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Windows Time サービスデバッグログを取得する際の影響について RRS feed

  • 全般的な情報交換

  • 皆様、こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームの藤田です。 

    今回は Windows Time サービスデバッグログを取得する際の影響についてご紹介します。 

    Windows Time サービスデバッグは Windows Time サービスの動きを出力するログで時刻同期ができない時に取得していただくと、原因が特定の調査が可能になる優れものです。

    しかしながら、取得してほしいと案内されると、運用環境でのログ取得はシステムへの負荷は気になりますよね。 

    以下に Windows Time サービスデバッグログを取得する際の手順と影響度を纏めしましたので、ご確認ください。

    まず、ログを取得する際は以下のレジストリキーの値を追加するか w32tm コマンドを実行すると取得することができます。

    また、Windows Server 2008 以降は w32tm コマンドにて取得できますが、それ以前の OS バージョンでは取得できません。

    <w32tm コマンド>

    情報採取開始

    w32tm /debug /enable /file:c:\temp\w32time.log /size:100000000 /entries:0-300

    * Local Service アカウントに対しての書き込み権限が付与されている既存フォルダーであれば、c:\temp 以外のフォルダでも構いません。

    * この場合ですと、あらかじめ C ドライブ配下に temp フォルダーを作成してください。

    * コマンド プロンプトを管理者権限にて起動して実行してください。

    情報採取停止

    w32tm /debug /disable

    <レジストリ>

    ---------------------------------------------------------------- 

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config 

    : FileLogSize 

    タイプ : DWORD 

    設定値 : 10000000 (10 進数

    このレジストリ値では、ログ ファイルのサイズをバイトで指定します。

    : FileLogName 

    タイプ : 文字列 

    設定値 : C:\Temp\w32time.log 

    このレジストリ値では、ログ ファイルの場所を指定します。任意のパスを使用できますが、予め、指定したフォルダーを作成する必要があります。

    : FileLogEntries 

    タイプ : 文字列 

    設定値 : 0-300 

    このレジストリ値では、デバッグ ログに出力される情報の詳細レベルを指定します。 

    ----------------------------------------------------------------

    レジストリを追加後、Windows Time サービスの再起動、もしくは次のコマンド実行  w32tm /config /update” をしたら、いよいよ指定した任意の箇所にファイルを作成し、Windows Time サービスの動作について随時ログを書き始めます。 

    情報採取時は、システムやネットワークへの負荷は微増しますが、ユーザーがストレスを感じたり、他の処理に影響を及ぼすようなことは通常ありません。 

    また、循環ログですので、出力されるファイルが設定した上限の容量を超えることはありません。

    なお、運用中のマシンに設定していただくことで、時刻同期の健全性を確認することにも役立ちます。 

    運用中、数か月連続して採取いただいても、ログは循環しますので常に最新のものが確認でき、ディスク容量を圧迫することはありません。

    いかがでしょうか。 

    Windows Time サービスを監視して、その動きをテキストに書き出すログ、軽微な負荷はかかっても問題を早期解決するために取得してみませんか。

    2019年4月8日 8:40
    所有者