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Exchange Server 2016で「メールボックス委任」を設定しようとすると警告が出る

質問
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いつも参考にさせていただいております。
Exchange Server 2016の環境で、EACよりユーザーメールボックスの「メールボックスの委任」設定を実施しようとすると、以下エラーメッセージが表示されます。
(「OK」で切り抜けた後、委任の設定は可能)
管理者権限を持つ他のユーザに切り替え実施しても結果は同じでした。
こちらの事象が発生し始めたのが、2台のDC(OS:Windows 2008R2、機能レベル:2008R2) のうち、1台DCをWindows Server 2016へ移行してから発生するようになりました。(機能レベルは変更せず)
考えられる原因、回避策をご教授ください。
- 編集済み S.K_0512 2017年11月23日 23:43
2017年9月12日 6:46
回答
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表示されている 9b026da6-0d3c-465c-8bee-5199d7165cba というObject Typeですが、DS-Validated-Write-Computer というWindows Server 2016のAD DSから実装されたアクセス制御エントリーとなります。
既定で定義された制御アクセス権としてそのメールボックスのユーザーアカウントに付与されていると思われますが、たまたま上記EACを開いた際にExchangeが参照していたのがWindows Server 2008 R2側のAD DSで、既存アクセス権一覧を確認しようとした際にそのObject Type名を解決できなかったので表示されているメッセージです。
今回実施しようとしている委任に関するExchangeの処理としては、その解決できなかったアクセス権に対して何らかの変更を加えようという物ではござませんので、警告メッセージ自体は無視頂いてよろしいかと思います。
いずれ、もう1台のADDSもWindows Server 2016に変更すれば表示されなくなるかと。
5.1.3.2.1 Control Access Rights
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc223512.aspx- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月13日 5:07
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月18日 4:13
2017年9月13日 1:07
すべての返信
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該当のメールボックスだけで発生するのですか?それとも、別のユーザーで設定したときも発生するのでしょうか?
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月19日 5:25
2017年9月12日 7:09 -
表示されている 9b026da6-0d3c-465c-8bee-5199d7165cba というObject Typeですが、DS-Validated-Write-Computer というWindows Server 2016のAD DSから実装されたアクセス制御エントリーとなります。
既定で定義された制御アクセス権としてそのメールボックスのユーザーアカウントに付与されていると思われますが、たまたま上記EACを開いた際にExchangeが参照していたのがWindows Server 2008 R2側のAD DSで、既存アクセス権一覧を確認しようとした際にそのObject Type名を解決できなかったので表示されているメッセージです。
今回実施しようとしている委任に関するExchangeの処理としては、その解決できなかったアクセス権に対して何らかの変更を加えようという物ではござませんので、警告メッセージ自体は無視頂いてよろしいかと思います。
いずれ、もう1台のADDSもWindows Server 2016に変更すれば表示されなくなるかと。
5.1.3.2.1 Control Access Rights
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc223512.aspx- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年9月13日 5:07
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年10月18日 4:13
2017年9月13日 1:07