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DNS リッスン対象制限時の自動登録済みレコードの削除について

質問
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現在、WindowsServer2012R2にて、本番運用のための2台構成と開発用の1台構成のADを構築しております。
複数NICのため、使用するポートのみにリッスン対象を制限しました。
制限前にDNSには全ポートのIPアドレスが登録されていましたが、上記設定と、ネットワークのプロパティで「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックを外したところ、登録されていたリッスン対象として設定した以外のレコードがなくなっていました。これはそういう仕様ということでしょうか?
なお、本番機は10分とか15分くらいでなくなっていたように感じましたが、開発機の方は30分以上たっても消えず、再起動をかけてさらに30分程度してからなくなっていました。
自分でも調べてみましたが、該当の情報を見つけることができず、ご存じの方がおられれば、ご教授いただきたく、質問を挙げさせていただきました。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
以上、よろしくお願いします。
回答
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「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックが付いているものしかレジストリは作成されません。
チェックを外すと、(本来であれば)ハイブごと削除されますので、該当の状況は正しい状態です。
2012 R2でも、再現しました(100%ではありませんが)
チェックを外したにもかかわらず、StaleAdapterが1にならず、0のままハイブが残ってしまうという事象です。
OSのバージョンによらず、チェックされることをおすすめします。
この事象が起きた場合、NICごとにGUIDの英数字の羅列があると思いますが、
そのハイブごと削除し、DNSサービスもしくはサーバー自体を再起動して対応しています。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 5:41
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年2月2日 1:35
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チャブーンです。
この件ですが、ドメインコントローラ上に複数のNICを構成した環境で、同じサーバ上にあるDNSサーバに対するレコード登録についてのご質問、と理解していますがよろしいでしょうか?
であるなら、端的にいうとレコードの登録はDNSの動的更新ではなく、NetLogonサービスが行っているためです。ドメインコントローラに限っては自分自身のDNSサーバに対してはNetLogonサービスがレコードを更新して登録を行う主体になります。NetLogonサービスはドメインコントローラが登録するべきレコード(主にSRV)情報を保持しており、定期的に最新のものに変更します。
たしか1時間ぐらいで反映されたかな、とおもったのですが、うろ覚えのところもありますので、ここはご容赦ください。
フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 5:41
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年2月2日 1:35
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Windows2012 R2サーバーではどうかわかりませんが、Windows 2008 R2サーバーではこのような事象がありました。
ご参考までに。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\DNSRegisteredAdapters\
のレジストリ値に、NIC の GUIDごとにレジストリハイブがあります。「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックを外した場合、通常であれば該当NICの情報はハイブごと削除されます。
しかし、何らかの理由で(バグと思いますが)、それが残ってしまうことがあります。
該当NICのレジストリハイブ下にStaleAdapterという値があります。
この値が1であれば残っていても問題は起きないのですが、0のままで残った場合、DNSの前方参照ゾーンのレコードを消しに行くといった動きとなるようです。
該当サーバーのレジストリ値をチェックしてみてください。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 1:12
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年3月7日 2:04
すべての返信
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Windows2012 R2サーバーではどうかわかりませんが、Windows 2008 R2サーバーではこのような事象がありました。
ご参考までに。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\DNSRegisteredAdapters\
のレジストリ値に、NIC の GUIDごとにレジストリハイブがあります。「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックを外した場合、通常であれば該当NICの情報はハイブごと削除されます。
しかし、何らかの理由で(バグと思いますが)、それが残ってしまうことがあります。
該当NICのレジストリハイブ下にStaleAdapterという値があります。
この値が1であれば残っていても問題は起きないのですが、0のままで残った場合、DNSの前方参照ゾーンのレコードを消しに行くといった動きとなるようです。
該当サーバーのレジストリ値をチェックしてみてください。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 1:12
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年3月7日 2:04
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「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックが付いているものしかレジストリは作成されません。
チェックを外すと、(本来であれば)ハイブごと削除されますので、該当の状況は正しい状態です。
2012 R2でも、再現しました(100%ではありませんが)
チェックを外したにもかかわらず、StaleAdapterが1にならず、0のままハイブが残ってしまうという事象です。
OSのバージョンによらず、チェックされることをおすすめします。
この事象が起きた場合、NICごとにGUIDの英数字の羅列があると思いますが、
そのハイブごと削除し、DNSサービスもしくはサーバー自体を再起動して対応しています。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 5:41
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年2月2日 1:35
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チャブーンです。
この件ですが、ドメインコントローラ上に複数のNICを構成した環境で、同じサーバ上にあるDNSサーバに対するレコード登録についてのご質問、と理解していますがよろしいでしょうか?
であるなら、端的にいうとレコードの登録はDNSの動的更新ではなく、NetLogonサービスが行っているためです。ドメインコントローラに限っては自分自身のDNSサーバに対してはNetLogonサービスがレコードを更新して登録を行う主体になります。NetLogonサービスはドメインコントローラが登録するべきレコード(主にSRV)情報を保持しており、定期的に最新のものに変更します。
たしか1時間ぐらいで反映されたかな、とおもったのですが、うろ覚えのところもありますので、ここはご容赦ください。
フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。
- 回答の候補に設定 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年1月31日 5:41
- 回答としてマーク 栗下 望Microsoft employee, Moderator 2017年2月2日 1:35