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Hyper-V 上でサウンド デバイスが見つからない。 RRS feed

  • 質問

  • 以下の環境のゲスト側でサウンド デバイスが発見できず、音が鳴らない状態になってます。

    ゲストは音楽・ビデオを視聴する用途で運用したいので、音が鳴らないのはかなり致命的。

     

    ハードウェア

    CPU:Athlon 64 X2 4600+

    メモリ:DDR2 800 8GB

    マザーボード: GA-MA790FX-DQ6(GIGABYTE)

    オーディオ:Realtek ALC889A(オンボード)

     

    ホスト

    OS:Windows Server 2008 Standard (x64)

    Hyper-V RTM版

     

    ゲスト

    OS:Windows Vista Ultimate SP1 (x64)

    メモリ:1024MB 割り当て

    Hyper-V統合機能インストール済み

     

    やむなくVirtual PC 2007 上にゲストを入れようとすると、Virtual PC 2007 のホストとして

    Windows Server 2008 はサポートされていないと警告されて、インストールを完了できません。

     

    Hyper-V の設定の問題なのでしょうか?

    それともハードウェアの問題なのでしょうか?

    心当たりのある方、情報提供をお願いします。
    2008年7月7日 4:18

回答

  • Hyper-Vの親パーティションは全てのデバイスを認識することが出来ますが、子パーティションは、VMBus経由でアクセスできるデバイスしか認識することができません。
    このため、子パーティションで扱えるデバイスには制限があります(制限があるというより、使えるデバイスが限定されている)

    使えるデバイスは、子パーティションの「設定」で表示されているデバイスのみとなり、これ以外のデバイスを使うことはできません。
    音源系は使えるデバイスの対象外となっています。

    Hyper-V はサーバOSを稼働させるプラットフォームなので、サーバOSを運用するのに必要なデバイスしかサポートされておらず、クライアントOSを稼働させることはできますが、クライアントPC向けのデバイスはバッサリと切り捨てられています。(USBとTPMが非サポートなのは悲しいですけど)

    Virtual PC はあまり使ったことがないのですが、VMware Workstation 等のデスクトップ系仮想化プロダクトは音源をサポートしているケースが多いのですが、ホストOSが認識しているデバイスを全てを透過的に提供しているわけではなく、仮想ハードウェアとして作りこんでいる特定のデバイスへのアクセスを提供しているにすぎません。このため全てのデバイスがサポートされるわけではありませんし、動作するデバイスであっても満足できる性能が出るとは限りません。
    高性能PC上に作った仮想環境でも、3Dゲーム等のハードウェアアクセラレーションを想定しているソフトを動かすと、激遅でゲームになりませんし....

    マルチメディア用途など、クライアント的に使用される事を想定されているのであれば、現状で仮想化は難しいと思っていただいて間違いないかと思います。

    複数環境が必要ならば、デュアルブートやハードディスクの入れ替え等のアプローチの方が現実的でしょう。
    蛇足ですが、僕が使っているメインPCは、用途別に環境を作ったハードディスクを入れ替えて運用しています。

    2008年7月7日 5:37
    モデレータ

すべての返信

  • Hyper-Vの親パーティションは全てのデバイスを認識することが出来ますが、子パーティションは、VMBus経由でアクセスできるデバイスしか認識することができません。
    このため、子パーティションで扱えるデバイスには制限があります(制限があるというより、使えるデバイスが限定されている)

    使えるデバイスは、子パーティションの「設定」で表示されているデバイスのみとなり、これ以外のデバイスを使うことはできません。
    音源系は使えるデバイスの対象外となっています。

    Hyper-V はサーバOSを稼働させるプラットフォームなので、サーバOSを運用するのに必要なデバイスしかサポートされておらず、クライアントOSを稼働させることはできますが、クライアントPC向けのデバイスはバッサリと切り捨てられています。(USBとTPMが非サポートなのは悲しいですけど)

    Virtual PC はあまり使ったことがないのですが、VMware Workstation 等のデスクトップ系仮想化プロダクトは音源をサポートしているケースが多いのですが、ホストOSが認識しているデバイスを全てを透過的に提供しているわけではなく、仮想ハードウェアとして作りこんでいる特定のデバイスへのアクセスを提供しているにすぎません。このため全てのデバイスがサポートされるわけではありませんし、動作するデバイスであっても満足できる性能が出るとは限りません。
    高性能PC上に作った仮想環境でも、3Dゲーム等のハードウェアアクセラレーションを想定しているソフトを動かすと、激遅でゲームになりませんし....

    マルチメディア用途など、クライアント的に使用される事を想定されているのであれば、現状で仮想化は難しいと思っていただいて間違いないかと思います。

    複数環境が必要ならば、デュアルブートやハードディスクの入れ替え等のアプローチの方が現実的でしょう。
    蛇足ですが、僕が使っているメインPCは、用途別に環境を作ったハードディスクを入れ替えて運用しています。

    2008年7月7日 5:37
    モデレータ
  • 素早い回答、ありがとうございます。

     

    >使えるデバイスは、子パーティションの「設定」で表示されているデバイスのみとなり、これ以外のデバイスを使うことはできません。
    >音源系は使えるデバイスの対象外となっています。

    >マルチメディア用途など、クライアント的に使用される事を想定されているのであれば、現状で仮想化は難しいと思っていただいて間違いないかと思います。

    マルチメディア、開発クライアント、検証用クライアントなど、複数のクライアントを切り替えて使用したかったのですが、

    Hyper-V 自体がそういう使い方を想定していないということなんですね。残念です。

     

    デュアル ブートやディスク入れ替えも含めて、もう少し検討してみます。

    2008年7月7日 6:12
  • > マルチメディア、開発クライアント、検証用クライアントなど

    マルチメディアは苦しいのですが、標準デバイスのみをターゲットにできるのであれば、プログラムの開発や、動作検証は仮想環境上でも問題なく出来ます。
    仮想環境
    (含む Hyper-V)では「スナップショット」が使えるので、開発とか動作検証には何かと重宝します。

    僕は動作検証用途で Hyper-V と VMware Workstationを使っています。
    2008年7月7日 7:29
    モデレータ
  • こんにちは。

    dai_okunoさんの環境で有効かどうかは不明ですが、アイデアとして、REMOTE DESKTOPを使うのはどうでしょうか?

    こちらで確認しましたが、これであれば、音声は聞こえます。 当該GUESTにREMOTE DESKTOPでアクセスすれば、アクセス元にてGUESTでの音声が聞こえます。

    2008年7月24日 9:55
  • 追加です。
    Windows Vistaの場合、
    リモートデスクトップ画面のときにコンパネ-SoundでPlayback TAGをみますと、

    Remote Playback
    Microsoft RDP Audio Tranport

    がWorkingになっています。

    Device Manager上にはSound Deviceがのっていないところが面白いですね。

    また、同様に右下端のスピーカーアイコンの罰印が消えます。

     

    Windows XPの場合はMicrosoft RDP Audio driverになっています。

    2008年7月24日 15:13