トップ回答者
Windows Strage Server 2012 R2 Essentials でのコネクタインストールについて

質問
-
初めての投稿になります。
これまでのWindowsHomeServer2011の環境から、Thecus社のWindowsStrageServer2012 R2 Essentials W2000に環境移行を進めております。今回発生した現象として、
OSプリインストールの状態から、サーバーのダッシュボードのセットアップまでは難なく終了しましたが、コネクタソフトウェアのインストールには失敗する。これはWHS2011に接続状態から、コネクタソフトをアンインストールして、WSS2012のコネクタソフトをインストールしたもの(Windows7Pro64Bit)のデスクトップPC及びノートPC、またWHS2011に未接続のWindows8.1Pro 64bitのデスクトップPCいずれも失敗。IPV4でもダメ。仕方なくThecus社のftpサーバからOSの英語版をダウンロード、リカバリして、日本語パックをインストールし、WindowsUpdateを95個当てて、ようやくWindows8.1Pro 64bitはコネクタソフトのインストール成功。Windows7Proのほうは残念ながら2台とも、コネクタソフトインストール時のドメインの設定がうまくいかず、やむなく、ドメインに参加しない形でのコネクタソフトのインストールとなりました。
WHS2011に接続していたPCを、WSS2012にドメインに参加する形でコネクタのインストールを成功させるにはどうしたら良いか、自力解決できませんでした。皆様のお知恵をお貸しいただけたらと思います。
宜しくお願いします。
回答
-
お返事遅くなって申し訳ございません。
原因は、IPv6アドレスが割り当てられているため、ドメイン参加の際にDNSv6でローカルドメインの名前解決をしようとするのですが、DNSv6サーバーはフレッツのHGW(ルーター)に設定されているため、ドメインコントローラー(サーバー)の名前解決ができないことにあります。Essentialsでコネクターをインストールする際にドメイン参加する場合、コネクターがクライアントPCのDNSを自動で設定します。その際に、ルーターをDNSとして設定してしまうためにドメイン参加を伴う場合に名前解決ができずドメイン参加に失敗=インストールに失敗します。
レジストリ設定でドメイン参加をスキップした上で、https://ipv4アドレス/conncet に接続して、コネクターをインストールするとIPv6の名前解決の問題をクリアできるため、コネクターのインストールが可能になります。
解決方法は、いくつかありますが、たとえば以下のような手段があります。
- ローカルドメイン(xxx.local)の名前解決は、DNSサーバーとして、Essentilasサーバーを参照するよう、HGWを構成する。(HGWの機種にもよりますが、DNS設定>ローカルドメイン設定 でネームサーバーを指定できるはずです)
- hostsファイルに、 サーバー名.xxx.localのIPアドレスを記載する
- IPv6を一時的に無効にしてコネクターインストールを行う
Masahiko Sada
Microsoft MVP for File System Storage http://satsumahomeserver.com/- 編集済み Masahiko SadaMVP 2015年5月15日 16:09
- 回答としてマーク じょんしょん 2015年5月16日 7:33
-
NTT東西からレンタルされているHGWにローカルドメインの名前解決をさせるには、以下の設定をしてみてください。
- 静的ルーティング設定で、指定方法:[宛先ドメイン名指定]、宛先ドメイン名:[*.xxx.local]、インターフェース:[LAN側]、ゲートウェイ:[ルーターのIPアドレス]を指定。[設定]を押下。
- 静的ルーティング設定、静的ルーティングエントリ画面で、1で作成したエントリにチェックをつけ、[設定]を押下。
- DNS設定で、LAN側DNSサーバアドレスのプライマリDNSに、Essentials サーバーのIPv4アドレスを入力
- これでおそらく十分ですが、念のためにローカルドメイン設定のリンクを押下し、ドメイン名[xxx.local]のプライマリDNSに、Essentialsサーバーのv6アドレスを設定。
- すべて完了したら、左フレームの[保存]を押下
Masahiko Sada
Microsoft MVP for File System Storage http://satsumahomeserver.com/- 回答としてマーク じょんしょん 2015年5月16日 7:33
- 静的ルーティング設定で、指定方法:[宛先ドメイン名指定]、宛先ドメイン名:[*.xxx.local]、インターフェース:[LAN側]、ゲートウェイ:[ルーターのIPアドレス]を指定。[設定]を押下。
すべての返信
-
こんばんは。Thecus社のサーバーを購入されたのですね!うらやましいです。私も気になっておりますが、まだ入手に至っておりません。
さて、クライアントコネクターのインストールについてですが、ログをアップしていただけませんでしょうか。私のOneDriveに保存していただければ、時間があるときに拝見して何かしらヒントを差し上げられることがあるかもしれません。
- ログの保存場所
クライアントコンピューターの、C:\ProgramData\Microsoft\Windows Server\Logs に保存されています。 - ログのファイル名
ClientDeploy.log、ComputerConnector.log
Masahiko Sada
Microsoft MVP for File System Storage http://satsumahomeserver.com/ - ログの保存場所
-
お返事遅くなって申し訳ございません。
原因は、IPv6アドレスが割り当てられているため、ドメイン参加の際にDNSv6でローカルドメインの名前解決をしようとするのですが、DNSv6サーバーはフレッツのHGW(ルーター)に設定されているため、ドメインコントローラー(サーバー)の名前解決ができないことにあります。Essentialsでコネクターをインストールする際にドメイン参加する場合、コネクターがクライアントPCのDNSを自動で設定します。その際に、ルーターをDNSとして設定してしまうためにドメイン参加を伴う場合に名前解決ができずドメイン参加に失敗=インストールに失敗します。
レジストリ設定でドメイン参加をスキップした上で、https://ipv4アドレス/conncet に接続して、コネクターをインストールするとIPv6の名前解決の問題をクリアできるため、コネクターのインストールが可能になります。
解決方法は、いくつかありますが、たとえば以下のような手段があります。
- ローカルドメイン(xxx.local)の名前解決は、DNSサーバーとして、Essentilasサーバーを参照するよう、HGWを構成する。(HGWの機種にもよりますが、DNS設定>ローカルドメイン設定 でネームサーバーを指定できるはずです)
- hostsファイルに、 サーバー名.xxx.localのIPアドレスを記載する
- IPv6を一時的に無効にしてコネクターインストールを行う
Masahiko Sada
Microsoft MVP for File System Storage http://satsumahomeserver.com/- 編集済み Masahiko SadaMVP 2015年5月15日 16:09
- 回答としてマーク じょんしょん 2015年5月16日 7:33
-
NTT東西からレンタルされているHGWにローカルドメインの名前解決をさせるには、以下の設定をしてみてください。
- 静的ルーティング設定で、指定方法:[宛先ドメイン名指定]、宛先ドメイン名:[*.xxx.local]、インターフェース:[LAN側]、ゲートウェイ:[ルーターのIPアドレス]を指定。[設定]を押下。
- 静的ルーティング設定、静的ルーティングエントリ画面で、1で作成したエントリにチェックをつけ、[設定]を押下。
- DNS設定で、LAN側DNSサーバアドレスのプライマリDNSに、Essentials サーバーのIPv4アドレスを入力
- これでおそらく十分ですが、念のためにローカルドメイン設定のリンクを押下し、ドメイン名[xxx.local]のプライマリDNSに、Essentialsサーバーのv6アドレスを設定。
- すべて完了したら、左フレームの[保存]を押下
Masahiko Sada
Microsoft MVP for File System Storage http://satsumahomeserver.com/- 回答としてマーク じょんしょん 2015年5月16日 7:33
- 静的ルーティング設定で、指定方法:[宛先ドメイン名指定]、宛先ドメイン名:[*.xxx.local]、インターフェース:[LAN側]、ゲートウェイ:[ルーターのIPアドレス]を指定。[設定]を押下。