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ごみ箱からの削除についいて RRS feed

  • 質問

  • いつも拝見しております。

    ADのごみ箱機能について教えてください。
    <環境>
    ・2008R2+2012R2の混在環境
    ・フォレスト/ドメインの機能レベル 2008R2

    上記環境にて。ごみ箱機能を有効にし、管理センターより「Deleted Objects」コンテナが表示されることは確認しております。
    ここで、「Deleted Objects」を選択すると右ペインに「新規」「削除」の選択肢がありますが、
    この削除がグレーアウトしていることは正常な状態なのでしょうか。
    知りたい点は以下の2点です。
    ・ADの仕様として、ゴミ箱からDeleted Object Lifetime+Tombstone Lifetimeの期間を待たずに手動で完全削除が出来るかどうか
    ・上記画面の「削除」が環境によってはグレーアウトせずにここから削除することが出来るのかどうか。出来る場合はどのような
    環境であればよいのか。
    が知りたいです。
    ※削除する必要性がないというのは重々承知の上質問させて頂いております。

    ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
    よろしくおねがいいたします。
    2018年3月2日 7:40

回答

  • チャブーンです。

    この件なのですが、前提として「Deleted Objects内のオブジェクトを任意に削除する」しくみはない、と認識しています。

    Deleted Objects内については、Tombstone Lifetimeが完全に経過した後、12時間ごとに実行されるgarbagecollection(データベースの最適化)で引っかかれば削除される、というしくみです。

    https://support.microsoft.com/en-us/help/198793/the-active-directory-database-garbage-collection-process-and-calculati

    ですから、オブジェクトを手動で「選んで」削除、などというプロセスは用意されていません。Active Directory管理センターのメニューですが、これらコンテキストメニューはツール内での特定コンポーネント向けに決め打ちされた内容(たとえばコンテナオブジェクトには皆同じメニュー)として、用意されただけでしょう。

    ちなみに、任意のオブジェクトを削除することはできませんが、うえの「garbagecollection」を任意のタイミングで実行する、ことだけは可能です。Deleted Object LifetimeやTombstone Lifetimeを一時的に短く設定し、したの方法でLDAPコントロールを実行すれば、削除オブジェクトを完全消去することができます。

    https://cloudblogs.microsoft.com/enterprisemobility/2009/03/24/taking-out-the-trash/


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。


    2018年3月3日 5:41
    モデレータ

すべての返信

  • チャブーンです。

    この件なのですが、前提として「Deleted Objects内のオブジェクトを任意に削除する」しくみはない、と認識しています。

    Deleted Objects内については、Tombstone Lifetimeが完全に経過した後、12時間ごとに実行されるgarbagecollection(データベースの最適化)で引っかかれば削除される、というしくみです。

    https://support.microsoft.com/en-us/help/198793/the-active-directory-database-garbage-collection-process-and-calculati

    ですから、オブジェクトを手動で「選んで」削除、などというプロセスは用意されていません。Active Directory管理センターのメニューですが、これらコンテキストメニューはツール内での特定コンポーネント向けに決め打ちされた内容(たとえばコンテナオブジェクトには皆同じメニュー)として、用意されただけでしょう。

    ちなみに、任意のオブジェクトを削除することはできませんが、うえの「garbagecollection」を任意のタイミングで実行する、ことだけは可能です。Deleted Object LifetimeやTombstone Lifetimeを一時的に短く設定し、したの方法でLDAPコントロールを実行すれば、削除オブジェクトを完全消去することができます。

    https://cloudblogs.microsoft.com/enterprisemobility/2009/03/24/taking-out-the-trash/


    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。


    2018年3月3日 5:41
    モデレータ
  • チャプーン様

    回答頂きありがとうございます。
    いつも的確な回答を頂き大変感謝しております。

    見解としましては、やはりごみ箱からの削除は仕様として出来ない認識で理解しました。
    ごみ箱内のオブジェクトを右クリックしても「削除」は表示されないので、
    頂いた情報を元に進めてみます。

    本件、大変助かりました。
    ありがとうございました。
    また何かありましたらこちらを利用させて頂きます。

    よろしくおねがいいたします。

    2018年3月5日 6:46