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HDD保護がかかったPCでのApplication Virtualization (App-V) 運用について

質問
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質問させてください。
再起動するとPCの中身がもとに戻るようなHDD保護ソフトを入れて運用します。
これは、複数ユーザーで1台のPCを利用することを想定しており、勝手に中身が
変えられてしまうことを防ぐための手法で、大学などで一般的に利用されている構成です。
HDD保護はドライブ単位で指定できるのですが、App-VをこのようなPCで利用するのであれば、
Qドライブを保護対象外にすればよいのでしょうか?
App-V利用の際、クライアントでは初回の利用については、サーバから
仮想パッケージがストリーミング配信されてきますが、いったん配信された
パッケージ情報はすべてQドライブに入るという認識でよいでしょうか?
また、Qドライブのデータを誤って削除してしまったりしたとしても、App-Vの
アプリケーションパッケージはストリーミングされるので、保護対処外としても問題ないという
認識はあっていますでしょうか?
本来であれば検証をしたうえでご質問すべきですが、環境がないため検証できておらず
想定での質問となり恐縮ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
2012年3月20日 6:56
回答
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どうもです。
質問としては、以下の内容にまとめられるとおもいますがいかがでしょう?
・HDDのパーティションを保護する3rdパーティー製のソリューションでApp-Vは利用できるか?実績はあるか?
組み合わせたことはありますので、私の経験では大丈夫でした。
Qドライブは、仮想ドライブなので実態はCドライブにApp-V用のキャッシュファイルがあります。
Qドライブ自体は、普通のパーティションとは違うので保護したくてもできません。
HDDの保護ツールの相性によって、Qドライブを保護対象とした場合に、想定されないドライブ(パーティション)になるため
うまく動かない保護ツールもあります。インストールがコケる、正常に動作しない。
その際は、Qドライブをその製品で除外することで大丈夫だった事があります。
蛇足的補足。
App-VクライアントがQドライブを作り出し、1回配信を受けた情報をキャッシュファイルとして保存してくれます。
HDDの保護ツールを利用すると、キャッシュファイルがリセットされてしまうので
毎回、キャッシュが0%になるので、アプリ起動時間が遅くなりすぎて、問題になることが多々あります。
事前に、ある程度キャッシュしていてから、HDDのイメージを固めるか
App-Vのキャッシュファイルだけを保護対象から外すか。のいずれかをしないと、運用には乗らないとお思います。
tune
- 回答としてマーク SSquestion 2012年3月26日 13:54
2012年3月21日 1:51 -
どうもです。
キャッシュを残す・残さないは、HDDの保護対象として
フォルダ・ファイル単位で設定できる製品の方が
運用時の選択肢が増えるので、良いと思います。
パーティション単位でしか設定できない物でも組み合わせることは
可能ですが、柔軟性にかけるので
HDD保護ソフトの製品選定においては、重要な項目になるかと。
移動プロファイルに関しては、仮想化するアプリ次第なので
なんとも言えませんが、Office等は物理インストールした場合と
比べると、仮想アプリケーション化した場合の方が
プロファイルに貯まる量が大きくなるようです。
App-Vのユーザーデータの格納先は、デフォルトでは
ローミング対象です。
(App-VClientインストール時に変更可能です)
キャッシュファイルは1台のPCで共通で利用されます。
(全ユーザーで共通です。)
ユーザー毎に仮想アプリケーションを動作させた結果、
変更点等の差分が、プロファイルに格納されます。
かなり、調査されているようですので、
実際に構築して検証してみたら、楽しいと思いますので是非。
tune
- 回答としてマーク SSquestion 2012年3月26日 13:54
2012年3月23日 2:33
すべての返信
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どうもです。
質問としては、以下の内容にまとめられるとおもいますがいかがでしょう?
・HDDのパーティションを保護する3rdパーティー製のソリューションでApp-Vは利用できるか?実績はあるか?
組み合わせたことはありますので、私の経験では大丈夫でした。
Qドライブは、仮想ドライブなので実態はCドライブにApp-V用のキャッシュファイルがあります。
Qドライブ自体は、普通のパーティションとは違うので保護したくてもできません。
HDDの保護ツールの相性によって、Qドライブを保護対象とした場合に、想定されないドライブ(パーティション)になるため
うまく動かない保護ツールもあります。インストールがコケる、正常に動作しない。
その際は、Qドライブをその製品で除外することで大丈夫だった事があります。
蛇足的補足。
App-VクライアントがQドライブを作り出し、1回配信を受けた情報をキャッシュファイルとして保存してくれます。
HDDの保護ツールを利用すると、キャッシュファイルがリセットされてしまうので
毎回、キャッシュが0%になるので、アプリ起動時間が遅くなりすぎて、問題になることが多々あります。
事前に、ある程度キャッシュしていてから、HDDのイメージを固めるか
App-Vのキャッシュファイルだけを保護対象から外すか。のいずれかをしないと、運用には乗らないとお思います。
tune
- 回答としてマーク SSquestion 2012年3月26日 13:54
2012年3月21日 1:51 -
ご返信ありがとうございます。
App-Vのキャッシュ部分を保護対象外とする実績がおありとのことで、まさにそのような
やり方ができるのかどうかということが知りたくてご質問させていただきました。
Qドライブは仮想ドライブで、実際にはCドライブにあるということなので、
フォルダ単位でHDD保護の対象外を設定できる製品を使用する必要があるということですね。
合わせて質問させていただきたいのですが、移動プロファイルを利用する場合、
App-Vの利用には考慮すべき影響はありますでしょうか?
たとえば、App-Vを利用するとプロファイル内に大量のデータが書き込まれるので
移動プロファイルのアップロード対象からは除外しないといけないとか、プロファイルに関しては
App-Vは通常のアプリ利用と全く変わらないから意識する必要がないとか、プロファイルに関する
考慮点があればご教示いただきたく考えております。
上記と関連しますが、1台のPCでのApp-Vキャッシュは全ユーザーで共通して使われる
という認識でよいでしょうか?App-Vでは初めて利用するアプリ機能部分は都度サーバから
ストリーミングされ、2回目移行は同じ部分はローカルにキャッシュされる情報を利用するため
サーバからのストリーミングは不要と認識しています。
大学のように1台のPCに対して不特定多数のユーザーが使う場合に、App-Vキャッシュが共通
して使われるのか、それともプロファイルなどに依存して保存されるのかというところが気になっています。
以上、恐れ入りますがご教示いただけると幸いです。
2012年3月21日 8:10 -
どうもです。
キャッシュを残す・残さないは、HDDの保護対象として
フォルダ・ファイル単位で設定できる製品の方が
運用時の選択肢が増えるので、良いと思います。
パーティション単位でしか設定できない物でも組み合わせることは
可能ですが、柔軟性にかけるので
HDD保護ソフトの製品選定においては、重要な項目になるかと。
移動プロファイルに関しては、仮想化するアプリ次第なので
なんとも言えませんが、Office等は物理インストールした場合と
比べると、仮想アプリケーション化した場合の方が
プロファイルに貯まる量が大きくなるようです。
App-Vのユーザーデータの格納先は、デフォルトでは
ローミング対象です。
(App-VClientインストール時に変更可能です)
キャッシュファイルは1台のPCで共通で利用されます。
(全ユーザーで共通です。)
ユーザー毎に仮想アプリケーションを動作させた結果、
変更点等の差分が、プロファイルに格納されます。
かなり、調査されているようですので、
実際に構築して検証してみたら、楽しいと思いますので是非。
tune
- 回答としてマーク SSquestion 2012年3月26日 13:54
2012年3月23日 2:33 -
App-V Client 4.6 からは、「読み取り専用共有キャッシュ」という機能がサポートされ、App-V のクライアント キャッシュを共有フォルダーなどに配置することもできます。VDI 向けの機能ですが、ステートレスなPC環境でも有効だと思います。
2012年3月28日 3:21