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起動キャッシュデータサイズについて RRS feed

  • 質問

  • どうもお世話になります。

    App-V 4.5にてテスト用に複数回のOffice 2007 SP2をクライアントに配信しました。
    クライアントPCはデスクトップにショートカットアイコンを作成するように
    設定しています。

    クライアントPCにてショートカットアイコンをクリックすると
    キャッシュデータの読み込みが始まり、システムトレイに表示している
    キャッシュ読み込みステータスバーが100%になるとアプリケーションが
    起動してきます。

    しかし、アプリケーションの起動が早いものと遅いものがありました。
    早い方はApp-V Client管理コンソールでパッケージステータス項目に表示される
    パーセンテージと関係なくシステムトレイのステータスバーがすぐ100%になり、
    アプリケーションが起動します。その後も管理コンソールではパーセンテージが
    100%になるまで進みます。
    遅い方はコンソールのパッケージステータスとシステムトレイのステータスバーの
    パーセンテージが同ペースで進み、同じく100%になれば起動します。

    それぞれApp-V Client管理コンソールにてパッケージに属すアプリケーションの
    起動データサイズを確認したところ、早い方は起動データサイズがパッケージサイズに
    対して格段に小さく、遅い方はパッケージサイズと同じサイズでした。

    シーケンス手順に差異はつけていないつもりですが、
    起動データサイズに違いが生まれた原因や起動データサイズの設定箇所を
    ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えいただけますようお願いいたします。
    2010年2月24日 9:05

回答

  • どうもです。

    たぶん、この手順の実施の有無が違うのかなと思いますが、どうでしょうか?
    (Office2007シーケンス手順書のMSMINCHO.TFFの削除手順)

    コマンド作業を行うと、FB1情報がリセットされるので、
    「いきなりフルキャッシュ(100%)」の出来上がり。になります。

    【補足】
    機能ブロック1と2(FB1と2)について

    言葉の定義:
     初回配信&初回起動時の話ですね。
     (初回の初回と勝手に呼びます)

     初回の初回が遅い方のパッケージ:
      「いきなりフルキャッシュ(100%)」と勝手に呼びます。

     初回の初回が早い方のパッケージ:
      「オンデマンドストリーミングモード」と勝手に呼びます。
      (20%~40%程度が初回の初回ストリーミング対象)

    【FB1・2について】
    初回の初回ストリーミング対象について:
      App-Vでは、ストリーミング対象のデータを2つの機能ブロックに分類します。(FB1/FB2)
      FB1に分類されたストリーミングデータが初回の初回起動時に配信されます。
      FB2は仮想アプリケーションの操作中等、必要となったタイミングでストリーミング配信されます。
     
    FB1/FB2の分類フェーズについて:
      シーケンス作業中のインストールモニタリング後のプログラム起動(Launch)フェーズにて
      仮想化ターゲットアプリケーションが読み込んだモジュールをFB1として分類します。
      ※「オンデマンドストリーミングモード」の出来上がり。

      ※「いきなりフルキャッシュ(100%)」させたい場合は、プログラム起動(Launch)フェーズを
      何も起動せずに、次へボタンをクリック(Launch未実施状態)すると全てのデータがFB1に分類されます。
      「いきなりフルキャッシュ(100%)」の出来上がり。
      または、コマンド作業を行うと、FB1情報がリセットされます。


    tune
    • 回答としてマーク 菊地俊介 2010年3月2日 8:07
    2010年2月25日 3:58

すべての返信

  • どうもです。

    たぶん、この手順の実施の有無が違うのかなと思いますが、どうでしょうか?
    (Office2007シーケンス手順書のMSMINCHO.TFFの削除手順)

    コマンド作業を行うと、FB1情報がリセットされるので、
    「いきなりフルキャッシュ(100%)」の出来上がり。になります。

    【補足】
    機能ブロック1と2(FB1と2)について

    言葉の定義:
     初回配信&初回起動時の話ですね。
     (初回の初回と勝手に呼びます)

     初回の初回が遅い方のパッケージ:
      「いきなりフルキャッシュ(100%)」と勝手に呼びます。

     初回の初回が早い方のパッケージ:
      「オンデマンドストリーミングモード」と勝手に呼びます。
      (20%~40%程度が初回の初回ストリーミング対象)

    【FB1・2について】
    初回の初回ストリーミング対象について:
      App-Vでは、ストリーミング対象のデータを2つの機能ブロックに分類します。(FB1/FB2)
      FB1に分類されたストリーミングデータが初回の初回起動時に配信されます。
      FB2は仮想アプリケーションの操作中等、必要となったタイミングでストリーミング配信されます。
     
    FB1/FB2の分類フェーズについて:
      シーケンス作業中のインストールモニタリング後のプログラム起動(Launch)フェーズにて
      仮想化ターゲットアプリケーションが読み込んだモジュールをFB1として分類します。
      ※「オンデマンドストリーミングモード」の出来上がり。

      ※「いきなりフルキャッシュ(100%)」させたい場合は、プログラム起動(Launch)フェーズを
      何も起動せずに、次へボタンをクリック(Launch未実施状態)すると全てのデータがFB1に分類されます。
      「いきなりフルキャッシュ(100%)」の出来上がり。
      または、コマンド作業を行うと、FB1情報がリセットされます。


    tune
    • 回答としてマーク 菊地俊介 2010年3月2日 8:07
    2010年2月25日 3:58
  • 返信ありがとうございます。

    テストを行い、tunemickey様のご指摘どおり、起動動作に差が出ました。
    起動フェーズにて機能ブロックの割り当てがされていたのですね。

    これからパッケージ作成していく際の動作環境に
    利用できそうです。

    詳しいご説明、とても参考になりました、どうもありがとうございました。

    2010年3月1日 1:57