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Exchange 2010 管理パックの「スクリプト パフォーマンスコレクション」ルールの実行間隔について RRS feed

  • 質問

  • Exchange 2010 管理パックインポート後、デフォルトのまま使用しているのですが

    「KHI: Test-OutlookConnectivity(内部)コマンドレットを実行できませんでした。」アラートが通知されました。

    コンテキストを調べると、「MSExchangeMonitoring service was stopped while processing the command.」の記載があることを確認しました。おそらく、想像以上にテストコマンド実行によるサーバー負荷が高いのではないかと推測しております。

    上記の結果を受けて、SCOMによるテスト間隔を調整したいのですが、「スクリプト パフォーマンスコレクション:実行:Test-OutlookConnectivity診断コマンドレッド(内部)」の「上書き」に、実行間隔の項目がありませんでした。

    実行間隔を調整したい場合、どこから行うのかご教授ください。

     

     



    2011年6月15日 7:35

すべての返信

  • parkkentsu さん、こんにちは
    フォーラム オペレーターの星 睦美です。

    私のほうでも調べてみましたが、Test-OutlookConnectivity にコマンドの頻度(既定では5分)を変更できるパラメーターはなく、またGetDefaultsFromAutodiscover パラメーターの説明では既定では自動検出サービスの設定値を取得するようになっているため、コマンドの実行間隔はSCOM からでは設定できないのではないかと思います。

    Exchange 2010 管理パック ガイドのオプションの構成に書かれている注意によれば、ディスク領域が足りない場合にもコマンドが実行できない場合がありそうです。アラートが出力された時点でアラート以外にイベントログのエラー情報の有無、タスクマネージャーでCPUの使用率などを確認していただければ何かコマンド実行エラーの手がかりがあるかも知れませんね。

    ・オプションの構成:
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee758052(v=EXCHG.140).aspx

    注意 :

    これらのイベント収集ルールを有効にすることによって、ウェアハウス データべースのサイズが大幅に増加します。各タスクが実行されるたびに、4 ~ 12 個のイベント メッセージが作成されます。各テストは、既定では 5 分ごとに実行されます。これらの収集ルールを有効にする場合は、この追加データの格納に十分なディスク領域があることを確認してください。

    お役にたちましたら幸いです。


    日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美
    2011年6月21日 5:14
  • 星様

    早速のご回答ありがとうございます。

    SCOMに実行頻度を調整するパラメータが存在しないことは理解致しました。

    当方のExchangeサーバーの負荷状況を考えると、リソース不足(特にCPU)が怪しい気が致します。

    その上で、一点確認させてください。

    GetDefaultsFromAutodiscover パラメーターの既定では自動検出サービスの設定値を取得するようになっている

    ということは、Exchange側(自動検出サービスの設定)に、実行頻度を調整するパラメータが存在するのでしょうか?

    本フォーラム範囲外の質問かもしれませんが

    何卒よろしくお願いします。

     

    2011年6月21日 9:32
  • parkkentsu さん、返信ありがとうございます。

    Exchange Server 2010 の自動検出サービスについては以下のTechNet ライブラリに説明があります。
    動作方法の説明を抜粋しました。TechNet ライブラリの自動検出サービスの処理の図解も参考になると思います。

    ・自動検出サービスについて:
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124251.aspx

    (抜粋)
    自動検出サービスの動作方法-
    新しいユーザー アカウントが構成された場合、またはユーザー アカウントが更新された場合
    Outlook クライアントが Exchange Web サービスの URL の変更を定期的にチェックする場合
    Exchange メッセージング環境で基盤となるネットワーク接続の変更が発生した場合

    parkkentsu さんの環境で実際に起こっているエラーの情報があれば調査の手がかりになるのですが、Test-OutlookConnectivity コマンドレットをExchange Server 2010 から実行してみて実行できるのかどうかなどを確認していただくとSCOM とExchange Server のどちらを主に調査するのか切り分けできそうな気がします。


    日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美
    2011年6月22日 4:41