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仮想環境上でのActiveDirectory環境サポート

質問
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既に質問がありましたらすみません。
現在、仮想上にActiveDirectoryの環境構築を検討しております。
具体的には以下になります。
・ハイパーバイザー(ホストOS)
→Windows Server 2012でHyper-V3.0
・ドメインコントローラ/FSMO(ゲストOS)
→Windows Server 2008 R2
・ドメインコントローラ(ゲストOS)
→Windows Server 2008 R2
上記のようにFSMOを担う1台目も含め全てのドメインコントローラを仮想することは
Microsoftとしてサポート対象かどうかが不明でした。
正式な文献などが見つけられず質問させて頂いております。
ご存じの方がいらっしゃいましたら是非ともご教授頂けますと幸いです。
回答
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ドメイン コントローラーの仮想化はサポートはされるものの、もろもろの考慮事項があります。
以下、Windows 2008 R2 での情報ですが、ご確認ください。
TITLE : 仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラーをホストする場合の考慮事項
URL : http://support.microsoft.com/kb/888794/ja
TITLE : Hyper-V でのドメイン コントローラーの実行
URL : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd363553.aspx
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チャブーンです。
このご質問ですが、Hyper-V2.0では推奨されなかったドメインコントローラの運用が3.0になったことで「過去のバージョンのゲストOSを含めオールクリア」になっているのか知りたい、というものとお見受けしました。
答えですが、Server 2008 R2がゲストOSの場合はHyper-V3.0でも、2.0での制限事項とほぼ変わりません。詳細はa_pierrotさんの回答をご覧いただければと思いますが、主な問題としてVHDファイルのバックアップとリストアについての運用(スナップショットによる書き戻しはNG)と、時刻同期についての制限事項(頻繁な時刻同期が必要)があります。
Server 2012がゲストOSの場合、全ドメインコントローラを仮想化を想定した状況で、VHDファイルのバックアップとリストアについての制限事項は大幅にさがります(技術的にはスナップショットによる書き戻しにも対応)。この技術については、したの情報を参考にしていただけるといいように思いますが、この方法によるリストアは推奨されないことと、DCと一緒に動作するサーバアプリケーションに問題が出る可能性がある点に注意が必要です。なお、シナリオではFSMO仮想ドメインコントローラを想定に含む内容になっています。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831734.aspx
もう一つの時刻同期の問題については、仮想マシン構造のリクツが変わらない以上、制限事項も大きくは変わりません。こちらのついての問題は、古い情報ですが、したをご参照ください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/virtualization/virtualization_tips16.aspx
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ドメイン コントローラーの仮想化はサポートはされるものの、もろもろの考慮事項があります。
以下、Windows 2008 R2 での情報ですが、ご確認ください。
TITLE : 仮想ホスト環境で Active Directory ドメイン コントローラーをホストする場合の考慮事項
URL : http://support.microsoft.com/kb/888794/ja
TITLE : Hyper-V でのドメイン コントローラーの実行
URL : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd363553.aspx
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チャブーンです。
このご質問ですが、Hyper-V2.0では推奨されなかったドメインコントローラの運用が3.0になったことで「過去のバージョンのゲストOSを含めオールクリア」になっているのか知りたい、というものとお見受けしました。
答えですが、Server 2008 R2がゲストOSの場合はHyper-V3.0でも、2.0での制限事項とほぼ変わりません。詳細はa_pierrotさんの回答をご覧いただければと思いますが、主な問題としてVHDファイルのバックアップとリストアについての運用(スナップショットによる書き戻しはNG)と、時刻同期についての制限事項(頻繁な時刻同期が必要)があります。
Server 2012がゲストOSの場合、全ドメインコントローラを仮想化を想定した状況で、VHDファイルのバックアップとリストアについての制限事項は大幅にさがります(技術的にはスナップショットによる書き戻しにも対応)。この技術については、したの情報を参考にしていただけるといいように思いますが、この方法によるリストアは推奨されないことと、DCと一緒に動作するサーバアプリケーションに問題が出る可能性がある点に注意が必要です。なお、シナリオではFSMO仮想ドメインコントローラを想定に含む内容になっています。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831734.aspx
もう一つの時刻同期の問題については、仮想マシン構造のリクツが変わらない以上、制限事項も大きくは変わりません。こちらのついての問題は、古い情報ですが、したをご参照ください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/virtualization/virtualization_tips16.aspx