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Windows Server 2008 R2でのDHCPサーバについて RRS feed

  • 質問

  • DHCPで予約設定している様々なIP機器を予約設定しておいた状態で、唯一無線LANのアクセスポイントに限って、再起動をすると予約の中で再起動したアクセスポイントだけ消失してしまいます。
    以下の操作を行うと、必ず再現します。

    ①無線LANのアクセスポイントを設定画面で表示し、再起動を行う操作をします。
    ②再起動したとたん、DHCPの予約から消失します。
    ③これを再度、「新しい予約」で登録しようとすると、「指定したアドレスは利用できません。」とメッセージボックスで表示されます。
    ④これを「OK」ボタンクリックし、「新しい予約」ダイアログボックスを閉じて、DHCPの管理コンソール上でF5キーを押して、再描画させますと
    消失した予約が現れます。

    ※③を行わず、④の操作を行っても予約が現れることはありません。④の操作を行うことで、現れます。
    ※また現れた途端、無線LANアクセスポイントのpingも返してくれるので、このタイミングでIPアドレスをもらっていると推測されます。

    最近までは、Windows Server 2008のOS上でDHCPサーバを使用していましたが、上記のような事象は現れませんでした。
    私の中で感じているのは、2008 R2のOS上でDHCPサーバを導入したら、このようなことになっております。

    新しく別のサーバPCを用意し、2008 R2をインストール、同時にDHCPサーバもインストールして同じく検証しましたが、同様の症状が出てきます。

    これに関しまして、皆様のご教示をいただきたく思います。
    ちなみにですが、IP機器は、サーバPC・webカメラ・IP電話など、様々な機器をつなげた状態ですが、決まって無線LANアクセスポイントだけ
    この症状が現れるのです。

    よろしくお願いします。
    • 移動 Jundan Wu 2012年10月3日 16:57 (移動元:Windows Server 2008 R2 全般)
    2010年1月5日 8:46

すべての返信

  • 安藤@大分です。

    イベントログに何かエラーは記録されていませんか。
    あと無線LANアクセスポイントのファームウェアの新しいものがあれば
    更新してみたらどうなるでしょうか。
    ANDO Koji (https://mvp.support.microsoft.com/profile/Ando)
    2010年1月6日 0:08
  • 安藤@大分 さま

    ご教示いただきまして、ありがとうございます。
    また返答が遅くなりまして、大変大変申し訳ございませんでした。

    イベントログを確かめましたが、特にエラーとなる記録は残っていませんでした。
    無線LANアクセスポイントについては、ファームウェアを常に新しくしていますので、現時点においても最新を維持しています。


    また、予約設定しているIPアドレスは『割り当て範囲から除外されたIPアドレス』の範囲内で
    登録していますので、予約そのものは正しいのだと思っております。

    この考え方がおかしいのでしょうか?
    もしかすると『割り当て範囲から除外されたIPアドレス』ではない範囲のIPアドレスを予約設定すべきなどでしょうか???

    とても悩んでおります…。
    2010年1月6日 9:52
  • 阿部です

    予約は通常割り当て範囲のIPアドレスの範囲から設定します。

    この考え方は、リースされるIPの中で予約を行い、指定したIPアドレスを配布するということになります。
    2010年1月6日 23:49
  • 阿部 さま

    ご回答ありがとうございます。

    つまりは、私が行っているやり方は、通常とは間違っていますでしょうか。
    本来予約をする場合、『割り当て範囲から除外されている』定義以外のIPを割り振るべきでしょうか。

    実は、これも懸念の一つでしたので、除外されていないIPアドレスを予約設定してみました。
    しかし、対象となるアクセスポイントを再起動すると、同様に予約が消失してしまいます。

    う~ん。。。
    2010年1月7日 0:28
  • 阿部です

    私自身、NTの時代からそのように設定していましたが、割り当て範囲以外での予約が可能ならばそれでもいいと思います。

    通常DHCPでの予約設定を行う要件としては、スコープ範囲内のPCがアクセス制御などの関係で特定のIPに固定されなく
    てはならない等がある場合に使用すると考えられます。

    私の場合はそれが運用中よくにあったので、予約を使用した経験があります。

    このトラブルの原因とは関係ないのですが、そもそも無線LANアクセスポイントのIPをDHCPからもらう必要があるのでしょうか?

    常に電源が入っているサーバーやプリンタ、アクセスポイントなどは運用面やメンテナンスなどを考慮した場合、固定IPとして設定
    するほうが一般的だと思います。DHCPから配布してもらうこともできなくはありませんが・・・

    もし、このトラブルが長引くようなら固定IPにしてしまうのも一つの手段だと思われます。

    2010年1月7日 3:00
  • 阿部 さま

    ご回答、大変感謝いたします。

    > 通常DHCPでの予約設定を行う要件としては、スコープ範囲内のPCがアクセス制御などの関係で特定のIPに固定されなく
    > てはならない等がある場合に使用すると考えられます。
    ⇒おっしゃる通りだと思います。しかし当社で行っている設計上で、パソコン以外の機器については基本的にDHCPから
       予約設定した定められたIPを受け取るようにするということにしているため、現在の方式をとっておりました。


    > このトラブルの原因とは関係ないのですが、そもそも無線LANアクセスポイントのIPをDHCPからもらう必要があるのでしょうか?

    > 常に電源が入っているサーバーやプリンタ、アクセスポイントなどは運用面やメンテナンスなどを考慮した場合、固定IPとして設定
    > するほうが一般的だと思います。DHCPから配布してもらうこともできなくはありませんが・・・
    ⇒ありがとうございます。
      上記にも回答させていただきました通り、基本的なスタンスとしては、DHCP予約したIPをもらうようにしたいという意向が強いため
      ご教示いただいた内容は実現できそうにもないのです。
      また、本来アクセスポイントを固定IPとして入れること行ったとしても、実は、foma端末の内線電話化をするために
      無線LANを利用しています。foma端末にもIPアドレスを割り振るわけですが、これを自動割り振りすると非常に不安定な状態が続くため、
      DHCP予約から常に同じIPアドレスを利用しています。
      fomaも無線LANを利用していることから、アクセスポイントと同じように予約から消えてしまうのです。
      よって、固定IP化をしても本来の解決に至らないため、非常に難航しているというわけです。


    また、これは私の勝手な言い草になってしまいますが、
    Windows Server 2008でのDHCPサーバでは本件は発生しませんでしたが、
    Windows Server 2008 R2でのDHCPサーバ(現在)で、発生してしまいますので
    OSに影響しているのかも、という妄想も抱いております。

    2010年1月7日 6:54
  • 安藤@大分です。

    可能であれば、パケットキャプチャで情報のやりとりを解析してみてください。
    そこでOSによってやりとりが異なるとするとインシデントを使って調査を依頼すると
    良いかもしれません。バグならインシデント使いませんし。

    ANDO Koji (https://mvp.support.microsoft.com/profile/Ando)
    2010年1月7日 7:15
  • 阿部です

    なるほど、そのような要件があったのですね

    私のほうで、検証してみました。

    OS:Windows Server 2008 R2
    AP:IO-DATA WN-WPAG/A

    において、R2にDHCPを立ててTestスコープを作成。範囲は192.168.10.160-170 除外範囲は192.168.10.166-170

    予約を192.168.10.166

    結論から申しますと、特に問題なく動いています。そもそも、予約設定が消えるというのが解せませんね。

    これはAPというより特定の条件下での現象ととらえたほうがいいと思われます。

    ここまで来ると、有償サポートを検討されたほうがよろしいかと思います。

    2010年1月7日 7:54
  • 安藤@大分 さま
    阿部 さま


    島根の星です。

    いつも的確なアドバイス、ありがとうございます。
    メッセージが記載されていると、気持ちがホッとします。


    阿部さまの方では、特に消失しないというとやはり私どもの
    環境に不備があるのでしょうか。。。

    DHCPサーバを立てているネットワークアドレスには、ゲートウェイとして
    ルータとLayer3ハブを置いています。
    また、アクセスポイントを配置しているネットワークアドレスにも
    ルータを設置していまして、このネットワークアドレスは、DHCPサーバのネットワークアドレスとは
    別にしていますので、ルータ内には「DHCPリレーエージェント」機能で、DHCPサーバへ
    行くように設定しています。

    これらにも環境の不備や、確認すべき重要事項などはありますでしょうか。

    悩ましいですね。。。

    2010年1月7日 9:15
  • 阿部です

    可能ならば、DHCPと同一セグメント内で同じ現象がおこるか確認したほうがいいかもしれませんね。

    それによって、ルーターを超えた際に発生する現象なのか?そうでないのかの切り分けができますから・・・

    この手のトラブルは悩ましいですね

    2010年1月7日 9:31
  • 阿部 様

    島根の星です。

    返答が大変遅くなりまして、申し訳ございませんでした。
    検証するための環境作りに、非常に時間を使ってしまいました。

    実際に、以下のパターンを試してみました。
    ①DHCPサーバと同じセグメントで検証しましたところ、予約から消失することはありませんでした。
    ②DHCPサーバとは別のセグメントですが、間にはLayer3のハブを配置している環境でも、予約から消失することはありませんでした。
    ③DHCPサーバとは別セグメントで、NTT回線を介したネットワーク環境ですと、予約から消失します。

    上記3パターンの検証は、全く同じ機種で物理的にも同じアクセスポイントを使用して行った結果です。
    つまり、③の場合だけ予約から消失していますので、この場合はルータを問題視するべきでしょうか。
    ちなみにルータ出の設定では「DHCPリレーエージェント」を有効にして、実際のDHCPサーバのアドレスを記載しています。
    アクセスポイントに限らず、クライアントPCでもこの設定が有効になっているので、DHCPサーバからIPアドレスをもらっているという動作をしています。

    アクセスポイントに何の問題があるのか。。。
    ルータに問題があるのか。。。
    2010年1月12日 6:32
  • 安藤@大分です。

    DHCPのリース予約は恒久的に行われるのが普通であって、管理者(ユーザ)の操作無しに
    予約が消えると言うことは環境にもよるのかもしれませんが、OSの不具合の可能性も
    十分に考えられます。

    可能であればパケットキャプチャのデータを添えてサポート依頼されるとよろしいかと思います。
    ANDO Koji (https://mvp.support.microsoft.com/profile/Ando)
    2010年1月12日 6:54
  • 阿部です。

    DHCPリレーエージェントを使用しているということですが、そのOSはWindows Server 2008 R2なんでしょうか?それとも別のOS?

    この状態では一つ一つ確認していくしかないのですが・・・・

    試す価値があるのは
    ・ルーターでのDHCP転送(CISCOならIP Helperをしてみる)(OSのリレーエージェントを使用している場合)
    ・リレーエージェントのOSがR2以外ならR2にしてみる(もしくはR2なら別のOSにしてみる)

    あたりでしょうか?

    まあ、これは根本的な問題解決にはならないかもしれませんが・・・

    どちらにしても予約設定が上記環境で消えるのはおかしいのでサポートに問い合わせしてみるのも一つの手段ではないでしょうか?

    2010年1月12日 6:55
  • 安藤@大分 さま   阿部 さま

    島根の星です。

    返信が遅くなりまして、本当に本当に申し訳ございませんでした。
    本件、以下の検証をじっくり行っていました。

    ①現在のDHCPサーバOSはWindows Server 2008 R2でありドメインコントローラサーバである。
    ②このサーバに、DHCPサーバの役割をアンインストールした。
    ③別のメンバーサーバを用意し、サーバOSはWindows Server 2008 R2をインストールした。
    ④このサーバにはDHCPサーバの役割をインストールする。
    ⑤ここで予約設定の状況を確認するため、無線LANアクセスポイントを再起動する。
    ⇒すると、今回のように同様の事象が発生する。

    次に③~⑤を同じく行いましたが、このサーバOSをWindows Server 2008 SP2にしてみて、同様の検証を実施した。
    ⇒すると予約から消失せず、再起動後には正常にIPアドレスを取得して通信が可能となりました。


    ここで思うに、Windows Server 2008 R2内でのDHSPサーバに不具合が生じているのか。
    あるいは、再起動しているアクセスポイントのファームウェアが対応していないのか。
    という考えに絞り込まれた気がします。

    皆様どうご解釈されますか?
    アクセスポイントは様々な機種(すべて同じバッファロー)を使用していますが、Aという機種は予約が消失して、Bという機種は予約から消失しないということでもあります。
    ちなみにBの機種は、Aの機種よりも販売した時期が古いです。

    このことからどうしても前者である、『Windows Server 2008 R2内でのDHSPサーバに不具合が生じている』と疑ってしまうのですが、
    早とちりでしょうか。


    う~む。。
    2010年1月16日 4:03
  • 島根の星 です。

    継続して、いろいろと調べてきていますが、改善が見られない状態です。

    ・無線LANアクセスポイントのメーカに問い合わせても、Server 2008 R2のポリシー設定がおかしいという「想定」の回答
    ・ルータのメーカに問い合わせても、DHCPリレーエージェントのログには、異常をきたすものが見られないとの回答

    これから解決の糸口が見えなくなってしまいました。

    そして更なる調査を進めていたところ、どうもWindows Server 2008 R2のDHCPサーバには「NAP」(Network Access Protection)
    なる機能が存在するらしいことは分かりました。

    どうも不正アクセスを防ぐために、IPアドレスを簡単には渡してあげない仕組みのようですが、頭の容量がそろそろオーバーしてきた私には
    理解ができないものでした。

    本件で、NAPに大きな関わりがあるかもしれないという想像から、皆様、NAPとはどのようなものなのか
    ご教示いただけますでしょうか。

    よろしくお願いします。
    2010年2月4日 8:06