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ソフトウェア更新プログラム展開におけるインストール時間の制御

質問
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お世話になっております。
SCCM2012を構築しました。WSUSは同一物理サーバー内に並置しております。現在、ソフトウェア更新プログラムの展開において以下の現象が発生しております。期待する動作に設定変更するにはどうすればよいのでしょうか? ご教示お願いいたします。
【現象】
・ソフトウェア更新プログラムの展開時、自動再起動は抑止可能。
・ソフトウェア更新プログラムのインストールが展開期限が来ると業務中に実行される。
・ソフトウェア更新プログラムのインストールが自動実行されることにより、旧タイプのPCではCPUが100%近くに張り付き、業務が停止する
【期待する動作】
・ソフトウェア更新プログラムのインストールはシャットダウン時にのみ自動実行したい。
・展開期限を過ぎたソフトウェア更新プログラムについても「直ちに」実行するのではなく、シャットダウン時にのみ実行したい。
【補足】
Active DirectoryについてはWindows Server 2008R2で構築しています。ただし、ほかの業者さんが保守を行っています。
クライアントPCはすべてWindows7です。
【追記】
Windows Update関係のGPOは以下が適用されていました。
[コンピューターの構成 \ ポリシー \ 管理用テンプレート \ Windows コンポーネント \ Windows Update]
・自動更新を有効にする 有効 3-自動ダウンロードしインストールを通知
- 編集済み mizutamari 2015年6月7日 23:33
回答
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こんにちは。
SCCMサイトサーバーとWSUSは同一筐体にインストールされているとのことですが、WSUSはソフトウェア更新ポイント(SUP)として動作させており、Windows 7クライアントは、SCCMクライアントでSCCMで管理されており、ソフトウェア更新を管理している状態でしょうか?
SCCM+WSUS(SUP)環境の前提で説明しますが、この場合は、SCCMクライアントにOSシャットダウン時に更新プログラムをインストールすることは出来ません。
ユーザーの業務中に更新プログラムがインストールされてしまうのは、更新プログラムの展開設定が原因と思われます。
「展開」作成時に[展開の種類]が[必須]ではなく[利用可能]で、[利用可能な時間]を[指定した時間経過後]にすることで強制的にインストールされることはありません。ユーザーへの通知は、[ユーザーへの通知]でインストールが可能になればポップアップが表示されSoftware Centerにも更新プログラムが表示されます。
あくまでクライアントOSがシャットダウン時に更新プログラムをインストールするのが要件であれば、WSUSはSUPとしてではなく、独立したWSUSで実行し、GPOのWindows Updateポリシーで制御することになります。
WSUSの基本的なGPO構成は、以下を参照してください。
「WSUS クライアントのグループ ポリシー : その 1 - 基本編」http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2015/03/24/wsus-1.aspx
「WSUS クライアントのグループ ポリシー : その 2 - Windows 8 / Windows Server 2012 以降編」
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2015/03/24/wsus-2-windows-8-windows-server-2012.aspx
WSUS独立環境でGPOでOSシャットダウン時に更新プログラムをインストールするポリシーは、Windows Updateポリシーの以下になります。
1)「[Windows シャットダウン]ダイアログボックスで、[更新をインストールしてシャットダウン]オプションを表示しない」
2)「[Windowsシャットダウン]ダイアログボックスの既定のオプションを[更新をインストールしてシャットダウン]に調整しない」
ご参考になれば幸いです。
SundaySilence Microsoft MVP | Enterprise Client Management (Jan.2011- Dec.2015)
- 回答としてマーク mizutamari 2015年6月12日 11:19
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こんにちは。
SCCMサイトサーバーとWSUSは同一筐体にインストールされているとのことですが、WSUSはソフトウェア更新ポイント(SUP)として動作させており、Windows 7クライアントは、SCCMクライアントでSCCMで管理されており、ソフトウェア更新を管理している状態でしょうか?
SCCM+WSUS(SUP)環境の前提で説明しますが、この場合は、SCCMクライアントにOSシャットダウン時に更新プログラムをインストールすることは出来ません。
ユーザーの業務中に更新プログラムがインストールされてしまうのは、更新プログラムの展開設定が原因と思われます。
「展開」作成時に[展開の種類]が[必須]ではなく[利用可能]で、[利用可能な時間]を[指定した時間経過後]にすることで強制的にインストールされることはありません。ユーザーへの通知は、[ユーザーへの通知]でインストールが可能になればポップアップが表示されSoftware Centerにも更新プログラムが表示されます。
あくまでクライアントOSがシャットダウン時に更新プログラムをインストールするのが要件であれば、WSUSはSUPとしてではなく、独立したWSUSで実行し、GPOのWindows Updateポリシーで制御することになります。
WSUSの基本的なGPO構成は、以下を参照してください。
「WSUS クライアントのグループ ポリシー : その 1 - 基本編」http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2015/03/24/wsus-1.aspx
「WSUS クライアントのグループ ポリシー : その 2 - Windows 8 / Windows Server 2012 以降編」
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2015/03/24/wsus-2-windows-8-windows-server-2012.aspx
WSUS独立環境でGPOでOSシャットダウン時に更新プログラムをインストールするポリシーは、Windows Updateポリシーの以下になります。
1)「[Windows シャットダウン]ダイアログボックスで、[更新をインストールしてシャットダウン]オプションを表示しない」
2)「[Windowsシャットダウン]ダイアログボックスの既定のオプションを[更新をインストールしてシャットダウン]に調整しない」
ご参考になれば幸いです。
SundaySilence Microsoft MVP | Enterprise Client Management (Jan.2011- Dec.2015)
- 回答としてマーク mizutamari 2015年6月12日 11:19