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Hyper-V2.0でのフェイルオーバーの仕様について RRS feed

  • 質問

  • 以下のHyper-V2.0の構成です。

    ・2ノード構成

    ・NICは2ポート(親パーティションで2ポートをTeaming しており、実質1ポート)

    ・MSFCを構成

    ・ノードはFCストレージを共有しCSVを作成

    ・親パーティションはサーバのローカルディスクにインストール

    ・仮想マシンはCSV上に作成

    ・1ノードに1台の仮想マシンを配置済み

    上記構成で、ライブマイグレーション、クイックマイグレーション共に、正常動作しています。また、フェイルオーバーのテストとして、1台のノードをシャットダウンすると、そのノードの仮想マシンは残りのノード上で動作を引き継ぎます。

    以下が質問なのですが、

    フェイルオーバーのテストとして、1台のノードのLANケーブルを抜いたのですが、仮想マシンが、ケーブルを抜いた側のノードで起動したり、抜かなかったノードで起動したりします。本来はケーブルを抜いていない側のノードで常に仮想マシンが起動するべきと考えています。

    どなたか、原因や、LAN障害時のフェイルオーバーの仕様がわかる資料の場所などご存知であれば教えていただけませんでしょうか?

    よろしくお願い致します。

     

    2010年10月6日 6:14

回答

  • 阿部です。

    まず気になったのは、NICはチーミングをしていて実質1ポートというところです。ということは、パブリックネットワークのみで構成しているのですよね。MSFCを構成する際の推奨としては、パブリックネットワークとプライベートネットワークを構成することになります。

    >フェイルオーバーのテストとして、1台のノードのLANケーブルを抜いたのですが、仮想マシンが、ケーブルを抜いた側のノードで起動したり、抜かなかったノードで起動したりします。本来はケーブルを抜いていない側のノードで常に仮想マシンが起動するべきと考えています。

    このような動作をするためにはNICが2枚存在するので、パブリックネットワークとプライベートネットワークを構成してみてはいかがでしょうか?

    MSFCのクォーラム構成は想像するにノードおよびディスクマジョリティだと思いまが、LANケーブルを抜くとハートビートが届かなくなり障害を検知します。そこで現在監視ディスクをつかんでいるノードが2票となるのでそちらのノードが生き残っているのではないでしょうか?

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.spaces.live.com/
    2010年10月8日 4:04
    モデレータ
  • 阿部です。

    残念ながら資料などの情報は知りません。

    あくまでも私の予測の範疇の情報ですので、確証を得るにはクラスターログを見て判断していただければと思います。

    cluster log /g

    でクラスタログを生成できますので、そちらを見てどのような動作になっているか確認できると思われます。

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.spaces.live.com/
    2010年10月12日 8:08
    モデレータ

すべての返信

  • 阿部です。

    まず気になったのは、NICはチーミングをしていて実質1ポートというところです。ということは、パブリックネットワークのみで構成しているのですよね。MSFCを構成する際の推奨としては、パブリックネットワークとプライベートネットワークを構成することになります。

    >フェイルオーバーのテストとして、1台のノードのLANケーブルを抜いたのですが、仮想マシンが、ケーブルを抜いた側のノードで起動したり、抜かなかったノードで起動したりします。本来はケーブルを抜いていない側のノードで常に仮想マシンが起動するべきと考えています。

    このような動作をするためにはNICが2枚存在するので、パブリックネットワークとプライベートネットワークを構成してみてはいかがでしょうか?

    MSFCのクォーラム構成は想像するにノードおよびディスクマジョリティだと思いまが、LANケーブルを抜くとハートビートが届かなくなり障害を検知します。そこで現在監視ディスクをつかんでいるノードが2票となるのでそちらのノードが生き残っているのではないでしょうか?

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.spaces.live.com/
    2010年10月8日 4:04
    モデレータ
  • ご回答いただき、有難うございます。

    また、返信が遅くなりまして、申し訳ございません。

    いただきましたご回答ですが、追加で確認をさせていただけますでしょうか?

    実際はNICは4枚で、チーミングにより合計2ポートなのですが、ネットワーク機器の障害のため、現在は1ポートの運用で、最終的には2ポートでの運用予定です。

    今回の動作は、NICが1ポートのためとのことですが、2ポートの場合、片側のサーバのLANケーブルを抜くと、残りのNICではどのような動作が行われることにより、LANケーブルを抜いた側のサーバを障害発生と認識するのでしょうか?何か資料がアップされている場所を教えていただいても結構です。

     

    >MSFCのクォーラム構成は想像するにノードおよびディスクマジョリティだと思いまが・・・

    はい。その通りです。

    唯一のハートビートLANが疎通できなくなると、監視ディスクにより、生き残っているノードを判断するとのことですが、こちらも何か資料のあるURLなどご存知でしたら、お教えいただけないでしょうか?

     

    2010年10月12日 5:36
  • 阿部です。

    残念ながら資料などの情報は知りません。

    あくまでも私の予測の範疇の情報ですので、確証を得るにはクラスターログを見て判断していただければと思います。

    cluster log /g

    でクラスタログを生成できますので、そちらを見てどのような動作になっているか確認できると思われます。

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.spaces.live.com/
    2010年10月12日 8:08
    モデレータ
  • 阿部さん。

    ご回答ありがとうございました。

    Hyper-Vでのフェイルオーバーに関する詳細な資料がどうも見つかりません。

    ESXのHAにはマニュアルに細かい動作が書いてあるのですが。

    もう少し探しつつ、ご教示いただいたクラスターログも調べてみたいと思います。

     

     

     

    2010年10月14日 10:12