Solution / Featureの編集機能
4. 配置の高速化
5. 各国語対応 (日本語を含む9ヶ国語)
また、今回の発表では、VS2008に対応した
Visual Studio 2008 extensions for Windows SharePoint Services 3.0 (VSeWSS) Version 1.2
の発表もありました。こちらは2008年6月提供開始とのことです。
こちらの機能は詳細が公表されておりませんが
VSeWSS 1.2(v1.1からの差分):
1. Visual Studio 2008対応
2. v1.1とのside by side実行
という形で、機能的には1.1と同等になるようです。
VS2008でMOSSのワークフロー開発が便利になったのに、他の開発は2005だと、開発環境が2つになって面倒だな。。。と思われている方には朗報かと思います。
今後、Office Developer Centerのサブサイトである、SharePoint Server Developer Portal でもこの新しいVSeWSSに関する技術資料は積極的に提供をおこなっていく予定です。
ぜひぜひご期待ください。
西岡