none
無線LANのSSIDが優先順通りに動作しない RRS feed

  • 質問

  • 現在、社内PCのネットワークは無線LANをメインに使用しております。

    SSIDが複数存在しているため、社内ネットワーク用のSSIDについてはグループポリシーで

    優先的に接続するように設定しておりますが、次点のSSIDに接続されることが散見されます。

    SSIDの接続先が決定されるプロセスや原因をご存知の方がおられましたらご教示頂けますでしょうか。

    <環境>

    ■クライアント

    Windows10 Professional(1903)

    ■サーバ

    Windows Server 2012(Active Directory)

     →GPOで社内ネットワーク用のSSIDと社外で使用するWiFiルータのSSIDを配信

      (SSIDはそれぞれ異なるID名で設定しています)

    <確認内容>

    ・GPOの優先順位は「社内用のSSID」→「社外用のSSID」で相違なし

    ・クライアント側のSSID表示順も「社内用のSSID」が上に登録されている

     →コマンド(netsh wlan show profiles)で一覧表示しても「社内用のSSID」、「社外用のSSID」の順になっている

    ・電波強度は問題ないため、起動時に電波が拾えないといったことはない

     (なお、同一SSIDではないので電波強弱での接続順ではなく、優先順位に従うものと認識しています)

    ・100%の再現性ではない

    <無線プロファイル>
    ・社内用のSSID

       認証方法:スマートカードまたは証明書

       このネットワークに自動的に接続する:有効 

       より優先するネットワークに自動的に切り替える:無効 

       事前認証エラーの最大数:6

    ・社外用のSSID

       認証方法:WPA2PSK

       このネットワークに自動的に接続する:有効 

       より優先するネットワークに自動的に切り替える:有効 

       事前認証エラーの最大数:3

    <その他の疑わしい点(未検証)>

    ・高速スタートアップからPCが復旧する際の動作はどうか

    ・キャッシュログオンの場合でも証明書の認証がキチンととれているのか

    上記の何れも認証エラーの上限に達して切り替わっているのでは??と考えたりもしますが

    OSイベント以外にログが存在するのかどうかが不明です。

    2020年5月20日 3:13

回答


  • 自己解決したので共有しておきます。
    1世代前のリリースノートしか掲載されていなかったので該当する不具合があったかは確認できていませんが
    結論から言うと、Intelから最新ドライバを直接ダウンロードし、アップデートすることで解消しました。
    (メーカーサイトのものは古いままでした)

    該当のドライバは以下となります。
     Intel Dual Band Wireless-AC 8265
        問題が発生していたバージョン: 20.70.3.3
        解消が確認できたバージョン: 20.70.17.1

    <不具合の内容>
    OSイベントの 「アプリケーションとサービスログ」→「Microsoft」→「WLAN-AutoConfig」を確認する限り、
    以下の動作が行われます。
     
     <正常なPC>
      「このネットワークに接続した状態で別のワイヤレスネットワークを探す」が有効な場合、起動時に優先順位が
      低い無線プロファイルに接続しても、優先順位の高い無線プロファイルに接続しなおす。

     <動作が異常なPC>
      「このネットワークに接続した状態で別のワイヤレスネットワークを探す」が有効になっているにも関わらず、
      優先順位の高い無線プロファイルに接続しようとしない。

    なお、社内用のSSIDにつながっているケースでは、単純に最初に接続が行われていただけでした。
    (1つのGPOで設定を配信しているのに、接続を試みる順番が異なる仕組みはよく分かりません)

    2020年5月21日 5:52