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Server2008R2のアクセスベースの列挙設定について RRS feed

  • 質問

  • お世話になります。

    WindowsServer2008R2(64Bit)Standardでの運用です。

    記憶では、2008R2のファイル共有ではアクセスベースの列挙を有効がデフォルトだと思ってましたが、

    現状の環境では有効になっていません。

    今回、アクセス権のある共有フォルダのみ表示するようにしたいと思いますが、うまくいきません。

    共有と記憶域の管理でのアクセスベースの列挙の部分は無効になっていましたので、有効にしました。

    また、アクセス権のあるユーザーはフルコントロールでしたので、一部記事でエラーが出る場合があるとのものを見たので

    フルコントロールを外しました。

    他に確認する場所の情報をお願いしたく思います。

    現状、アクセスベースの列挙が無効になっているのは前任者の設定のため、何をしたのかが確認できずです。

    不正確な書き方で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

    2015年5月6日 14:30

回答

  • チャブーンです。

    まず前提ですが、

    記憶では、2008R2のファイル共有ではアクセスベースの列挙を有効がデフォルトだと思ってましたが、現状の環境では有効になっていません。
    <中略>現状、アクセスベースの列挙が無効になっているのは前任者の設定のため、何をしたのかが確認できずです。

    前任者の方が「意図的に無効」と設定したことはおそらくないはずです。というのは、Windows Server 2008 R2でアクセスベースの列挙(ABE)が自動的に有効になる、ならないは共有の設定方法に依存するからです。

    1. [共有]タブの[共有]ボタン(ネットワークのファイルとフォルダの共有)→このケースのみ「有効」
    2. [共有]タブの[詳細な共有]ボタン(詳細な共有)→「無効」
    3. [共有と記憶域]管理ツールでの[共有の準備]ウィザード→「無効」

    前任者の方は2あるいは3(おそらく2)で共有の設定を行ったので、おっしゃるような状態になっているように見受けられます。ちなみに2の設定方法はいにしえの昔からWindows共有を設定する方法であり、[共有のアクセス許可]を自由に設定できる利点もあるため、極めて一般的な操作方法という認識です。前任者の方の設定上の落ち度はまったくない、といえるでしょう。

    ご質問の方ですが、どのようなフォルダ構成(サブフォルダ構成含む)なのか、そのフォルダ構成をどのように(ABE的に)見せるようにしたいのか、といった内容をいただけないと、どなたも回答は難しいと思います。

    一つ先回りして答えるとすれば、ABEでは「共有のルートフォルダ」を制御することはできない、ということです。たとえば\\SERVER1\Share\Folder1 という共有パスがあったとして、ABEが制御できるのは「Folder1」フォルダがみえるかみえないか、だけになります。「Share」フォルダをABEを使って特定ユーザから見えなくする、ということは機能上できません。ですから\\SERVER1\Share フォルダをABEで隠すことはできません。


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。

    • 回答の候補に設定 佐伯玲 2015年5月8日 2:54
    • 回答としてマーク pen2 2015年5月10日 8:03
    2015年5月7日 2:05

すべての返信

  • チャブーンです。

    まず前提ですが、

    記憶では、2008R2のファイル共有ではアクセスベースの列挙を有効がデフォルトだと思ってましたが、現状の環境では有効になっていません。
    <中略>現状、アクセスベースの列挙が無効になっているのは前任者の設定のため、何をしたのかが確認できずです。

    前任者の方が「意図的に無効」と設定したことはおそらくないはずです。というのは、Windows Server 2008 R2でアクセスベースの列挙(ABE)が自動的に有効になる、ならないは共有の設定方法に依存するからです。

    1. [共有]タブの[共有]ボタン(ネットワークのファイルとフォルダの共有)→このケースのみ「有効」
    2. [共有]タブの[詳細な共有]ボタン(詳細な共有)→「無効」
    3. [共有と記憶域]管理ツールでの[共有の準備]ウィザード→「無効」

    前任者の方は2あるいは3(おそらく2)で共有の設定を行ったので、おっしゃるような状態になっているように見受けられます。ちなみに2の設定方法はいにしえの昔からWindows共有を設定する方法であり、[共有のアクセス許可]を自由に設定できる利点もあるため、極めて一般的な操作方法という認識です。前任者の方の設定上の落ち度はまったくない、といえるでしょう。

    ご質問の方ですが、どのようなフォルダ構成(サブフォルダ構成含む)なのか、そのフォルダ構成をどのように(ABE的に)見せるようにしたいのか、といった内容をいただけないと、どなたも回答は難しいと思います。

    一つ先回りして答えるとすれば、ABEでは「共有のルートフォルダ」を制御することはできない、ということです。たとえば\\SERVER1\Share\Folder1 という共有パスがあったとして、ABEが制御できるのは「Folder1」フォルダがみえるかみえないか、だけになります。「Share」フォルダをABEを使って特定ユーザから見えなくする、ということは機能上できません。ですから\\SERVER1\Share フォルダをABEで隠すことはできません。


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。

    • 回答の候補に設定 佐伯玲 2015年5月8日 2:54
    • 回答としてマーク pen2 2015年5月10日 8:03
    2015年5月7日 2:05
  • チャブーンさま、ご回答ありがとうございました。

    お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

    アドバイスを頂いたとおりでした。

    まさに、「共有のルートフォルダ」を制御することはできない」という理解不足に起因しており、

    ルート下のフォルダに構成変更したところ、解決いたしました。

    私の認識も誤っていたことが分かりすっきりです。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    2015年5月10日 8:03