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ソフトウェア配布機能について

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回答
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ご指摘の通り、Windows Update Agentによる「更新プログラムをインストールしてからシャットダウン」はSCCMでは出来ないですね。
インストール中にユーザーによる不意なシャットダウンを防ぐ方法としては、
更新プログラムや、アプリケーション配布時にユーザーに意識させるようにポップアップを表示させるたり
インストールは、「ユーザーがログオンしている状態」でのみさせる構成にすれば良いと思います。
■ソフトウェア更新の場合:[クライアントエージェント] - [ソフトウェア更新のクライアントエージェント] - [更新のインストール]タブ
「エンドユーザーに対してすべての展開を非表示にする」をオフ
■ソフトウェア配布の場合:
パッケージ - プログラム - [環境]タブ
プログラムの実行条件:"ユーザーがログオンしている時のみ"を選択
ご参考になれば幸いです。
SundaySilence - Configuration Manager MVP- 回答としてマーク 星 睦美 2011年6月17日 5:48
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SCCMでのアプリケーション配布はインストーラから「パッケージ」を作成し、インストーラを実行するための「提供情報」と呼ばれる配布の開始時間や実行条件などを作成します。
これらのパッケージを「配布ポイント」と呼ばれるSCCM独自のファイル共有において、クライアントは配布ポイントからパッケージをダウンロードしたりインストーラを直接実行したりします。
クライアント側でパッケージが利用可能(=インストール可能)になると、クライアントのタスクバーに通知画面が表示されます(Windows Updateでパッチが利用可能になったときに出るものと似たイメージです)。
少し古い情報ですが、手順を記載したドキュメントがダウンロードできます。
「System Center Configuration Manager 2007 自習書シリーズ」
http://technet.microsoft.com/ja-jp/systemcenter/cm/dd346955.aspx
ドキュメントの数は多いですが、概要から読んでみることをお勧めしますが、ポップアップ表示されるところは、「SCCM2007演習ガイド」に記述されています。
またプログラムのインストールを実行中にユーザーが再起動を行うことは制御できません。
その際に実行中だったプログラムのインストール状況はSCCMのデータベースに状態をレポートされ、再度ポップアップが表示されます。
ユーザーの再起動を防ぎたいのであれば、WakeOnLANパケットをSCCMサーバからクライアントに投げてアプリケーションや更新プログラムを適用することも可能です。
この場合はクライアントがハード的にWakeOnLANパケットを受けらえる必要があります。
SundaySilence - Configuration Manager MVP- 回答としてマーク 星 睦美 2011年6月17日 5:48
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ご指摘の通り、Windows Update Agentによる「更新プログラムをインストールしてからシャットダウン」はSCCMでは出来ないですね。
インストール中にユーザーによる不意なシャットダウンを防ぐ方法としては、
更新プログラムや、アプリケーション配布時にユーザーに意識させるようにポップアップを表示させるたり
インストールは、「ユーザーがログオンしている状態」でのみさせる構成にすれば良いと思います。
■ソフトウェア更新の場合:[クライアントエージェント] - [ソフトウェア更新のクライアントエージェント] - [更新のインストール]タブ
「エンドユーザーに対してすべての展開を非表示にする」をオフ
■ソフトウェア配布の場合:
パッケージ - プログラム - [環境]タブ
プログラムの実行条件:"ユーザーがログオンしている時のみ"を選択
ご参考になれば幸いです。
SundaySilence - Configuration Manager MVP- 回答としてマーク 星 睦美 2011年6月17日 5:48
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SundaySilenceさん、ご回答どうも有り難うございます。
数点ご質問させてください。
「アプリケーション配布時にユーザーに意識させるようにポップアップを表示」とは
ソフトウェア配布ではどのようにするのでしょうか?又、
プログラムの実行条件:"ユーザーがログオンしている時のみ"を選択した場合は、
もしインストール途中でクライアントユーザーが再起動をクリックした場合は再起動出来てしまうのでしょうか。
再起動できなく、メッセージが表示されるのが一番良いのですが・・・。
SCCM初心者でして、基本的なご質問で申し訳ありませんがご回答よろしくお願いいたします。 -
SCCMでのアプリケーション配布はインストーラから「パッケージ」を作成し、インストーラを実行するための「提供情報」と呼ばれる配布の開始時間や実行条件などを作成します。
これらのパッケージを「配布ポイント」と呼ばれるSCCM独自のファイル共有において、クライアントは配布ポイントからパッケージをダウンロードしたりインストーラを直接実行したりします。
クライアント側でパッケージが利用可能(=インストール可能)になると、クライアントのタスクバーに通知画面が表示されます(Windows Updateでパッチが利用可能になったときに出るものと似たイメージです)。
少し古い情報ですが、手順を記載したドキュメントがダウンロードできます。
「System Center Configuration Manager 2007 自習書シリーズ」
http://technet.microsoft.com/ja-jp/systemcenter/cm/dd346955.aspx
ドキュメントの数は多いですが、概要から読んでみることをお勧めしますが、ポップアップ表示されるところは、「SCCM2007演習ガイド」に記述されています。
またプログラムのインストールを実行中にユーザーが再起動を行うことは制御できません。
その際に実行中だったプログラムのインストール状況はSCCMのデータベースに状態をレポートされ、再度ポップアップが表示されます。
ユーザーの再起動を防ぎたいのであれば、WakeOnLANパケットをSCCMサーバからクライアントに投げてアプリケーションや更新プログラムを適用することも可能です。
この場合はクライアントがハード的にWakeOnLANパケットを受けらえる必要があります。
SundaySilence - Configuration Manager MVP- 回答としてマーク 星 睦美 2011年6月17日 5:48