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NTFSフォーマットのアロケーションユニットサイズを変更することの弊害はありますか? RRS feed

  • 質問

  • お世話になっております。

    WindowsStorageServer2003 x64で
    (WindowsServer2003 x64と同じと考えていただいてもOKです)
    大き目のサイズのファイルを格納する領域(パーティション)を作成したいと思っています。

    断片化の影響を少なくするため
    NTFSフォーマットをするときにアロケーションユニットサイズを
    既定(4kB)から64kBに大きくしてみたいと思いました。

    このことで
    WindowsOSや他の製品で影響が出る、といった情報をお持ちでしたら
    ぜひご教示頂けますでしょうか?
    (ADやDFSの機能が使えなくなる、
     DataProtectionServerやExchangeServerの利用に制限がでる、
     かえって速度が遅くなる、など)

    どうぞ、宜しくお願い致します。

    2009年3月2日 7:49

回答

  • http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc781134.aspx

    http://support.microsoft.com/kb/140365/ja

    うえのページによると

    Windows 2000、Windows server 2003 のデフォルト値は

    ポリュームサイズ 32G-2TB → クラスタサイズ 4KB

    となっていますが?これ以外にMS関係では情報がみつかりませんでした。

    MS関係以外ではしたのページがわかりやすいと思う。
    http://questionbox.jp.msn.com/qa2627545.html

    また、他の回答者からの適切な回答を待ってみてください。


    試験問題作成委員会
    2009年3月3日 8:38
  • 試験問題作成委員会さん、有難う御座います。


    ボリュームシャドウコピー(VSS)の機能で、クラスタサイズがらみの情報がみつかりました。
    「ボリュームを最適化するとシャドウ コピーが削除されることがある」
    http://support.microsoft.com/kb/312067/ja
    - 共有フォルダのシャドウ コピーに使用するボリュームを最適化する場合、マイクロソフトではクラスタ アロケーション ユニット サイズをボリュームのフォーマット時に 16 KB 以上に設定することを推奨します。


    可能ならば大き目のクラスタサイズで運用したいのですが、
    一方、SystemCenter Data Protection Manager のContinuous Data Protection 機能(ファイルバックアップ同期の一機能)や
    WindowsServerのDFS機能で、ファイルの更新ブロックだけを転送する仕組みなどで
    クラスタサイズを標準から変えると何か問題がありそうで心配です。
    2009年3月7日 6:36
  •  チャブーンです。

    > 可能ならば大き目のクラスタサイズで運用したいのですが、一方、SystemCenter Data Protection Manager の
    > Continuous Data Protection 機能(ファイルバックアップ同期の一機能)やWindowsServerのDFS機能で、ファ
    > イルの更新ブロックだけを転送する仕組みなどで

    これは DFS-R の複製プロセスである RDC(Remote Differential Compression)のことでしょうか?それであれば、心配はないと思いますよ。これは、いわゆる物理ディスク情報のコピーtoコピーではなく、RDCライブラリを使ったソフトウェア変換された動的なブロックという意味になります。くわしいところはここをみてもらえば、わかるでしょう。

    アロケーションユニットサイズを変えた場合の問題点として(不具合情報は別にして)、4KBを越えた場合NTFS圧縮機能が使えなくなります。NTFS圧縮機能はサービスパックやセキュリティ更新プログラムをインストールしたときのアーカイブデータにデフォルトで利用されますので、これが無効になると更新プログラムを適用するほどドライブ容量を圧迫します。

    あとはリムーバブル的に「いろいろなOS上に付け替えて稼働」させたい場合、古いOSとの互換性がどうか、といったあたりを念のため確認する、といったあたりでしょうか。

    明らかな不具合情報を別にすれば、取りあえずの心配点はこんなところだと思いますよ。
    2009年3月8日 11:15

すべての返信

  • http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc781134.aspx

    http://support.microsoft.com/kb/140365/ja

    うえのページによると

    Windows 2000、Windows server 2003 のデフォルト値は

    ポリュームサイズ 32G-2TB → クラスタサイズ 4KB

    となっていますが?これ以外にMS関係では情報がみつかりませんでした。

    MS関係以外ではしたのページがわかりやすいと思う。
    http://questionbox.jp.msn.com/qa2627545.html

    また、他の回答者からの適切な回答を待ってみてください。


    試験問題作成委員会
    2009年3月3日 8:38
  • 試験問題作成委員会さん、有難う御座います。


    ボリュームシャドウコピー(VSS)の機能で、クラスタサイズがらみの情報がみつかりました。
    「ボリュームを最適化するとシャドウ コピーが削除されることがある」
    http://support.microsoft.com/kb/312067/ja
    - 共有フォルダのシャドウ コピーに使用するボリュームを最適化する場合、マイクロソフトではクラスタ アロケーション ユニット サイズをボリュームのフォーマット時に 16 KB 以上に設定することを推奨します。


    可能ならば大き目のクラスタサイズで運用したいのですが、
    一方、SystemCenter Data Protection Manager のContinuous Data Protection 機能(ファイルバックアップ同期の一機能)や
    WindowsServerのDFS機能で、ファイルの更新ブロックだけを転送する仕組みなどで
    クラスタサイズを標準から変えると何か問題がありそうで心配です。
    2009年3月7日 6:36
  •  チャブーンです。

    > 可能ならば大き目のクラスタサイズで運用したいのですが、一方、SystemCenter Data Protection Manager の
    > Continuous Data Protection 機能(ファイルバックアップ同期の一機能)やWindowsServerのDFS機能で、ファ
    > イルの更新ブロックだけを転送する仕組みなどで

    これは DFS-R の複製プロセスである RDC(Remote Differential Compression)のことでしょうか?それであれば、心配はないと思いますよ。これは、いわゆる物理ディスク情報のコピーtoコピーではなく、RDCライブラリを使ったソフトウェア変換された動的なブロックという意味になります。くわしいところはここをみてもらえば、わかるでしょう。

    アロケーションユニットサイズを変えた場合の問題点として(不具合情報は別にして)、4KBを越えた場合NTFS圧縮機能が使えなくなります。NTFS圧縮機能はサービスパックやセキュリティ更新プログラムをインストールしたときのアーカイブデータにデフォルトで利用されますので、これが無効になると更新プログラムを適用するほどドライブ容量を圧迫します。

    あとはリムーバブル的に「いろいろなOS上に付け替えて稼働」させたい場合、古いOSとの互換性がどうか、といったあたりを念のため確認する、といったあたりでしょうか。

    明らかな不具合情報を別にすれば、取りあえずの心配点はこんなところだと思いますよ。
    2009年3月8日 11:15
  • こんにちは、フォーラムオペレーターの鈴木裕子です(^O^)/

    試験問題作成委員会 さん、チャブーン さん、回答ありがとうございました!

    DEKOCHAN さん、その後いかがでしたか?実際にアロケーションユニットサイズの変更は試されましたでしょうか。
    引き続きのご質問がなかったので、こちらの投稿については無事疑問解決されたのではと思いまして、同様の情報を探している方には参考となるスレッドだと思いましたので、勝手ながら私のほうで
    [回答としてマーク]をつけさせていただきました。
    ただもし引き続きご質問がある場合や、不適当と思われた場合は、遠慮なくチェックを解除してくださいね。

    お時間のある時で良いので、その後の経緯(実際に試されてどうだったか)をご投稿いただけると、とても嬉しいです!

    これからもIT技術者の皆様の情報交換の場として、Forumをご活用ください。
    ご自身が経験のある内容を見つけられた場合は、ぜひコメントのご投稿もお願いします(^-^)

    マイクロソフト株式会社 フォーラムオペレータ 鈴木裕子
    2009年3月26日 4:32
  • チャブーン様

    お返事が遅くなりまして申し訳御座いません。
    ご教示どうも有り難う御座います。

    DFS-Rの機能では、お互いのファイルの内容の比較と転送の単位のサイズは
    ディスクフォーマット時のブロックサイズとはまったく関係なしに
    指定される(指定できる)ようで、安心致しました。
    RDCを利用するアプリケーションを開発することも出来るようですね。
    Windowsは、OSのもつさまざまな機能を
    ユーザー開発のソフトウエアからいろいろ利用できるので、素晴らしいです。

    NTFS圧縮について、既定で使用されていることは知りませんでした。
    もしブロックサイズを4kb超にする場合は、ディスク容量に余裕が必要を持たせたいと思います。
    WindowsUpdateのキャッシュは大量に溜まっていくものですので・・・


    鈴木様

    申し訳御座いませんでした。恐れ入ります。
    2009年3月27日 2:17