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ループバックアドレスを使用している環境での静的経路情報の追加について RRS feed

  • 質問

  • お世話になります。

     

    以下について教えて頂けますでしょうか。

     

    サーバ(Windows2003)上にに静的経路情報を追加しました。(route -p addコマンド)
    その際Interfaceに上記サーバのNICに付与しているIPアドレスを設定したのですが
    OS再起動をするとそのIPアドレスがループバックアドレス(S/W要件で必須なため設定)に自動で書き換わってしまいます。

     

    OS再起動をしても静的経路情報を固定する方法はありませんでしょうか。

     

    宜しくお願い致します。

    2008年7月3日 9:19

回答

  • チャブーンです。

     

    まず、この件ですが簡単に検証したところ、ざんねんながら状況は再現できていません。

    Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、route -p add を実行すれば、再起動後も persistent として IP アドレスベースでちゃんと記録されています。

     

    まあ、再設定すればその時は問題ない、ということですので、route addコマンドをバッチにして、これをタスクスケジューラかスタートアップスクリプトで実行すれば、当座の回避方法になるのではないでしょうか?

     

    タスクスケジューラやスタートアップスクリプトでは、コンピュータ起動時にバッチを実行できます。スタートアップスクリプトについては、ローカルでgpedit.mscを実行して、コンピュータの構成、のなかにある[スクリプト(スタートアップ)]から設定します。ドメインに参加しているなら、グループポリシーで設定もできます。

    2008年7月4日 12:43
  • チャブーンです。

     

    > そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか

     

    そうなります。Windows では仮想アダプタとして Microsoft Loopback Adapter を追加インストールできます。

     

    私の方で意味を取り違えていたかもしれませんが、1 つの特定のアダプタ(インターフェース)に複数のIPアドレスをふり、任意のIPアドレスを発信元インターフェースとして route コマンドで設定したい、ということでしょうか。

     

    ルーティングに関して、発信元インターフェースの設定は最終的にはOS側で自動的に行われているように動作上はみえます。複数のルーティング経路がある場合、OS が自動的に「最短経路を選ぶ」ようになっているようにみえ、ひとつのNICに複数設定されているIPアドレスでは(どちらでも通信はできるため)「管理者が設定した内容」は見ていないのかもしれません。

     

    これ以上の内容はMSに直接聞かないとわからない、というところだと思いますので、白黒はっきりつけたい場合は、MSに問い合わせられることをお奨めします。

    2008年7月26日 7:31

すべての返信

  • チャブーンです。

     

    まず、この件ですが簡単に検証したところ、ざんねんながら状況は再現できていません。

    Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、route -p add を実行すれば、再起動後も persistent として IP アドレスベースでちゃんと記録されています。

     

    まあ、再設定すればその時は問題ない、ということですので、route addコマンドをバッチにして、これをタスクスケジューラかスタートアップスクリプトで実行すれば、当座の回避方法になるのではないでしょうか?

     

    タスクスケジューラやスタートアップスクリプトでは、コンピュータ起動時にバッチを実行できます。スタートアップスクリプトについては、ローカルでgpedit.mscを実行して、コンピュータの構成、のなかにある[スクリプト(スタートアップ)]から設定します。ドメインに参加しているなら、グループポリシーで設定もできます。

    2008年7月4日 12:43
  • チャブーンさん、

     

    お忙しい中回答および、検証ありがとうございました。

     

    一点確認させて下さい。

    >Microsoft Loopback Adapter に IP アドレスをふり、特定ネットワークをそのアダプタにルーティングするように設定しましたが、

    そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか。

     

    今回静的経路のInterfaceに設定したのはLoopback Adapterアドレス(下記22.2.222.3)と同じセグメントの
    別IPアドレス( 下記22.2.222.33)になり、こちらの別IPを使用して通信を行っております。

     

     

    再起動前後のroute print結果は以下のように書き換わっています。


    【再起動前(route add直後)】
    Network Destination        Netmask          Gateway        Interface  Metric
           11.1.111.1     255.255.255.0    22.2.222.222    22.2.222.33       1


    【再起動後】
    Network Destination        Netmask          Gateway       Interface   Metric
           11.1.111.1     255.255.255.0    22.2.222.222     22.2.222.3        1

     

     

     

    route addコマンドをスタートアップで実行させる方法につきましては

    こちらでも採用候補として検討しておりました、ご教授ありがとうございます。

    2008年7月9日 10:45
  • チャブーンです。

     

    > そのアダプタというのはLoopback Adapter のことでしょうか

     

    そうなります。Windows では仮想アダプタとして Microsoft Loopback Adapter を追加インストールできます。

     

    私の方で意味を取り違えていたかもしれませんが、1 つの特定のアダプタ(インターフェース)に複数のIPアドレスをふり、任意のIPアドレスを発信元インターフェースとして route コマンドで設定したい、ということでしょうか。

     

    ルーティングに関して、発信元インターフェースの設定は最終的にはOS側で自動的に行われているように動作上はみえます。複数のルーティング経路がある場合、OS が自動的に「最短経路を選ぶ」ようになっているようにみえ、ひとつのNICに複数設定されているIPアドレスでは(どちらでも通信はできるため)「管理者が設定した内容」は見ていないのかもしれません。

     

    これ以上の内容はMSに直接聞かないとわからない、というところだと思いますので、白黒はっきりつけたい場合は、MSに問い合わせられることをお奨めします。

    2008年7月26日 7:31
  • こんにちは、フォーラムオペレータ大久保です。

     

     zo5no さん、フォーラムのご利用ありがとうございます。

    チャブーン さん、アドバイスありがとうございます。

     

    結論は出ておりませんが有益な情報だと思いますので、アドバイスをくださった チャブーン さんの投稿に「回答済み」チェックをおつけいたしました。

    これでスレッドが終了 というわけではありませんので、状況が変わったりしましたら引き続き投稿いただければと思います。

     

    それでは

    2008年8月12日 3:43