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windows10 遅延設定の起点について・計画的に 1803 のアップデートを行いたい RRS feed

  • 質問

  • 遅延設定の起点について教えてください。

    1803のアップデートが予定されています。

    大型のシステム更新はPCの環境を大幅に変更することがあるため、業務で使用しているソフトやシステムに支障が出ないようにしないように計画的にアップデートを行ないたいと思っています。

    現在使用しているOSはWindows10 pro の 1709です。

    「更新とセキュリティ」のWindows Updateの詳細オプションで遅延設定ができるようですが起点について教えてください。

    例えば3月16日に1709にアップデートをしたとします。

    質問1 詳細オプションを開くと半期チャネルになっています。3月16日から半年間(9/16)は大型アップデートされないという理解で宜しいでしょうか?5月16日に半期チャネル(ターゲット指定)にして機能更新プログラムの延期可能日数を60日にしたら8/16日までは大型アップデート(1803)はされないという理解で宜しいでしょうか?

    質問2 半期チャネル(ターゲット指定)にして機能更新プログラムの延期可能日数を90日(6/16)にしたとします。5月16日に60日に変更したら8/16日までは大型アップデート(1803)はされないという理解で宜しいでしょうか?

    遅延設定の起点について分かりやすくご教示いただければ幸いです。

    2018年3月16日 9:06

回答

  • 「半期チャネル(ターゲット指定)」「半期チャネル」に対して、マイクロソフトが公開宣言した日が基準日(起点)で、そこからそこからそれぞれ延期日数を計算します。基準日は、以下のページの「サービスオプションごとのWindows 10の現在のバージョン」一覧の「公開日」列で確認できます。

    Windows 10リリース情報
    https://www.microsoft.com/ja-jp/itpro/windows-10/release-information

    例えば、1709の場合、「半期チャネル(ターゲット指定)」の場合の基準日は10/17/2017です(1行目の「Semi-Annal Channel(対象)|1709」の行です)。「半期チャネル」の場合の基準日は1/18/2018です(5行目の「Semi-Annual Channel|1709」の行です)。

    利用者側がチャネル設定を変更した日は起点にはなりませんし、「半期チャネル(ターゲット指定)」の0日延期の場合(既定の設定)、その日に必ず来るとも限りません(リリース直後は段階的に配布対象を広げているようです)。

    1803以降の基準日は未定です。これまでのバージョンは、公開されたその日に判明するという感じでした。また、「半期チャネル」への公開は、「半期チャネル(ターゲット指定)」への半年間ではなく、概ね4か月後です(これまでの実績を見てわかるように必ず4か月後というわけではありません。1709は3か月後でした)。

    なお、Windows Server Update Services (WSUS)を導入しているのであれば、チャネル選択はまったく関係ありませんので、管理者の承認に基づいて展開を開始できます。

    2018年3月16日 9:58
  • Windows 10 リリース情報のページに書いてあるとおり、「半期チャネル」の基準は「2017 年 7 月 27 日に広域展開を開始しました。 広域展開の準備状況に基づく Windows Update for Business の延期ポリシーは、その日付を基準に計算する必要があります。 」です。「半期チャネル(ターゲット指定)」は段階的に配布範囲が広げられるため、すぐに利用可能にならない場合もありますが、いつきたとしても「サービス オプションごとの Windows 10 の現在のバージョン」の一覧の「公開日」が基準になるのだと思います。

    リリース情報の一覧の Windows 10 バージョン1703の「公開日」は、なぜか半期チャネルに配布されたときに利用可能な最新ビルドのリリース日であるその月の第二火曜日(米国時間)になっています。バージョン1709からは公式アナウンスと一覧表の「公開日」はあっているので、通常はこの一覧表の「公開日」から起算すればよいと思います。

    Windows 10 ver 1703 の公式アナウンスはこちら。 
    Windows 10 Creators Update fully available for all Windows 10 customers (July 27, 2017)
    https://blogs.windows.com/windowsexperience/2017/07/27/windows-10-creators-update-fully-available-for-all-windows-10-customers/
    Windows 10 ver 1709 の公式アナウンスはこちら。
    Windows 10 Fall Creators Update (1709) fully available (Jan 11, 2018)
    https://blogs.windows.com/windowsexperience/2018/01/11/windows-10-fall-creators-update-1709-fully-available/
    "any device on Windows 10 Enterprise edition or Windows 10 Pro edition that is configured to receive updates automatically from Windows Update will be automatically offered Windows 10, version 1709 after January 18, 2018."

    インストール日が起算日というのは誤りだと思います。次の機能更新プログラムが利用可能になった日から、何日延期するという設定ですので、そもそもインストール日は全く関係ないはずです。例えば、今日、バージョン1607をインストールして延期設定をしたとしても、それは無視され(1607で延期ポリシーで延期可能な期日は 2016/11/29+180日で、既に過ぎているため)、新バージョンが検出されます。


    • 編集済み Yamauchi KazuoMVP 2018年3月24日 3:08 追記
    • 回答としてマーク 44Mbps 2018年3月26日 2:30
    2018年3月24日 3:03

すべての返信

  • 「半期チャネル(ターゲット指定)」「半期チャネル」に対して、マイクロソフトが公開宣言した日が基準日(起点)で、そこからそこからそれぞれ延期日数を計算します。基準日は、以下のページの「サービスオプションごとのWindows 10の現在のバージョン」一覧の「公開日」列で確認できます。

    Windows 10リリース情報
    https://www.microsoft.com/ja-jp/itpro/windows-10/release-information

    例えば、1709の場合、「半期チャネル(ターゲット指定)」の場合の基準日は10/17/2017です(1行目の「Semi-Annal Channel(対象)|1709」の行です)。「半期チャネル」の場合の基準日は1/18/2018です(5行目の「Semi-Annual Channel|1709」の行です)。

    利用者側がチャネル設定を変更した日は起点にはなりませんし、「半期チャネル(ターゲット指定)」の0日延期の場合(既定の設定)、その日に必ず来るとも限りません(リリース直後は段階的に配布対象を広げているようです)。

    1803以降の基準日は未定です。これまでのバージョンは、公開されたその日に判明するという感じでした。また、「半期チャネル」への公開は、「半期チャネル(ターゲット指定)」への半年間ではなく、概ね4か月後です(これまでの実績を見てわかるように必ず4か月後というわけではありません。1709は3か月後でした)。

    なお、Windows Server Update Services (WSUS)を導入しているのであれば、チャネル選択はまったく関係ありませんので、管理者の承認に基づいて展開を開始できます。

    2018年3月16日 9:58
  • マイクロソフト コミュニティ「windows10 遅延設定の起点について・計画的に 1803 のアップデートを行いたい」とのマルチポスト。

    マイクロソフト コミュニティのスレッドでも書きましたが、フォーラムの性質上、個別の問題解決だけでなく共有のナレッジを蓄積するという目的もあるので、情報が分散するのを避ける意味でもどちらか片方の場所に集約して進められることを強くお勧めします。
    個人的には無理強いするような話では無いと思いますが、マルチポストは蛇蝎のように嫌ってそれだけで相手にしなくなる人もいますので、百害あって一利のない行為であるとはいえるでしょう。


    hebikuzure

    2018年3月17日 7:38
  • Yamauchi Kazuo様

    ご返信有難うございます。

    大変分かりやすく回答して頂き感謝の限りです。

    頂いた回答をもとに考慮致します。

    一方でマイクロソフトのサポートに後日問合せしましたところ(無料の個人向けサポートで得た回答です)、検証したバージョンは1703ですが、配信日(インストール日)が起算日と教えていただきました。

    情報公開日とインストール日。バージョン毎に起算日が変わるんですかね?難しいです。

    2018年3月23日 9:15
  • Windows 10 リリース情報のページに書いてあるとおり、「半期チャネル」の基準は「2017 年 7 月 27 日に広域展開を開始しました。 広域展開の準備状況に基づく Windows Update for Business の延期ポリシーは、その日付を基準に計算する必要があります。 」です。「半期チャネル(ターゲット指定)」は段階的に配布範囲が広げられるため、すぐに利用可能にならない場合もありますが、いつきたとしても「サービス オプションごとの Windows 10 の現在のバージョン」の一覧の「公開日」が基準になるのだと思います。

    リリース情報の一覧の Windows 10 バージョン1703の「公開日」は、なぜか半期チャネルに配布されたときに利用可能な最新ビルドのリリース日であるその月の第二火曜日(米国時間)になっています。バージョン1709からは公式アナウンスと一覧表の「公開日」はあっているので、通常はこの一覧表の「公開日」から起算すればよいと思います。

    Windows 10 ver 1703 の公式アナウンスはこちら。 
    Windows 10 Creators Update fully available for all Windows 10 customers (July 27, 2017)
    https://blogs.windows.com/windowsexperience/2017/07/27/windows-10-creators-update-fully-available-for-all-windows-10-customers/
    Windows 10 ver 1709 の公式アナウンスはこちら。
    Windows 10 Fall Creators Update (1709) fully available (Jan 11, 2018)
    https://blogs.windows.com/windowsexperience/2018/01/11/windows-10-fall-creators-update-1709-fully-available/
    "any device on Windows 10 Enterprise edition or Windows 10 Pro edition that is configured to receive updates automatically from Windows Update will be automatically offered Windows 10, version 1709 after January 18, 2018."

    インストール日が起算日というのは誤りだと思います。次の機能更新プログラムが利用可能になった日から、何日延期するという設定ですので、そもそもインストール日は全く関係ないはずです。例えば、今日、バージョン1607をインストールして延期設定をしたとしても、それは無視され(1607で延期ポリシーで延期可能な期日は 2016/11/29+180日で、既に過ぎているため)、新バージョンが検出されます。


    • 編集済み Yamauchi KazuoMVP 2018年3月24日 3:08 追記
    • 回答としてマーク 44Mbps 2018年3月26日 2:30
    2018年3月24日 3:03
  • Yamauchi Kazuo様

    ご返信有難うございます。

    リリース情報も確認させて頂きました。半期チャンネルでの公開日基準という考え方が間違えなさそうですので

    頂いた情報を元に計画的にアップデートの管理をしていきたいと思います。

    公式アナウンスまで掘り下げて確認して下さいまして有難うございました。

    2018年3月26日 7:32