トップ回答者
ログオンスクリプトの動作が不安定です

質問
-
お世話になっております。
WindowsServer2008 R2においてADサーバを構成しており、
【ActiveDirectoryユーザーとコンピュータ】の「Users」配下のユーザの「プロパティ」→「プロファイル」タブ内の
「ユーザープロファイル」にログオンスクリプトを配置しています。
そのログオンスクリプトが、全ユーザーで正常に作動しない場合があります。
かなりランダムで発生しており、全台正常に作動している場合もあります。
切分としてどのような部分をチェックすればよいでしょうか。
(サーバをVPN越しの拠点に設置している為、その都合もあるかもしれません)
何卒、ご教授頂きたくお願い致します。
回答
-
チャブーンです。
最近のWindows クライアント OSでは「高速ログオン」機能がONになっていますので、ログオンスクリプトが同期的に実行できない等の場合、これをOFFにすると動作が安定することがあります。具体的には「コンピューターの起動およびログオンで常にネットワークを待つ」ポリシーを有効することで、高速ログオンをOFFにできます。
あと、ユーザープロパティの「スクリプトパス」は局所的あるいは下位互換のために用意されたソリューションであり、全ユーザ共通実行のソリューションとしては適切でないと思われます。普通に「グループポリシーによる」ログオンスクリプトを展開されたほうがよいのではないでしょうか。グループポリシーでログオンスクリプトを展開した場合、実際のスクリプトファイルは「ユーザーがログオンする」ドメインコントローラから(SYSVOL内にあるので)ダイレクトに提供され、Active Directoryログオン動作に明示的に組み込まれるためです。
すべての返信
-
チャブーンです。
最近のWindows クライアント OSでは「高速ログオン」機能がONになっていますので、ログオンスクリプトが同期的に実行できない等の場合、これをOFFにすると動作が安定することがあります。具体的には「コンピューターの起動およびログオンで常にネットワークを待つ」ポリシーを有効することで、高速ログオンをOFFにできます。
あと、ユーザープロパティの「スクリプトパス」は局所的あるいは下位互換のために用意されたソリューションであり、全ユーザ共通実行のソリューションとしては適切でないと思われます。普通に「グループポリシーによる」ログオンスクリプトを展開されたほうがよいのではないでしょうか。グループポリシーでログオンスクリプトを展開した場合、実際のスクリプトファイルは「ユーザーがログオンする」ドメインコントローラから(SYSVOL内にあるので)ダイレクトに提供され、Active Directoryログオン動作に明示的に組み込まれるためです。