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MDT(Microsoft Deployment ToolKit) のアクティブパーティションへのイメージ展開について RRS feed

  • 質問

  • 参照コンピュータを作成し、Sysprep後にImageXを使用してイメージファイルを作成しました。

    このイメージを同機種のコンピュータに展開しようと考えているのですが、一つ困った状況になってしまいました。

     

    例えば、展開先のコンピュータのパーティションが3つに分かれており、一つめにPCメーカー特有のツール用パーティション。二つめはCドライブ。三つめはDドライブとなっている場合に、Cドライブ(アクティブパーティション)へイメージ展開を行い、他のパーティションはそのままの状態を保ちたいと考えています。

     

    MDT以前の展開ソリューションであるBDD2007の場合は、Scriptフォルダ内の「ZTIDiskpart.txt」(間違えていたらすみません;;)ファイルの内容を書き換えることでアクティブパーティションへのイメージ展開を実現することができたのですが、MDTにはこのファイルが無く、どのように設定してよいのか分かりません。

     

    どのように設定すれば実現できるのでしょうか。

     

    何卒、ご教授お願い致します。

    2008年4月14日 23:52

回答

  • 智也さん、こんにちは。

     

    MDT 2008 では ZTIDiskpart.txt は使わなくなりました。

    現時点で、ご質問にあるような、特定のパーティションへ OS を展開するための

    直接的な方法はありません。対処方法としては、おすすめ順に以下が考えられます。

    1. Unattend.xml でインストール先パーティションを指定。 (OS の展開機能を利用)
      • タスクシーケンスの OS Info のタブから編集してください。
      • タスクシーケンスの Format and Partition Disk を disable する。
      • 展開先はパーティションを作成しておく、
        またはパーティション作成のためのバッチファイルを作り、タスクシーケンスに登録
      • メリット: MDT 2008 を引き続き利用でき、比較的汎用的な方法
      • デメリット: Vista, Server 2008 など unattend.xml を使う OS に限定される
    2. BDD 2007 の利用
      • もし BDD でご希望の結果が得られるようでしたら、
        当面 MDT と並行して BDD 2007 もメンテナンスされていますので、
        ご利用ください。
      • メリット: ZTIDiskpart.txt が使える
      • デメリット: MDT 2008 の新機能が使えない
    3. ZTIDiskpart.wsf の変更
      • MDT 2008 ではディスクのパーティション作成、フォーマットは
        ZTIDiskpart.wsf で行われます。これを書き換えることによって
        パーティション作成などのカスタマイズができます。
        ただし、共用のスクリプトを変更すると、他のタスクや今後の MDT の
        バージョンアップにも影響が出る可能性がありますので、十分
        ご注意ください。

    パーティションを指定して展開するシナリオについて、今後のリリースで変更があれば

    またお知らせします。

     

    2008年4月21日 9:06

すべての返信

  • 智也さん、こんにちは。

     

    MDT 2008 では ZTIDiskpart.txt は使わなくなりました。

    現時点で、ご質問にあるような、特定のパーティションへ OS を展開するための

    直接的な方法はありません。対処方法としては、おすすめ順に以下が考えられます。

    1. Unattend.xml でインストール先パーティションを指定。 (OS の展開機能を利用)
      • タスクシーケンスの OS Info のタブから編集してください。
      • タスクシーケンスの Format and Partition Disk を disable する。
      • 展開先はパーティションを作成しておく、
        またはパーティション作成のためのバッチファイルを作り、タスクシーケンスに登録
      • メリット: MDT 2008 を引き続き利用でき、比較的汎用的な方法
      • デメリット: Vista, Server 2008 など unattend.xml を使う OS に限定される
    2. BDD 2007 の利用
      • もし BDD でご希望の結果が得られるようでしたら、
        当面 MDT と並行して BDD 2007 もメンテナンスされていますので、
        ご利用ください。
      • メリット: ZTIDiskpart.txt が使える
      • デメリット: MDT 2008 の新機能が使えない
    3. ZTIDiskpart.wsf の変更
      • MDT 2008 ではディスクのパーティション作成、フォーマットは
        ZTIDiskpart.wsf で行われます。これを書き換えることによって
        パーティション作成などのカスタマイズができます。
        ただし、共用のスクリプトを変更すると、他のタスクや今後の MDT の
        バージョンアップにも影響が出る可能性がありますので、十分
        ご注意ください。

    パーティションを指定して展開するシナリオについて、今後のリリースで変更があれば

    またお知らせします。

     

    2008年4月21日 9:06
  • 田辺様

     

    ご返答ありがとうございました。

     

    今回の案件としては、Windows XP の イメージ展開が正常に行われなければならない為、

    残念ですが、MDTの使用はあきらめてBDD2007による展開を実施しようと思います。

     

     

    2008年4月22日 5:24
  • 智也 さん、こんにちは!フォーラムオペレータの栗原麻里です

    フォーラムのご利用ありがとうございます。

     

    回答が参考になったようで、よかったです。

    今回、マイクロソフト社員の回答ではございますが、フォーラムをご利用いただいている

    他の皆様にも役に立つ情報だと思いましたので、回答済みチェックをつけさせていただきました。

     

    追加のご質問などございましたら、ぜひ投稿してくださいね!

     

    智也 さんはチェックを解除することもできますので、ご確認ください。

     

    それでは、ぜひまたご活用ください!

     

     

    2008年5月12日 7:11