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Hyper-V上におけるADサーバとRDSコンポーネント群の同居について RRS feed

  • 質問

  • お世話になります。

    物理サーバー台数を最小限にした小規模(10名程度)のVDI環境を構築したいと考えております。

    Windows Server 2012 機能評価ガイドによれば、ADサーバとRDSサーバ(Broker、仮想化ホスト、Webアクセス、セッションホスト)は同一のHyper-Vホスト上で実行されることを想定していないとありますが、構成としては可能な構成と考えても良いものでしょうか。

    BrokerとADが同居できない点については仮想マシンを分けることで対応しようと考えております。

    具体的にはHyper-V上にADサーバ、RD管理サーバ(Broker,Webアクセス、仮想化ホスト)、RDセッションホストの3台を構築する予定です。

    ※ADサーバの起動は必ず他のRDSサーバよりも前というのが前提です

    Web上で拝見したMVPの方のブログによれば(http://d.hatena.ne.jp/ogawad/20140630/1404142403)、Hyper-Vの親OSに仮想化ホスト機能をインストールし、ADを含むその他のRDS機能を単一の仮想マシンにインストールされておりましたが、評価ガイドにある「ブローカーとADが同居できない」という文言と矛盾しています。同ブログでは同居出来ないのはバグで、現在は修正パッチを適用することで同居可能であるとありますが、どちらが正しいのでしょうか。

    ご回答頂けますと幸甚です。

    2016年7月1日 2:45

回答

  • こんにちは。

    まず、ご質問の回答とは異なりますが、物理サーバー台数を最小限にした構成と書いていらっしゃるので、Azure上でRDSを構築されるのはいかがでしょうか。

    物理的なホスト台数を考慮する必要もございませんし、障害時の可用性についての考慮も容易になります。

    さらに、小川さんのブログで紹介されている下記KBを拝見させていただいたのですが、Windows Server 2012 R2 という記載がございません。(何もついていないほうの2012の記載はございます。)ですが、2012の場合でも同一パッチを適用すれば同居する構成はとることができます。

    https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2871777

    ですが、元の文脈からすると可用性を考慮すると、検証環境では同居構成でも問題ないと思いますが、本番環境では分けたほうがいいと思います。

    >同一のHyper-Vホスト上で実行されることを想定していないとありますが、構成としては可能な構成と考えても良いものでしょうか。

    運用を視野にいれると、1台の物理ホストでの障害の影響範囲が全部のデスクトップになりますが、その可用性でよろしいのであれば構成をとることは可能です。

    ご参考になればと思います。


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    • 回答の候補に設定 佐伯玲 2016年7月5日 1:57
    • 回答としてマーク 佐伯玲 2016年7月20日 4:24
    2016年7月4日 2:08