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クライアントインストールができません RRS feed

  • 質問

  • はじめまして、社内システムの管理にConfigurationManagerが有効かどうか検証作業をしているのですが、クライアントのインストールで手こずっています。

    社内の限定された端末で検証を行うために、プッシュインストールはまだ使用していません。それぞれの管理対象端末でCLIENTフォルダのCCMSETUP.EXEを実行しますが、ダイアログが表示されることもなく終了してしまいます。イベントログにもエラーらしき記述はありません。

    どのような点を確認すればよいでしょうか。

    下記のような構成になっております

    SCCMサーバ:Windows2003StdR2(仮想)
    管理対象サーバ:Windows2008Std(物理)
    管理対象サーバ:Windows2003Std(仮想)
    管理対象クライアント1:WindowsXpPro(物理)
    管理対象クライアント2:WindowsVistaBuissines(物理)

    すべて、社内のドメインに参加しております。

    管理対象端末にSCCMのCD-ROM内のCLIENTフォルダをコピーし、CCMSETUP.EXEを実行しますが、セットアップが異常終了してしまいます。

    2009年3月7日 8:39

回答

  • SundaySilenceです

    コマンドラインでのインストールでもNGだった場合に備えて、プッシュインストールを試して変化なしとのことでしたので、以前にレスにあった、msrdcoob_x86.exeのデジタル署名がverify出来ないところを調べてみました。

    ---------------------------------------------
    ccmsetup.logを見てみたところ、疑わしい行として

    <![LOG[Can't verify that file 'C:\WINDOWS\system32\ccmsetup\msrdcoob_x86.exe' is digitally signed.]

    という行がありました。

    msrdcoob_x86.exe というファイルはインストール元のCLIENT\i386フォルダから%systemroot%\system32\ccmsetupに
    コピーされていますが、上記ログの後に削除されているようです。
    ---------------------------------------------
    US TechNet Forumに同じような事象がありました。

    Can't verify that file 'C:\WINDOWS\system32\ccmsetup\msrdcoob_x86.exe' is digitally signed.
    http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/configmgrgeneral/thread/f9140609-8042-47bb-a00f-fadf2deeac7a/

    上記では、msrdcoob_x86.exeを置き換え、プッシュインストールで改善されているようです。

    msrdcoob_x86.exeはSCCMセットアップ時に「コンポーネント更新チェッカー」でダウンロードされるSCCMクライアントコンポーネントに関するファイルです。
    コンポーネント更新チェッカーの前提条件
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb932127.aspx
    上記にあるように<SCCM 2007 SP1 Install Media>\SMSSETUP\BIN\I386\SETUP.EXE /download <セットアップ時のダウンロード先>を実行してmsrdcoob_x86.exeを置き換えてからクライアントプッシュまたはコマンドラインでのインストールを試してみてください。

    • 回答としてマーク tairakun 2009年3月24日 7:07
    2009年3月23日 9:50

すべての返信

  • CCMSetup.exeを直接実行してもダイアログやウィザードは表示されません。

    実行されたOS上のサービスに"SMS Agent Host"サービスが自動で実行されていることを確認してみては。
    #プロセス名は、"CCMExec.exe"です。

    正常にインストールされている場合、コントロールパネルに”Configuration Manager”アイコンが追加されていると思いますよ。

    SCCMクライアントのログは、%SystemRoot%\System32\CCM\Logsフォルダにクライアント ログが存在します。

    ヘルプで「ログ」を検索してみて下さい。

    SundaySilence

    2009年3月9日 6:58
  •  SundaySilenceさん、回答ありがとうございます。

    今日から出張で数日テスト環境に触れないので、帰社次第確認したいと思います。
    2009年3月9日 9:13
  •  クライアント側なrば、出先でも作業ができますな。というわけでVistaにセットアップしました。
    SundaySilenceさんがおっしゃるとおり、ダイアログなどは表示されませんが、コントロールパネルには
    項目が追加されました。

    しかしながらもう一台携帯しているWinpXpProでインストールすると、コントロールパネルにも項目の追加は
    されず、System32内のCCMフォルダも作成されておりません。

    どのようにするのがよいでしょう。

    2009年3月10日 3:14
  • SundaySilenceです。

    >  しかしながらもう一台携帯しているWinpXpProでインストールすると、コントロールパネルにも項目の追加は
    >  されず、System32内のCCMフォルダも作成されておりません。

    CCMSetup.exeを実行しているWinXPの場合、BITS2.5が必須です。

    「Windows XP 用バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) 2.5 (KB923845)」
    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=a064bf14-e54c-4e8c-85e7-1e3be1628b2d&DisplayLang=ja

    WinXPでのSCCMクライアントのインストールには必須です。
    手っ取り早い確認方法は、プログラムの追加と削除で「KB923845」が含まれているか確認してみて下さい。

    SCCMヘルプ - 「Configuration Manager クライアントの展開の前提条件
    「クライアント コンピュータに BITS がインストールされるとき、通常、再起動が必要になります。クライアント インストール中に CCMSetup.exe によって BITS がインストールされた場合、クライアント インストールはコンピュータが再起動するまで完了しません。このため、クライアント コンピュータに BITS を事前に展開してから Configuration Manager 2007 クライアントをインストールすることをお勧めします。」
    とあるので、タスクマネージャにccmsetup.exeが表示されたままであれば、コンピュータを再起動してみるのも手かと思いますよ。



    2009年3月10日 8:08
  •   SundaySilenceさん、回答ありがとうございます。

    WinXPのサービスを確認したところ、BITSは実行状態となっていました。

    SP3を導入しているせいか、KB923845については、
    「このシステムのServicePackが、適用しようとしている更新より新しい
     バージョンであることが検出されました」
    となってしまい導入できませんでした(すでに導入済みってことかな)

    また、サービスを見て気になったのがccmsetup.exeがサービスの
    中に存在しています。何らかの原因でインストールが途中で中断して
    しまっているのでしょうか。
    2009年3月11日 5:30
  • > また、サービスを見て気になったのがccmsetup.exeがサービスの中に存在しています。
    SCCMサーバーからのプッシュインストール、ccmsetup.exeの実行でも
    先にccmsetupサービスがインストールされます。
    次にSMS Agent Hostサービスがインストールされると、先のccmsetupサービスが削除されます。
    タスクマネージャではccmsetup.exeが起動し、インストールが完了するとCCMExec.exeが起動し
    やがてccmsetup.exeは終了します。

    %systemroot%\system32\ccmsetup\logフォルダはないですか?
    このフォルダにSCCMクライアントセットアップ時のログが格納されています。

    > SP3を導入しているせいか、KB923845については、
    「このシステムのServicePackが、適用しようとしている更新より新しい
     バージョンであることが検出されました
    先のBITS2.5はWinXP SP2が対象なので、SP3があたっているのであれば、
    適用できないはずですね。

    2009年3月12日 3:36
  •  SundaySilenceさん、回答ありがとうございます。

    %systemroot%\system32\ccmsetup というフォルダが作成され、その中に3つのファイルが存在しています。
    ・ccmsetup.log
    ・CCMSETUP.EXE
    ・CCMSETUP.EXE.download

    ccmsetup.logを見てみたところ、疑わしい行として

    <![LOG[Can't verify that file 'C:\WINDOWS\system32\ccmsetup\msrdcoob_x86.exe' is digitally signed.]

    という行がありました。

    msrdcoob_x86.exe というファイルはインストール元のCLIENT\i386フォルダから%systemroot%\system32\ccmsetupに
    コピーされていますが、上記ログの後に削除されているようです。

    2009年3月12日 5:29
  • tairakunさん

    初心に帰るとして現状の環境について少し確認しましょう。

    1.SCCMサーバーのバージョンは?SP1?SPなし?
    SP1なしのSCCMはWinXP SP3はノンサポートです。

    「Configuration Manager 2007 がサポートする構成」
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc161860.aspx#ClientSystemRequirements

    2.SCCMクライアントのインストール方法は、
    ・CCMSetup.exeをローカルで実行(これまでの方法ですよね?)
    ・SCCMサーバーからのプッシュインストールは試されてますか?
     
    SCCMサーバーが構築されているのであれば、以下の方法も試してみてください。
    \\<サイト サーバー>\SMS_<サイト コード>\client\ccmsetup.exe /mp=<管理ポイント> SMSSITECODE=<サイト コード>

    SundaySilence
    2009年3月13日 1:38
  • SundaySilenceさん、回答ありがとうございます。

    出張中のため対応が遅くなってしまいました。

    1.SCCMのバージョンはSP1です。
    2.クライアントインストールはCCMSetup.exeを直接実行です
      プッシュインストールも試してみましたが、状況に変わりはないようです。

    コマンドラインからの実行は社に戻ってから実行したいと思います。

    2009年3月18日 5:30
  • SundaySilenceです

    コマンドラインでのインストールでもNGだった場合に備えて、プッシュインストールを試して変化なしとのことでしたので、以前にレスにあった、msrdcoob_x86.exeのデジタル署名がverify出来ないところを調べてみました。

    ---------------------------------------------
    ccmsetup.logを見てみたところ、疑わしい行として

    <![LOG[Can't verify that file 'C:\WINDOWS\system32\ccmsetup\msrdcoob_x86.exe' is digitally signed.]

    という行がありました。

    msrdcoob_x86.exe というファイルはインストール元のCLIENT\i386フォルダから%systemroot%\system32\ccmsetupに
    コピーされていますが、上記ログの後に削除されているようです。
    ---------------------------------------------
    US TechNet Forumに同じような事象がありました。

    Can't verify that file 'C:\WINDOWS\system32\ccmsetup\msrdcoob_x86.exe' is digitally signed.
    http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/configmgrgeneral/thread/f9140609-8042-47bb-a00f-fadf2deeac7a/

    上記では、msrdcoob_x86.exeを置き換え、プッシュインストールで改善されているようです。

    msrdcoob_x86.exeはSCCMセットアップ時に「コンポーネント更新チェッカー」でダウンロードされるSCCMクライアントコンポーネントに関するファイルです。
    コンポーネント更新チェッカーの前提条件
    http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb932127.aspx
    上記にあるように<SCCM 2007 SP1 Install Media>\SMSSETUP\BIN\I386\SETUP.EXE /download <セットアップ時のダウンロード先>を実行してmsrdcoob_x86.exeを置き換えてからクライアントプッシュまたはコマンドラインでのインストールを試してみてください。

    • 回答としてマーク tairakun 2009年3月24日 7:07
    2009年3月23日 9:50
  • SundaySilencesさん、回答ありがとうございます。

    上記手順を試したところ、クライアントのインストールができました。
    これで、検証作業を進めることができます。

    丁寧な解説ありがとうございました。
    2009年3月24日 7:10
  •  tairakunさん

    SundaySilenceです。

    無事にクライアントインストールが成功して何よりです。

    msrdcoob_x86.exeが壊れていたのかもしれませんね。

    SCCMは色々悩ましいところがあるので、頑張って下さい!

    SundaySilence


    2009年3月24日 8:42