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Exchange Server 2013のデータベースバックアップについて

質問
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このフォーラムで過去に類似の質問をしたことが有りますが、その後NASへのバックアップそのものは問題無く取得できるようになりました。代わって今度は標題の件、すなわちExchangeのデータベースバックアップでやや問題が出ておりますので、質問させて頂きます。
直近でService Pack 1へのアップデートを試みましたが、結局そのままではうまく行かず例によって再度クリーンインストールせざるを得なくなった経緯が有りました。原因について調べたところ先日別スレッドで質問させて頂いた通り、データベース以外のデータ復旧は既に回復オプションで問題無く出来ることは確認済みですが、肝心のデータベースの復旧に失敗してクリーンインストールするパターンが多いことが分かりました。
出来る限り現在使っているOS標準のWindows バックアップ(VSSバックアップ)で対応したいのですが、万全を期すとなるとやはりサードパーティー製の専用バックアップソフトウェアを使用して対応するしかないのでしょうか?唯、ご存知の通り、この手のソフトウェア、特にオンラインバックアップの出来るものはかなりの価格がしますし来月以降の消費増税によるコスト増のことなども有りますので、後者の方法は極力避けたいとは考えています。
何か良案が有れば教えて頂けますと幸いです。
- 編集済み Ta-chang 2014年3月25日 6:57
回答
すべての返信
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返信を有難うございます。
Windows バックアップでデータベースまでバックアップが取れるであろうことは想像に難くはなかったですが、以前取り引きのあるベンダーから聞いた話だと市販の統合バックアップ管理ソフトで対応を謳っているアプリケーションの類でもExchangeデータベースのオンラインバックアップの取得はあまり確実ではないと聞きました。
翻って、Windows バックアップはその辺りの勘所をきちんと網羅されているのでしょうか?また、貴社?ではWindows バックアップでの関連の事例はお有りなのでしょうか?
Windows バックアップで対応するのが一番コストのかからない方法だとは思いますが、ネットで検索してもあまり事例が見つからなかったので万全を期す為確認させて下さい。
宜しくお願い致します。
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背景について承知致しました。
正直申し上げまして、Windows Server Backup では検証レベルで動作を確認したのみで、実際の環境ではデータベースのバックアップ用としては採用したことがありません。
データベースのバックアップ用としては、System Center Data Protection Manager が一番多いですが、サードパーティ製品やストレージのレプリケーションの機能を使用することも多々あります。詳細まで確認したわけではないですが、Windows Server Backup では単一アイテムの回復など柔軟なリストアがしにくいなど、かゆいところに手が届かないという印象です。
既にご存知かもしれませんが、System Center Data Protection Manager の裏で実際にバックアップを取得する部分では Windows Server Backup の API が動いているので、バックアップを取得する部分では懸念されているようなことはないのではないかと思います。> Windows バックアップで対応するのが一番コストのかからない方法
これについては、エンド ユーザー様がバックアップ環境を構築されるのであればそうなるかと思います。
SIer などにバックアップを含めて任せる場合、例え製品が有償であっても実績的に優れている製品 (社内にナレッジの蓄積されている製品) で依頼した方が、慣れていない製品を採用するよりも安くなる、ということは往々にしてあると思いますので、一概には言い切れない気もします。参考になれば幸いです。
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返信有難うございます。
System Center Data Protection Managerの存在については初耳でしたが、ざっと調べたところクラウドに特化したアプリケーションのようで、反面、当方環境は今更感は有りますが実サーバ環境での運用を旨としていますので、その意味で実際の導入検討はかなり難しそうです。
加えて当方環境はLinuxとの混在環境且つテープライブラリマシンがRHELの為、仮にサードパティー製の統合管理ソフトであっても選択肢がかかなり限られてしまいます。本来であればBackup Exec辺りが理想なのですが、今のところ要件を満たすものは HP Data Protectorしか有りません・・・。唯、取り引きの有る販売店に確認したところ、発注後一か月程度の納期の完全受注生産品のようで、価格もさることながら入手性の悪さ?がややネックになっています。
いずれにせよ、仰られる内容からもWindows バックアップで対応するのは実環境では少々無理が有りそうですので、予算が或る程度確保出来た段階で何らかのサードパティー製のソリューションに頼らざるを得ないかな、とは思いました。尚、今回の話はエンドユーザー様ではなく自社での導入を考えた上での話です。
宜しくお願い致します。
- 編集済み Ta-chang 2014年4月4日 7:56
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エンドユーザー様での導入 ≒ SI を入れない、ということをを意味しております。
ご質問者様が SI なのか単にユーザー企業の情報システム部なのかわかりかねたのですが、SI なのであればパートナー フォーラムにご質問されたほうが良いかもしれません。 (DPM を勧められるとは思いますが。。。)
それはさておき、Linux とのヘテロとのことであれば、サードパーティ製品が有力かと思います。
ここは Microsoft のフォーラムなので、あえてお伝えだけすると、SCDPM (System Center Data Protection Manager) でも Linux が Hyper-V 仮想マシンであればバックアップ可能です。
SC DPM はクラウドでも最適に使える、というだけでオンプレミスでも十分利用可能な Microsoft 製のバックアップ アプリケーションです。
参考になれば幸いです。