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kms認証にてエラー 0xC004F074 が発生する windows10

質問
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環境
KMSホスト:
windows server 2012 DC (64bit、仮想環境下のサーバ、しかしR2ではありません)
->パッチ KB3058168 だけ適用
KMSクライアント:
windows10Pro64bit、VLSCでWin10Pro1709 のインストールメディアをダウンロードし、それにてクリーンインストールを行ないました。 その際に、入力したプロダクトキーは、MAKのプロダクトキーを入力しました。
このパソコンをマスターPCとし、それを、とあるクローンソフトでディスクコピーを行いました。 それをクローンPCと呼称しますが、そのクローンPCでのwindows認証が上手くいかない。まだ25台分のセットアップは行なっておりませんが、25台に足りない旨のエラーメッセージではなく、認証できなかった、接続できなかった、そういうエラーメッセージです。イベントログには、『ライセンス認証(slui.exe)が失敗しました 0xC004f074』 とあります。
この度、Windows10Proのパソコンを大量に購入予定のシステム担当者です。
Win10 のライセンス認証は難しいということで、今後は、KMSホストを立てて、今後はKMS認証させていこうといろいろ試行錯誤しているところです。
つい先日、WinSvr2012DCで適用可能な、for Windows10 用のKMSホストキーを発行してもらいました(VLCC)。
上記にあるとおり、KB3058168は適用できましたが、他、KB3172614 というパッチも充てないといけないような気もしますが、これはどうしてもエラーになってしまい、はじかれてしまいます。 そもそもそのパッチをダウンロードしようと思っても、Win8.1 用のパッチがダウンロードされるだけで、これでよいものか、、、いささか疑問です。
まずは試しに、KMSホストにしたいWinSvr2012DCに、2012DC for Win10 用のホストキーを充てて、無事に? KMSホストの設定ができたように考えております。
また、社内DNSに、_VLMSC:1688 の登録も済んでおり、クライアントにて、コマンド nslookup -type=svr "_vlmsc._tcp" とうつと、希望のKMSホストが表示されております。もちろん、そのサーバへのpingも通ります。
ですが、Win10クライアントでは、相変わらず、0xC004074 の、結構有名?なエラーが表示され、認証されません。
そこで、いくつか質問があります。
① 今回、Windows10Pro 用のボリュームライセンスを買いました。ですが、KMSホストキーは、VLCCによれば、サーバ(2012)に適用できるKMホストキーをインストールしなければならない、といわれ、そのように実施し、KMSホストは起動できているとは思いますが、これだと、せっかく今回買ったWin10Pro のボリュームライセンスのプロダクトキーを入力する場面がないように思うのですが、、、何か、私はとても勘違いをしているのでしょうか。
② クローンPCでは、最初、認証サーバに到達できません、、、という旨のメッセージが出ておりました。
そこで、slmgr /ato とすると、最初は MAK channel と出ていたので、ネットにあった、公開されている KMSクライアントセットアップキー を充てたところ、今回の 0XC004F074 が出るようになりました。
そもそも、KMS認証させたいクライアント(Win10pro)に充てるべきプロダクトキーは、どれが正解なのでしょうか。
もっと言えば、マスターPCで充てたときのプロダクトキーMAKが、手順として間違っているのでしょうか。
③ 今、クライアントPCで、コマンド slmgr /ato とすると、きちんと KMSCLIENT と表示されております。 ホスト側で実施すると、VOLUME_KMS_WS12 channel と表示されております。 サーバ側のパッチがまだ足りないのでしょうか。KB3172614 を充てるように、、、という記事はたくさんありましたので、指示に従って、レジストリにキーも追加しましたら、どうもKB3172614 の適用でエラーになってしまいます。 何が足りないのでしょうか。やはり、この 3172614 のパッチをなんとしても充てないとダメなのでしょうか。
KMS認証ができるまで、あと少し?のところまできているように思うのですが、まだ闇の中から抜け出せていないという心境です。
どちら様か、何かヒントや、足りない部分や至らないところの指摘など、何でも良いので、ご教示いただけると幸いと存じます。
- 編集済み a96-8878 2018年3月13日 8:39
回答
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①
別のスレッドでもお答えしましたが、ボリュームライセンスメディアでクリーンインストールすると、既定で KMS クライアントキーになっていますので、KMS クライアント認証する場合はライセンスキーの入力は不要です。
②
正しくない KMS クライアントキーで認証しようとしている可能性が有ります。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10738/windows-10-get-help-with-activation-errors
別のスレッドでどの KMS クライアントキーを入力すれば良いか判断に困っていると書かれていましたので、以下を確認して正しい KMS クライアントキーを設定して下さい。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started/kmsclientkeys#windows-10-version-1709
通常、Windows 10 Professional エディションだと、以下の KMS クライアントキーになるかと思います。(Windows 10 Professional Workstation は別のエディションです)
Windows 10 Professional W269N-WFGWX-YVC9B-4J6C9-T83GX
③
KB3172614 は、Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1 向けの更新プログラムですので、Windows Server 2012 には適用できません。
KB3172614 は、Windows 10 Enterprise 2016 LTSB や Windows Server 2016 を KMS クライアント認証させる場合は必要ですが、その他の Windows 10 (CB/CBB) に対応させるのであれば、KB3058168 だけで十分な認識です。
- 回答としてマーク a96-8878 2018年3月14日 4:12
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①
別のスレッドでもお答えしましたが、ボリュームライセンスメディアでクリーンインストールすると、既定で KMS クライアントキーになっていますので、KMS クライアント認証する場合はライセンスキーの入力は不要です。
②
正しくない KMS クライアントキーで認証しようとしている可能性が有ります。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10738/windows-10-get-help-with-activation-errors
別のスレッドでどの KMS クライアントキーを入力すれば良いか判断に困っていると書かれていましたので、以下を確認して正しい KMS クライアントキーを設定して下さい。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started/kmsclientkeys#windows-10-version-1709
通常、Windows 10 Professional エディションだと、以下の KMS クライアントキーになるかと思います。(Windows 10 Professional Workstation は別のエディションです)
Windows 10 Professional W269N-WFGWX-YVC9B-4J6C9-T83GX
③
KB3172614 は、Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1 向けの更新プログラムですので、Windows Server 2012 には適用できません。
KB3172614 は、Windows 10 Enterprise 2016 LTSB や Windows Server 2016 を KMS クライアント認証させる場合は必要ですが、その他の Windows 10 (CB/CBB) に対応させるのであれば、KB3058168 だけで十分な認識です。
- 回答としてマーク a96-8878 2018年3月14日 4:12
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Lapivy 様
ご回答ありがとうございます。
別スレッドでもご丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございます。
① キー入力不要ということは、おそらく、スキップすればよかった、、、ということでしょうか。 別スレッドの方でも記載いたしましたが、当時は KMSホストが正常に稼動していなかったので、もしかしたらそのせいで、プロダクトキーの入力を求めてきたのかもしれません。 今、正常にKMSホストが稼動してる状態にまで持っていけたようなので、再度、クリーンインストールをして試してみたいと思います。
② 今、KMSホストサーバも無事に稼動したようで、おっしゃるとおり、下5桁 T83GX のキーを改めて入力したら、slmgr /ato にて、0xC004F038 の 規定の台数に達していない旨のメッセージがでるようになったので、少し安心しております。 おかげさまで、0xC004F074 のエラーから脱却できました。
③ ご指摘、ご指導ありがとうございます。 納得いたしました。
いろいろ調べたところ、KB3058168 のパッチを適用せよ、という記事もありまして、こちらは当該サーバの、通常のWindowsUpdateの中に項目としてありましたので、それをチェックして改めて適用しました。 後に、VLCCから発行してもらった 【Windows Srv 2012R2 DataCtr/Std KMS for Windows 10 】 というホストキーをインストールしなおしたら、どうやら無事に?KMSホストキーとして稼動し始めたようです。
一応もメモとして書いておきますが、VLCC の話によると、当方 WindowsServer2012(DC) で、R2でないサーバでしたが、KMSホストキーでは、R2 for Win10 というホストキーを充てる必要がある、とのことでした。 そのためには、KB3058168のパッチが必要だった、ということでしょう。 おっしゃるとおりで、無事にKMSホストは稼動できたようです。 (クライアントでは、0xC004F038 が出るようになりました)
また違うエラーや現象に悩まされるかもしれませんが、0XC004F038 のエラーが解消できるよう、はやめに25台のKMSクライアントをセットアップしたいと考えております。
ありがとうございました。