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ActiveDirectoryスキーマ拡張の影響について RRS feed

  • 質問

  • お世話になっております。

    ADのスキーマ拡張について質問です。

    現在、お客様環境でLAPSというサーバーのローカル管理者のパスワードを管理するためのツールの導入を検討しています。
    以下参考URL
    https://blogs.manageengine.jp/changing_pwd_using_laps/

    本ツールの導入にあたってADのスキーマ拡張が必要とのことなのですが、
    一般的にADのスキーマを拡張するときに既存の属性項目・及び属性値が削除されたりなどの影響が発生することはありますか?
    また、スキーマ拡張時に気をつけなければならないことがあったら教えて欲しいです。

    以上、
    よろしくお願いいたします。
    • 編集済み AkrD_GTND 2019年1月10日 6:38
    2018年9月20日 7:53

回答

  • チャブーンです。

    Active Directoryのスキーマ拡張で気をつけなくてはならないことは、開発視点と構築視点(デプロイメント)で多少ありますが、商用ソフトの展開ならあまり心配はありません(ふつうはソフト開発ベンダーが考慮しているため)。ふつうは、新しい属性や値が加わるだけで、既存属性の削除や無効化は行われません。

    注意点をあげるとすれば、もしも自社開発でスキーマ拡張(自分たちで内容を定義)をする場合、

    • 属性の名前が既存の内容と重複しないこと(LDAP属性名には仕様があり、それを守っている限りふつう起こりません)
    • 属性を定義する際のOIDが既存と重複しないこと(Microsoftが用意したOID作成スクリプトを使えばふつう起こりません)

    となるでしょう。商用ソフトの場合、スキーマ拡張に関して、特別に注意事項があれば製品説明にありますので、それを参照してください。

    デプロイメントとしては、

    • (FSMOの)スキーママスター上、あるいはスキーママスターと直接通信できるサーバにインストールする
    • Schema Adminsグループに所属するアカウントで実施する(それ以外の権限も必要なのでビルトインAdministratorで実行するのが確実です)
    • 作業前に少なくともスキーママスタ―ドメインコントローラーのフルバックアップは確実に取得する(問題発生時に元に戻す必要があるため)。できれば全台取得し、戻し時は一斉に戻す方法がよいと思います。

    フォーラムは有償サポートとは異なる「コミュニティ」です。フォーラムでご質問頂くにあたっての注意点 をご一読のうえ、お楽しみください。

    • 回答の候補に設定 LapivyMVP 2018年9月21日 8:30
    • 回答としてマーク AkrD_GTND 2018年12月19日 1:07
    2018年9月21日 3:13
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