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手動インストールに関しまして。

質問
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いつも参考にさせていただいております。
これまで未検証であったVPN用境界の検証も含めております。
以下の環境となっております。
・Azure環境
・AD/AADのHybrid Azure AD Join
・MECM(SCCM)
・スタンドアロンプライマリサイト(All in One:2010)
・クラウド管理ゲートウェイ(CMG)
・クライアント(Surface)
・イントラネット接続(Azure VPN Gateway)
・インターネット接続(テザリング)
社内クライアント想定はテザリング後にAzure VPNを使用、
社外クライアント想定はテザリングによるインターネット接続、以上ににより、
プッシュインストール不可から手動インストールの検証となっております。
ですが、その手動インストールが上手くいっておりません。
現在も検証中ですが解決出来ておらず、ご助力いただけますと幸いです。
クライアントのログ([ClientLocation.log]等)から境界が怪しいと踏んでおります。
1.社内クライアント想定の端末へ手動インストール失敗。
一向に(待機時間約1時間前後位)MECM管理下とならず(アイコンがインストール済未オンラインの緑ランプ)、
境界パターンを色々と試行いたしましたが全て失敗となっております。
・テザリングWiFiの「IPアドレスの範囲」
・Azure VPNの「IPアドレスの範囲」
・Active Directoryサイト
MECMサーバー→クライアント(Azure VPN)でPingが通るのですが、
この[1]の場合は、どの境界が正となるのでしょうか。
(※DNSレコードには、テザリングWiFiからAD参加時のIPアドレスが登録されていました。)
2.社外クライアント想定の端末へ手動インストール失敗。
インターネット接続でCMG指定の手動インストールが可能の認識ですが、
これはエージェントインストール済みの端末からCMGのURL(MP)をPowerShellから取得するもので、
エージェントインストール済みの端末が無い状態であれば、そのURLが判別出来ないのではないでしょうか。
<参考URL>
https://docs.microsoft.com/ja-jp/mem/configmgr/core/clients/manage/cmg/configure-clients
3.VPN用境界ですが、
[ipconfig /all]から[説明(※正確には、[PPP adapterの名称]でしょうか)]を取得し、
自動もしくはその値を指定する、のどちらかで境界として指定可能の認識です。
エージェントが入っていない状態でも、これは取得されるのものでしょうか。
VPN全てではなく、Cisco社のAnyConnectや今回のAzure VPNでも可能なのでしょうか。
何卒お力添えいただきたく存じます。
以上、よろしくお願いいたします。
回答
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【1】
"MECM管理下とならず(アイコンがインストール済未オンラインの緑ランプ)" が具体的にどの様な状態にあるのか読み取れませんが、取り合えず境界が未設定だからといって管理ポイントに全くアクセスできない訳では無く、少なくともサイトの既定の管理ポイントにはアクセスするはずです。(インストールのオプションが適切である前提)
インストールが正常に完了していない、またはクライアント登録やサイト割り当てのプロセスに問題がある事が疑われる場合は、クライアント側の以下のログを確認頂くと良いでしょう。
Ccmsetup.log
ClientIDManagerStartup.log
【2】
以下の PowerShell コマンドの事でしょうか?
Get-WmiObject -Namespace Root\Ccm\LocationServices -Class SMS_ActiveMPCandidate | Where-Object {$_.Type -eq "Internet"}
であれば、認識の通り CMG を指定するポリシーを確認するためのコマンドですので、エージェントのインストールに問題が有るなどで CMG ポリシーを受け取っていない場合は何も表示されないものと思われます。
インターネット上のクライアントに CMG を使用してエージェントをインストールする方法については以下を確認して下さい。Hybrid Azure AD Joinとの事ですので、ccmsetup.exe を実行するときに、 /mp パラメーターを使用して CMG の URL を指定する方法が取れるかと思います。
【3】
MECMクライアントにより、管理ポイントや配布ポイントの検出が行われる際に送信されるネットワーク構成に関する情報を基に自動作成している様に読み取れますので、MECMクライアントがインストールされているデバイスでないと自動作成はされないものと思われます。
どのVPNで利用可能かについては分かりませんが、動作としては VPN の仮想 NIC の情報を基にVPN用の境界を作成・判別する様なので、VPN により仮想 NIC が作成され、それが MECM 側で判別できるなら可能だと思われます。
- 回答としてマーク aimar10 2021年2月9日 0:36
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【1】
"MECM管理下とならず(アイコンがインストール済未オンラインの緑ランプ)" が具体的にどの様な状態にあるのか読み取れませんが、取り合えず境界が未設定だからといって管理ポイントに全くアクセスできない訳では無く、少なくともサイトの既定の管理ポイントにはアクセスするはずです。(インストールのオプションが適切である前提)
インストールが正常に完了していない、またはクライアント登録やサイト割り当てのプロセスに問題がある事が疑われる場合は、クライアント側の以下のログを確認頂くと良いでしょう。
Ccmsetup.log
ClientIDManagerStartup.log
【2】
以下の PowerShell コマンドの事でしょうか?
Get-WmiObject -Namespace Root\Ccm\LocationServices -Class SMS_ActiveMPCandidate | Where-Object {$_.Type -eq "Internet"}
であれば、認識の通り CMG を指定するポリシーを確認するためのコマンドですので、エージェントのインストールに問題が有るなどで CMG ポリシーを受け取っていない場合は何も表示されないものと思われます。
インターネット上のクライアントに CMG を使用してエージェントをインストールする方法については以下を確認して下さい。Hybrid Azure AD Joinとの事ですので、ccmsetup.exe を実行するときに、 /mp パラメーターを使用して CMG の URL を指定する方法が取れるかと思います。
【3】
MECMクライアントにより、管理ポイントや配布ポイントの検出が行われる際に送信されるネットワーク構成に関する情報を基に自動作成している様に読み取れますので、MECMクライアントがインストールされているデバイスでないと自動作成はされないものと思われます。
どのVPNで利用可能かについては分かりませんが、動作としては VPN の仮想 NIC の情報を基にVPN用の境界を作成・判別する様なので、VPN により仮想 NIC が作成され、それが MECM 側で判別できるなら可能だと思われます。
- 回答としてマーク aimar10 2021年2月9日 0:36