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memory.dmpが消える

質問
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Windows 10使用時にブルースクリーンとなりクラッシュしました。
再起動後、Windowsフォルダ直下にMemory.dmpが作成されていることを確認しました。
別件の用事があり1時間程PCから目を離していたのですが、再度Windowsフォルダ直下を確認したところMemory.dmpがなくなっておりました。
製品向上のためメモリダンプ等の情報がMicrosoftに送信されるということは聞いておりましたが、送信後に自動で削除されるものなのでしょうか。容量が少ない場合に自動的に削除されるという認識はあるのですが、システムドライブには100GB以上の空き容量があるので、それには当てはまらないという認識です。
もし、Windowsにおいて自動的に削除される仕組みがないのであれば、ウィルス等に感染してしまったのではないかと不安に思っています(ウィルスのチェックでは何も検出されませんでしたが)。
どなたか、メモリダンプが自動的に削除される件について、ご存知の方がおりましたら情報をお知らせください。よろしくお願いいたします。
なお、ちなみに擬似的にクラッシュを発生させMemory.dmpを作成してみましたが、その場合はMemory.dmpが消えてしまうことはありませんでした。
回答
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恐らくディスク クリーンアップのタスク (SilentCleanup) が実行された事により削除されたのでしょう。
Windows 8.1 までは、kan_kojinjigyoumushi 様が認識されている通り、ディスクの空き容量が少ない場合にのみディスク クリーンアップのタスクが実行される仕様でしたが、Windows 10 からはシステムがアイドル状態に移行した場合にも、ディスク クリーンアップのタスクが実行される仕様に変更されています。
以下は ActiveX がディスク クリーンアップにより自動的に削除されてしまう事象についてのブログですが、上記仕様変更について触れられています。
ActiveX が自動的に削除されてしまう
================抜粋===================
Windows 8.1 までは、ディスク全体の容量に対して空き容量が 10 % を下回った場合にのみ SilentCleanup タスクが実施されていましたが、
Windows 10 では、ユーザーの利便性を向上させる意図から、システムが idle 状態に移行した場合にも、SilentCleanup タスクが実行されます。
=====================================
疑似的に Memory.dmp を作成した際に Memory.dmp が削除されなかったのは、システムがアイドル状態に移行する事が無かった為、ディスク クリーンアップのタスクが動作していない可能性が考えられます。
- 回答としてマーク kan_kojinjigyoumushi 2018年1月11日 12:13
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恐らくディスク クリーンアップのタスク (SilentCleanup) が実行された事により削除されたのでしょう。
Windows 8.1 までは、kan_kojinjigyoumushi 様が認識されている通り、ディスクの空き容量が少ない場合にのみディスク クリーンアップのタスクが実行される仕様でしたが、Windows 10 からはシステムがアイドル状態に移行した場合にも、ディスク クリーンアップのタスクが実行される仕様に変更されています。
以下は ActiveX がディスク クリーンアップにより自動的に削除されてしまう事象についてのブログですが、上記仕様変更について触れられています。
ActiveX が自動的に削除されてしまう
================抜粋===================
Windows 8.1 までは、ディスク全体の容量に対して空き容量が 10 % を下回った場合にのみ SilentCleanup タスクが実施されていましたが、
Windows 10 では、ユーザーの利便性を向上させる意図から、システムが idle 状態に移行した場合にも、SilentCleanup タスクが実行されます。
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疑似的に Memory.dmp を作成した際に Memory.dmp が削除されなかったのは、システムがアイドル状態に移行する事が無かった為、ディスク クリーンアップのタスクが動作していない可能性が考えられます。
- 回答としてマーク kan_kojinjigyoumushi 2018年1月11日 12:13
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Lapivy様
ご回答ありがとうございます。
Windows 10から空き容量に関係なく、ディスクのクリーンアップが行われること、知りませんでした。
Cドライブのプロパティからディスククリーンアップを選んでみたのですが、「システムによって作成されたWindowsエラー」には(他にそれらしい項目はなかったので)チェックが入っていなかったので、ちょっと疑心暗鬼だったのですが、試しに疑似的にMemory.dmpを作成してからアイドル状態となるまで放っておいたところ、疑似的に作成したMemory.dmpでも自動的に削除されることが確認できました。
デフォルトでMemory.dmpはディスク クリーンアップの削除対象となっているのですね。
Memory.dmpをディスク クリーンアップの対象から外すには、「システムの詳細設定」の「起動と回復」にある「システム エラー」の項目で「ディスク領域が少ない時でもメモリ ダンプの自動削除を無効にする」にチェックするしかないということですね(Windows 10でディスクの空き容量に関係なく自動削除されるのに、この項目の記載はこのままなのですね)。
兎に角、
Memory.dmpが自動的に削除されたのはウィルス等の仕業ではなかったということで安心しました。
ありがとうございました。