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Hyper-Vホストの時間が遅れる RRS feed

  • 質問

  • Windows Server 2008 R2にてHyper-V 2.0を稼働させたところ、ゲストOSではなくホストの時間が1分につき3~4秒遅れるようになりました。

    ゲストにはWindows Server 2003 R2(32bit)とWindows XP SP3(32bit)とCentOS 4を稼働させています。

    2003はDisk2vhdにて実機より移行し、他の二つは元々2003のVirtual Server 2005 R2で稼働していたVHDファイルをコピーしてきたもので、CentOS以外は統合サービスをインストール済みです。

    統合サービスをインストールしていないゲストのCentOSの時間が遅れてしまうのはVirtual Server 2005 R2の時からそうだったので理解出来るのですが(cronで3分毎にホストと時間を同期させている)、今回はホストの時間が遅れてしまいます。

    全てのゲストOSを停止させると時刻は遅れなくなり、ゲストOSを一つ起動するたびに1分に1秒(2つ起動すれば1分に2秒)程度遅れて行きます。

    ゲストOSの起動時など処理が重い時には特に遅れが酷くなり、1分に5秒程度遅れる事もあります。

    ゲストOSの時刻同期をやめた場合でも遅れ方に変化はありませんでした。

    現在は桜時計をホストで3分毎に動かして対応していますが、他に何か解決方法及びチェックすべきことは無いでしょうか?

    2011年3月1日 20:00

回答

  • ホストがそのような挙動をするのは初めて聞きました。

    はずしたら申し訳ないのですが、HWが原因のような気がします。お使いのHWのBIOSなど最新のファームウェアに上げるなどが考えられます。

    それでも治らないようなら有償サポートのご利用をお勧めいたします。

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.wordpress.com/
    • 回答としてマーク Fumihiko Abe 2011年3月3日 19:03
    2011年3月3日 15:24
    モデレータ

すべての返信

  • ホストがそのような挙動をするのは初めて聞きました。

    はずしたら申し訳ないのですが、HWが原因のような気がします。お使いのHWのBIOSなど最新のファームウェアに上げるなどが考えられます。

    それでも治らないようなら有償サポートのご利用をお勧めいたします。

    以上、参考になれば幸いです。


    MVP:Virtual Machine Blog:MCTの憂鬱 http://naonao71.wordpress.com/
    • 回答としてマーク Fumihiko Abe 2011年3月3日 19:03
    2011年3月3日 15:24
    モデレータ
  • 回答ありがとうございます。

    私もホストの時間が大幅に遅れる現象は見たことがなかったのですが、以下のような事からHyper-Vが原因なのではないかと考えてしまっていました。

    • 今までの経験から、仮想環境のゲストOSで時間が遅れるのは常識らしい(VMWareでも同様)
    • ゲストOS停止中に時刻は遅れず、ゲストOSの同時起動数が増えればより遅れ方が大きくなる。
    • 2008 R2 SP1を当ててから、CentOSの起動時にブルースクリーンが発生するようになった。
    • 従来のVirtual ServerよりもHyper-Vはより低レベルで稼働しているからかもしれない。
    • であれば、ゲストOSの遅れがホストに影響する事もあるのかもしれない。

    上記のような理由もありハードウェアが原因である可能性は全く考えていませんでしたが、NAOKIさんのおっしゃるとおりハードウェアが怪しいような気がしてきました。

    ハードウエアは2月に問題が発覚したIntel Core i7 Sandy Bridge (ASUS製)です。

     

    それを踏まえてWebを検索したところ、いくつかハードウェアが原因で時刻が遅れる問題に関する情報がありました。

     

    ・もにっき「ビデオキャプチャ購入&Q9450での時刻遅れバグ」

    http://tutinoko.org/blog/2008/04/19/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A3%E8%B3%BC%E5%85%A5%EF%BC%86q9450%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%99%82%E5%88%BB%E9%81%85%E3%82%8C%E3%83%90%E3%82%B0/

    ・MSサポートオンライン「高精度イベント タイマがサポートされている Windows Vista ベースのコンピュータで、システム時刻が BIOS 時刻と異なる場合がある」

    http://support.microsoft.com/kb/946033/ja

     

    一つ目のサイトでは、45nm Core2 Duo/Quad搭載のマシンでのみ発生し、定期的に時刻合わせをするしかないと言う結論でした。

    二つ目のサイトでは「高精度イベントタイマー」が原因との事だったためBIOS設定にて「高精度イベントタイマー」を無効にしましたが改善は見られませんでした。

     

    Hyper-VのゲストOS起動時のみ時間が遅れると言う現象ではあるものの、一つ目のサイトの情報によれば「ラグナロク」というゲームのユーザで、マザーボードメーカーを問わずに同様の現象が発生しているらい事がわかりました。

    どうやらHyper-Vだけの問題ではなく、ハードウェアの問題及び、Windowsの時間管理の仕組み(一つ目のサイトによれば「Windowsは起動時にRTCから現在時刻情報を読み取り、後はイベントタイマーが呼ばれるたびにWindows時刻をインクリメントする構造になっている」)が原因である事がわかりました。

    おそらく、この問題はSandy Bridgeの不具合の問題とは関係ない現象と思われるため、ハードウェアを交換したとしても改善される可能性は低く、定期的に他のPCとの時刻同期を取ることで対応するしかなさそうです。

    他では聞いたことがないのでハードウェアが原因ではないか、と言うアドバイスありがとうございました。

    2011年3月3日 19:01