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WSUS環境での「BITS バックグラウンド転送の最大ネットワーク帯域幅を制限する」と「配信の最適化」について

質問
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弊社環境
WSUS1台-Win10 1803 クライアント3000台(WSUSグループ20個に分割)
FeatureUpdateを段階的に承認したところ
ある拠点でクライアント間の通信が多く、NW遅延が発生いたしました。
クライアント間の通信をやめるか、WSUSとの帯域制御をかけるか、どちらも行う
を検討しております。
WSUS-クライアント間の帯域制御を考えております。
[コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [ネットワーク] ->[バックグラウンドインテリジェント転送サービス] ->[BITS バックグラウンド転送の最大ネットワーク帯域幅を制限する]
[コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [Windows コンポーネント] -> [配信の最適化]-> [ダウンロード モード]
簡易 (99) or バイパス (100)
[配信の最適化]-> [ダウンロード モード]
簡易 (99) にした場合、配信最適化のUUPサービスが動くと認識しております。
バイパス (100) はBITSサービスが動く
[配信の最適化]-> [ダウンロード モード] 簡易 (99) にすると
[BITS バックグラウンド転送の最大ネットワーク帯域幅を制限する]は動作するのでしょうか。
サービスが異なるため動作しないのではないかと疑問に感じております。有識者の方々ご存知でしたらお知恵を拝借できればと思います。
---下記は拝見しております。----
Windows 10 バージョン 1607 以降の環境にて BranchCache を利用する際の条件
配信の最適化についてWindows 10 配信の最適化②~Ver.1803での機能改善ポイント編
ーーーーーーーーーーーーー
以上
- 編集済み Discovery_O 2019年9月5日 2:32
回答
-
確認されている、配信の最適化について #2 グループポリシー篇に書かれている通り、BITS の帯域制限を利用したいのであれば、配信の最適化のダウンロードモードは "バイパス" にしておく必要がある理解です。よって、"バイパス" 以外の場合は BITS 関連の設定やポリシーは動作しないと考えた方が良いでしょう。
以下、抜粋
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設定
ダウンロード時に利用するサービス
クラウド サービスへの接続
HTTP のみ (0)
Delivery Optimization
あり
簡易 (99)
Delivery Optimization
なし
バイパス (100)
Background Intelligent Transfer Service
(BITS)
なし
※ 注意 : ダウンロード モードのグループ ポリシーを "無効" に設定しても、P2P の通信は無効に出来ません。"無効" の場合は、既定の設定が利用されます。
クラウドサービスの接続も含めて無効化する場合には、「簡易 (99)」もしくは「バイパス (100)」を選択しましょう。また、このブログでも紹介している通り BranchCache や、このブログの C として紹介している BITS の帯域制限等、以前の OS から利用出来た BITS に関連する機能を利用したい場合には、「バイパス」を選択していただく必要があるので注意が必要です。
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- 回答としてマーク Discovery_O 2019年9月6日 5:50
すべての返信
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確認されている、配信の最適化について #2 グループポリシー篇に書かれている通り、BITS の帯域制限を利用したいのであれば、配信の最適化のダウンロードモードは "バイパス" にしておく必要がある理解です。よって、"バイパス" 以外の場合は BITS 関連の設定やポリシーは動作しないと考えた方が良いでしょう。
以下、抜粋
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設定
ダウンロード時に利用するサービス
クラウド サービスへの接続
HTTP のみ (0)
Delivery Optimization
あり
簡易 (99)
Delivery Optimization
なし
バイパス (100)
Background Intelligent Transfer Service
(BITS)
なし
※ 注意 : ダウンロード モードのグループ ポリシーを "無効" に設定しても、P2P の通信は無効に出来ません。"無効" の場合は、既定の設定が利用されます。
クラウドサービスの接続も含めて無効化する場合には、「簡易 (99)」もしくは「バイパス (100)」を選択しましょう。また、このブログでも紹介している通り BranchCache や、このブログの C として紹介している BITS の帯域制限等、以前の OS から利用出来た BITS に関連する機能を利用したい場合には、「バイパス」を選択していただく必要があるので注意が必要です。
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- 回答としてマーク Discovery_O 2019年9月6日 5:50