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Data Protection Managerのバックアップ領域について

質問
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DPMの記憶域プールに追加するディスクについて、システム領域とは別に論理ドライブを作成し、
その論理ドライブ上でDPMのバックアップ領域とは別用途のパーティションを切って使用し、
残りをバックアップ領域とした場合、構築ができることは確認できたのですが
DPMの機能的に何か問題等が起こりうる可能性はございますでしょうか。
以下サイトでは1つのディスクを記憶域プールにして追加とありましたのでMicrosoft社としては推奨していないのでしょうか。
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myuto さん、こんにちは
フォーラム オペレーターの星 睦美です。Data Protection Manager 2006 についてのTechNet ライブラリを参照されているので
Data Protection Manager 2006 でのハードウェア要件をご紹介します。( 参考情報 )
・ハードウェア要件:
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc161618.aspxDPM サーバーには、少なくとも 2 つのディスクが必要です。1 つのディスクはシステム ファイルと DPM インストール ファイル専用で、もう 1 つは記憶域プール専用です。
・Microsoft Data Protection Manager 2006 第1回 2.DPM 2006のインストール:
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/dpm200601/dpm200601_02.html
こちらの情報がご参考になりましたら幸いです。
日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美 -
myuto さん、返信ありがとうございます。
参考までにDPM2010 に関してはTechNet ライブラリに以下の説明があります。
・記憶域プールの定義
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff399722.aspx
DPM2007 に関する説明は見つけることができないのですが、DPM2006 も同様ですので共通と考えてよいと思います。・記憶域プールにディスクを追加する (DPM2006)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc161416.aspx
日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美 -
TechNet の情報によると記憶域プールにはディスク単位で追加するために、そのディスク上をパーティションで分割して使用することはできないと理解しています。そのうえで「DPM では、"ディスク" とは、Windows ディスク管理ツールでディスクと見なされるすべてのディスク デバイスを指します。」とありますので、myuto さんが管理ツールでディスクとして指定できる領域がパーティションがない状態であれば使用できるのではないかと思います。DPMの機能的に問題がないかという点で注意していただきたいのは、以下のデータ消去がないように構成する必要があるということです。
"記憶域プール" は、Data Protection Manager (DPM) サーバーによるレプリカおよび回復ポイントの格納先となるディスク セットです。データの保護を開始する前に、少なくとも 1 つのディスクを記憶域プールに追加しておく必要があります。記憶域プールに追加するディスクには、パーティションを設定しないでください。データ保護のディスクを準備するときに、DPM によってディスクが再フォーマットされ、ディスク上のすべてのデータが消去されます。
この点に関しては、よろしければ弊社のサポート窓口にお問い合わせいただくか、もしくはあらかじめ検証いただければと思います。
日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美