[環境]
OS:Windows2003 server Enterprise Edition Service Pack 2
設定して1年ぐらい経過しているクラスタサーバ(Windows2003 server)で、
ある日再起動した際に
設定している共有フォルダが参照できなくなるという事象が発生しました。
クラスタアドミニストレータ画面を確認したところ、
「リソースの種類」が「ファイル共有」になっているリソースがエラー表示に
なっていたのですが、「Oracle Database」等の他のリソースにはエラーは表示
されていませんでした。
また、イベントログには以下のようなエラーが表示されていました。
イベント ID : 1068
ソース : ClusSvc
説明 : エラー 21 で、クラスタ ファイル共有リソース ～ を開始するのに失敗しました。
その後、サーバを再起動しても、この事象は解消されず
強制的に「グループの移動」を実行したところ、一瞬、所有者が待機系サーバ名称に
切り替わったものの、また稼動系サーバ名称に戻りエラーの表示も解消されました。
この状態になった後は共有フォルダが外部からも参照可能となりました。
つきましては以下の点を教えていただきたくお願いいたします。
もしくは調査するにあたり、何を見れば状況がわかるようになるかでもいいので
教えていただければと思います。
（１）上記イベントログにより共有ディスクまわりのハード的な障害を想定しているが
共有ディスクに異常がある場合でも「Oracle Database」は正常に稼動するものなのか？
（２）障害を検知しているにも関わらず、どうして待機系に自動的に切り替わらなかったのか？
もしくは切り替わろうとしたがうまくいかずまた稼動系に戻ってしまった可能性もあるが
そのような状況はログなど何か見ればわかるものなのか？
（３）再起動しても解消されなかったのに、手作業で「グループの移動」を実行して
事象が解消されたのか？また、一瞬、待機系になって稼動系に表示が戻るような事象は
どのような場合におきるのか？
なにぶんMSCSの知識が不足しているためどんな情報でも欲しい状況です。
よろしくお願いいたします。
