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外付け USB 2.0 インターフェース光ドライブで、CD-R、CD-RW、のファイル転送速度が極めて遅くなる。UDF 1.02 で極めて遅い。 RRS feed

  • 質問

  • 光ディスクのファイル転送速度が極めて遅くなることに気付いたのは、Aikowin というソフトで光ディスクとHDDのファイルの同一性をチェックしているとき、光ディスク ドライブの回転が静寂で、チェック完了までに時間が極めてかかったことにある。

    《当方のパソコン》
    1a. NEC製、Core 2 Duo、Vista SP2 と XP SP3 の デュアル ブート。
    1b. 外付け USB 2.0 インターフェース光ドライブ = DVSM-XH1218U2-RJ11 = (使われているドライブ) HL-DT-ST DVDRAM GSA-H42N、
    1c. 内蔵光ドライブ=SW-9587A-P110
     〈参考〉--- [検索の開始] 欄に  msinfo32  の文字を入れEnter キーを押すと、[システム情報] を得ることができる 。
    1d. 名前  HL-DT-ST DVDRAM GSA-H42N USB Device
       SCSI ターゲット ID  利用不可
       PNP デバイス ID  USBSTOR\CDROM&VEN_HL-DT-ST&PROD_DVDRAM_GSA-H42N&REV_RJ11\000000001B012829&0
       ドライブ  c:\windows\system32\drivers\cdrom.sys (6.0.6002.18005, 65.50 KB (67,072 バイト), 2009/08/07 15:24)
    1e. 名前  MATSHITA DVD-RAM SW-9587A ATA Device
       SCSI ターゲット ID  0
       PNP デバイス ID  IDE\CDROMMATSHITA_DVD-RAM_SW-9587A_______________P110____\6&24D0D94E&0&0.0.0
       ドライブ  c:\windows\system32\drivers\cdrom.sys (6.0.6002.18005, 65.50 KB (67,072 バイト), 2009/08/07 15:24)


    《転送速度》 --- 7. を除き、以下は全て Vista SP2 に於いて ---

    2. 『転送速度が極めて遅くなる例』 
    2a. エクスプローラを使い、DVSM-XH1218U2 から内蔵HDDへファイル コピーする。
     CD-R(1) ・・・ 0.50 MB/s ・・・ [Taiyo Yuden 製、UDF 1.02、モード 1 データ]
     CD-RW(1) ・・・ 0.59 MB/s ・・・ [Ricoh 製、UDF 1.02、モード 1 データ]
    2b. コピー時に、回転騒音は極めて静寂である(=回転が遅いことを示している、CDの x2 倍速から x4 倍速と推測される)。再現する。
    2c. フリーソフトの FastCopy や Fire File Copy を使い、DVSM-XH1218U2 から 内蔵HDD へのファイルコピーでも同程度の転送速度になる。

    3. 『転送速度が速い例』
    3a. エクスプローラを使い、DVSM-XH1218U2 から内蔵HDDへファイル コピーする。
     CD-R(2) ・・・ 4 MB/s ・・・ [Ritek 製、CDFS、モード 2-XA データ]
     CD-R(3) ・・・ 5 MB/s ・・・ [Hitach Maxell 製、CDFS、モード 2-XA データ]
     CD-R(4) ・・・ 4 MB/s ・・・ [CMC Magnetics 製、CDFS、モード 2-XA データ]
     CD-R(5) ・・・ 3.5 MB/s ・・・ [Taiyo Yuden 製、CDFS、モード 1 データ]
       CD-ROM(1) ・・・ 3から4 MB/s ・・・ [? 製、CDFS、モード 1 データ]
     DVD+R(1) ・・・ 8 MB/s ・・・ [MAXELL 製、UDF 1.02、モード 1 データ]
    3b. コピー時に、回転騒音はうるさい(=回転が速いことを示している)。8 MB/sで読むこともできるのであるから、当方のパソコンの性能が悪い(遅い)訳ではない。

    4. CD-R(1) を DVSM-XH1218U2 に挿入し、Nero DiscSpeed 4 (ver 4.11.2.0) ScanDisc でスキャンしてみると、20から40 倍速 (3から6 MB/s) まで徐々に速くなり、エラーなしで読める。CD-R(1) の書き込みの質が悪い訳ではない。CD-RW(1) でも同様である。

    5. CD-R(1) を SW-9587A に挿入する。エクスプローラを使い、SW-9587A から内蔵HDDへファイル コピーする。このときの転送速度が 4 MB/s で早い。CD-RW(1) でも同様である。

    6. 『UDF 1.02 と CDFS による転送速度の比較』
    6a. CD-RW(2) を用意する。CD-RW(2) は CD-RW(1) と同一製造のディスクである。CDBurnerXP ver 4.2.7.1849 を使い、CD-RW(1) と同一ファイル内容を、2つのフォーマットで書いて転送速度を比べる。
    6b. CDBurnerXP にて、次のように設定を変えて書き込むと、フォーマットを変えることができた。
     File System = ISO 9660/UDF/Joliet,  ISO Level = Level 2 (31) ・・・ UDF 1.02 モード 1 データ
     File System = ISO 9660/Joliet,  ISO Level = Level 2 (31) ・・・ CDFS モード 1 データ
    6c. エクスプローラを使い、DVSM-XH1218U2 から内蔵HDDへファイル コピーする。明らかに転送速度に違いがある。
     CD-RW(2) ・・・ 0.59 MB/s ・・・ [Ricoh 製、UDF 1.02、モード 1 データ]
     CD-RW(2) ・・・ 3 MB/s ・・・ [Ricoh 製、CDFS、モード 1 データ]

    7. デュアル ブートであるので、OS を XP SP2 にする。Explore を使い、DVSM-XH1218U2 から内蔵HDDへファイル コピーする。CD-R(1) の転送速度は  4.5 MB/s と高速に行われる。回転騒音もうるさく、高速回転していることを示している。

    8. 《結論》当方のパソコン・Vista SP2 に於いて、外付け USB 2.0 インターフェース DVSM-XH1218U2 で、
    8a. CD-R、CD-RW の UDF 1.02 で転送速度が "極めて遅くなる"、
    8b. CD-R、CD-RW、の CDFS では、転送速度は通常速度である、
    8c. DVD+R の UDF 1.02 で、転送速度は通常速度である、
    8d. CD-R、CD-RW の UDF 1.02 であっても、内蔵 SW-9587A では転送速度は通常速度である。
    転送速度が "極めて遅くなる"原因は、Vista SP2 と DVSM-XH1218U2 のいずれか、あるいは両方にある。

    "極めて遅くなる"の解決方法をご存知の方は教えて下さい。

    2010年1月31日 5:48

回答

  • 《別の Vista SP2 にて》
    14a. 同じパソコンではあるが、以上の 13. 項まで使用した Vista SP2 のインストールしてある HDD とは別の HDD に対し、Vista を 初版--->SP1--->SP2 と手早くインストールし、数か月使用した。そのとき、以前と同じディスクを使用してデータを採っていた。--- (12f. 14b. 15b. を比較して下さい)
    14b.  
    Disc Drive D Drive S
    [01] 3.1 MB/s 3.0 MB/s
    [02] 3.1     2.7
    [03] 2.8     2.7
    [04] 7.0     4.4
    12f. の [02] の速度は 12f. の [01] [03] より劣っていたが、14b. の [02] の速度は 14b. の [01] [03] に劣っていない。

    《Windows 7 SP1 にて》
    15a. 最近、14a. の Vista をつぶし、Windows 7 SP1 を新規インストールした。以前と同じディスクを使用して再びデータを採ってみた。--- (12f. 14b. 15b. を比較して下さい)
    15b. 
    Disc Drive D  Drive S
    [01] 3.1 MB/s 2.8 MB/s
    [02] 3.2    2.7
    [03] 2.8    2.8
    [04] 7.2    4.5
    12f. の [02] の速度は 12f. の [01] [03] より劣っていたが、15b. の [02] の速度は 15b. の [01] [03] に劣っていない。

    《結論》
    16a. 1.項 から 13.項 に於いて、Vistaでは [02] の CD-RW UDF1.02 フォーマット の読み込みの速度が特に遅くなると疑った。しかしながら、Vista のインストールを 14.項 のごとく別途行うと、この遅さは無くなることが分かった。Windows 7 に於いても、[02] が遅くならない事が分かった。
    16b. 1.項 から 13.項 の Vista では、初版--->SP1--->SP2 と更新していく間、Alcohol 52% という仮想ドラブがインストールしたままであった (11b.項 参照)。 OS を 初版--->SP1--->SP2--->・・・--->SPn と更新していくとき、更新前に『仮想ドラブ』(Alcohol 52%、Deamon Tools、 他) を一度アンインストールすべきであり、インストールしたままであると予期しない機能・性能の劣化が起きる可能性がある、と考える。

    • 回答としてマーク tnk081116 2011年6月9日 14:04
    2011年6月7日 14:12

すべての返信

  • 《当初の問題は解消》
    11a. 上記投稿の "CD-R・CD-RW の UDF 1.02 で転送速度が極めて遅くなる" の何らかの解決をしたく、光ディスクの仮想ドライブの使用を思い付いた。以前から Alcohol 52% 無料版 ver 1.9.7.6022 をインストールしていた。最新版 ver 2.0.0.1331 に更新するため、このソフトのアンインストールとインストールを行ったところ、転送速度が 0.59 MB/s 等 (上記投稿、2a. 参照) ではなく、1.9MB/s 等のごとく良くなっていることに気付いた。1.9 MB/s 等であれば、速くないにしても、真の原因箇所は分からないが、一応、当初の問題は解消したと考える。
    今まで "CD-R・CD-RW の UDF 1.02 で転送速度が極めて遅かった" のは、OS (Vista に SP2) の 光ディスク ドライブ ドライバー関係 に障害があったと思う。
    11b. 経過
     2008-01-12 --- Alcohol 52% 無料版 ver 1.9.7.6022 をインストール
     2008-04-28 --- Vista に SP1 を適用
     2009-08-07 --- Vista に SP2 を適用
     2009-11-下旬 --- Aikowin というソフトで光ディスクとHDDのファイル内容の一致を照合中、光ディスクの速度が "極めて遅い" ことに気付く
     2010-03-24 --- Alcohol 52% 無料版 を ver 2.0.0.1331 に更新の作業後に、"転送速度が極めて遅くなる" 件はなくなる
    11c. Alcohol 52% 無料版 ver 2.0.0.1331 のドライブ情報
     名前  QZUTCX A7C1IVC9Q SCSI CdRom Device
     SCSI ターゲット ID  0
     PNP デバイス ID  SCSI\CDROM&VEN_QZUTCX&PROD_A7C1IVC9Q&REV_3.5Z\5&36E5972&4&000000
     ドライブ  c:\windows\system32\drivers\cdrom.sys (6.0.6002.18005, 65.50 KB (67,072 バイト), 2009/08/07 15:24)

    《改めてデータを採ってみる》
    12a. 426 MB のファイル (フォルダ数 32、ファイル数 107) を次のディスク種類とフォーマットで書き込む。
      [01] CD-RW, CDFS  [02] CD-RW, UDF 1.02  [03] CD-RW, Live File System (UDF 2.01)  [04] DVD-RW, UDF 1.02
    12b. 上の [01] から [04] の各ディスク イメージ (~.iso) を HDD に保存する。各ディスク イメージは Alcohol 52% のときマウントして使う。マウントされているディスクのフォーマットを見ると、CDFS、UDF1.02、UDF2.01、などが表示される。
    12c. OS (Vista SP2) のエクスプローラを使い、光ディスクに保存されているファイルを HDD にコピーし、コピー中に表示される進行ウインドウの中の転送速度を記録する。
    以下でドライブ略名は次のようになる。 Drive D=DVSM-XH1218U2、Drive S=SW-9587A、Drive A=Alcohol 52% 
    12d. Alcohol 52% 無料版 がインストールされていないときの転送速度
     Disc  Drive D  Drive S
     [01]  3.0 MB/s  3.0 MB/s
     [02]  1.9     2.1
     [03]  2.8     2.6
    12e. Alcohol 52% 無料版 ver 1.9.7.6022 がインストールされているときの転送速度
     Disc  Drive D  Drive S  Drive A
     [01]  3.1 MB/s  2.9 MB/s  58 MB/s
     [02]  1.9     2.1    16.0
     [03]  2.7     2.7    25
     (注 今までは、[02]・Drive D に於いて、1.9 MB/s でなく、0.59 MB/s 等であり、極めて遅かった)
    12f. Alcohol 52% 無料版 ver 2.0.0.1331 がインストールされているときの転送速度
     Disc  Drive D  Drive S  Drive A
     [01]  3.0 MB/s  2.9 MB/s  52 MB/s
     [02]  1.9     2.0    27
     [03]  2.7     2.7    59
     [04]  6.4     4.5    59 (注 [04] は後からの追加作業として、12f. で行った)

    以上、0.59 MB/s 等、転送速度が極めて遅いものはなくなっている。

    12g. 当方のパソコンはデュアル ブートであるので、OS を XP SP3 にする。光ディスクの仮想ドライブはインストールしていない。この 12g. の項は、次の 13. 項の議論のためにデータを採った。
     Disc  Drive D  Drive S
     [01]  3.2 MB/s   (不調)
     [02]  3.3     3.4 MB/s
     [03]  3.1     2.8
     [04]  7.1     4.6
    (注 エクスプローラを使い、光ディスクに保存されているファイルを HDD にコピーする。426 MB をコピーに掛かる秒数 (実測) で割り、転送速度を計算する。)

    《Vista SP2 の 光ディスク ドライブ ドライバー について》
    13a. 12d. から 12f. において、実ドライブ 2 台、仮想ドライブ 1 台、のいずれにおいても [02] の転送速度は全般に遅い。転送を遅くしている共通な部分要素として、OS (Vista SP2) の光ディスク ドライブ ドライバー の予想ができる。
    13b. [02] は CD-RW に UDF 1.02 フォーマット で書いたものである。CD-R に UDF 1.02 フォーマット で書いたものでも、同じく転送速度は遅いと類推される。一方、同じUDF 1.02 フォーマット であっても、DVD-RW に書いた [04] の場合転送速度は遅くない (12f. [04] 参)。
    13c. OS が XP SP3 の場合、実ドライブ 2 台で [02] の転送速度は遅くない (12g. 参)。

    13d. 以上 13a. から 13c. をまとめてると次のようにいえると思う。
     『Vista SP2 の 光ディスク ドライブ ドライバー は、CD-R・CD-RW の UDF 1.02 フォーマットの転送速度を遅くしており、造りが粗雑であり改善する余地が多いにある。』
     『Windows 7 の 光ディスク ドライブ ドライバー はどうなっているのであろうか?』

    皆さん、投稿をよろしく。

    2010年3月28日 1:44
  • 《別の Vista SP2 にて》
    14a. 同じパソコンではあるが、以上の 13. 項まで使用した Vista SP2 のインストールしてある HDD とは別の HDD に対し、Vista を 初版--->SP1--->SP2 と手早くインストールし、数か月使用した。そのとき、以前と同じディスクを使用してデータを採っていた。--- (12f. 14b. 15b. を比較して下さい)
    14b.  
    Disc Drive D Drive S
    [01] 3.1 MB/s 3.0 MB/s
    [02] 3.1     2.7
    [03] 2.8     2.7
    [04] 7.0     4.4
    12f. の [02] の速度は 12f. の [01] [03] より劣っていたが、14b. の [02] の速度は 14b. の [01] [03] に劣っていない。

    《Windows 7 SP1 にて》
    15a. 最近、14a. の Vista をつぶし、Windows 7 SP1 を新規インストールした。以前と同じディスクを使用して再びデータを採ってみた。--- (12f. 14b. 15b. を比較して下さい)
    15b. 
    Disc Drive D  Drive S
    [01] 3.1 MB/s 2.8 MB/s
    [02] 3.2    2.7
    [03] 2.8    2.8
    [04] 7.2    4.5
    12f. の [02] の速度は 12f. の [01] [03] より劣っていたが、15b. の [02] の速度は 15b. の [01] [03] に劣っていない。

    《結論》
    16a. 1.項 から 13.項 に於いて、Vistaでは [02] の CD-RW UDF1.02 フォーマット の読み込みの速度が特に遅くなると疑った。しかしながら、Vista のインストールを 14.項 のごとく別途行うと、この遅さは無くなることが分かった。Windows 7 に於いても、[02] が遅くならない事が分かった。
    16b. 1.項 から 13.項 の Vista では、初版--->SP1--->SP2 と更新していく間、Alcohol 52% という仮想ドラブがインストールしたままであった (11b.項 参照)。 OS を 初版--->SP1--->SP2--->・・・--->SPn と更新していくとき、更新前に『仮想ドラブ』(Alcohol 52%、Deamon Tools、 他) を一度アンインストールすべきであり、インストールしたままであると予期しない機能・性能の劣化が起きる可能性がある、と考える。

    • 回答としてマーク tnk081116 2011年6月9日 14:04
    2011年6月7日 14:12