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ループバックアドレスを使用している環境での静的経路情報の追加について

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チャブーンです。
まず、この件ですが簡単に検証したところ、ざんねんながら状況は再現できていません。
Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、route -p add を実行すれば、再起動後も persistent として IP アドレスベースでちゃんと記録されています。
まあ、再設定すればその時は問題ない、ということですので、route addコマンドをバッチにして、これをタスクスケジューラかスタートアップスクリプトで実行すれば、当座の回避方法になるのではないでしょうか?
タスクスケジューラやスタートアップスクリプトでは、コンピュータ起動時にバッチを実行できます。スタートアップスクリプトについては、ローカルでgpedit.mscを実行して、コンピュータの構成、のなかにある[スクリプト(スタートアップ)]から設定します。ドメインに参加しているなら、グループポリシーで設定もできます。
2008年7月4日 12:43 -
チャブーンです。
> そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか
そうなります。Windows では仮想アダプタとして Microsoft Loopback Adapter を追加インストールできます。
私の方で意味を取り違えていたかもしれませんが、1 つの特定のアダプタ(インターフェース)に複数のIPアドレスをふり、任意のIPアドレスを発信元インターフェースとして route コマンドで設定したい、ということでしょうか。
ルーティングに関して、発信元インターフェースの設定は最終的にはOS側で自動的に行われているように動作上はみえます。複数のルーティング経路がある場合、OS が自動的に「最短経路を選ぶ」ようになっているようにみえ、ひとつのNICに複数設定されているIPアドレスでは(どちらでも通信はできるため)「管理者が設定した内容」は見ていないのかもしれません。
これ以上の内容はMSに直接聞かないとわからない、というところだと思いますので、白黒はっきりつけたい場合は、MSに問い合わせられることをお奨めします。
2008年7月26日 7:31
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チャブーンです。
まず、この件ですが簡単に検証したところ、ざんねんながら状況は再現できていません。
Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、route -p add を実行すれば、再起動後も persistent として IP アドレスベースでちゃんと記録されています。
まあ、再設定すればその時は問題ない、ということですので、route addコマンドをバッチにして、これをタスクスケジューラかスタートアップスクリプトで実行すれば、当座の回避方法になるのではないでしょうか?
タスクスケジューラやスタートアップスクリプトでは、コンピュータ起動時にバッチを実行できます。スタートアップスクリプトについては、ローカルでgpedit.mscを実行して、コンピュータの構成、のなかにある[スクリプト(スタートアップ)]から設定します。ドメインに参加しているなら、グループポリシーで設定もできます。
2008年7月4日 12:43 -
チャブーンさん、
お忙しい中回答および、検証ありがとうございました。
一点確認させて下さい。
>Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、
そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか。
今回静的経路のInterfaceに設定したのはLoopback Adapterアドレス(下記22.2.222.3)と同じセグメントの
別IPアドレス( 下記22.2.222.33)になり、こちらの別IPを使用して通信を行っております。再起動前後のroute print結果は以下のように書き換わっています。
【再起動前(route add直後)】
Network Destination Netmask Gateway Interface Metric
11.1.111.1 255.255.255.0 22.2.222.222 22.2.222.33 1
【再起動後】
Network Destination Netmask Gateway Interface Metric
11.1.111.1 255.255.255.0 22.2.222.222 22.2.222.3 1route addコマンドをスタートアップで実行させる方法につきましては
こちらでも採用候補として検討しておりました、ご教授ありがとうございます。
2008年7月9日 10:45 -
チャブーンです。
> そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか
そうなります。Windows では仮想アダプタとして Microsoft Loopback Adapter を追加インストールできます。
私の方で意味を取り違えていたかもしれませんが、1 つの特定のアダプタ(インターフェース)に複数のIPアドレスをふり、任意のIPアドレスを発信元インターフェースとして route コマンドで設定したい、ということでしょうか。
ルーティングに関して、発信元インターフェースの設定は最終的にはOS側で自動的に行われているように動作上はみえます。複数のルーティング経路がある場合、OS が自動的に「最短経路を選ぶ」ようになっているようにみえ、ひとつのNICに複数設定されているIPアドレスでは(どちらでも通信はできるため)「管理者が設定した内容」は見ていないのかもしれません。
これ以上の内容はMSに直接聞かないとわからない、というところだと思いますので、白黒はっきりつけたい場合は、MSに問い合わせられることをお奨めします。
2008年7月26日 7:31