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Exchange2013環境で特定のCASサーバにRPCセッション集中

質問
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以下の環境で特定のCASサーバへRPCセッションが集中する事象が発生しています。設定上確認するポイントがあれば教えてください。
<サーバ環境>
CASサーバ:3台(負荷分散構成:負荷分散装置で設定)、MBXサーバ(3台、DAG構成)
<クライント環境>
Windows7+Outlook2010,windows10+Outlook2013,Windows10+Outlook2016(複数あり)
<状況:RPCセッション数が特定のCASサーバに集中する>
CAS#1:10000 CAS#2:10000 CAS#3:47000 CAS#3を負荷分散からはずした場合でも18000セッションは残っている。(接続先はMBX#1、#2、#3)
<メールボックス利用形態>
・個人メールボックス(クライアントログオンユーザー用のメールボックス)・共有メールボックス(必要なユーザーにフルアクセス権を与えて、Outlook上でアカウント追加実施)
よろしくお願いいたします。
nakamoto
すべての返信
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あらためて確認しました。
1.Outlook2016接続状態の確認
SMTPアドレス:Outlookサインオンアカウント プロキシサーバ:実CASサーバ(CAS#1~CAS#3)
サーバー名:メールボックスのExchange GUID+@メールドメイン名
2.Get-OutlookAnyWhereコマンドでの確認結果
CASサーバ#1のInternalHostname → CSAサーバ#1
CASサーバ#2のInternalHostname → CSAサーバ#2
CASサーバ#3のInternalHostname → CSAサーバ#3
※本設定が「1.Outlook2016接続状態の確認」で負荷分散装置のVIPを向いていないのと関係があるのでしょうか?
※各サーバのInternalHostnameは負荷分散装置に向ける必要がありますでしょうか?
3.その他
CASサーバ:3台 MBXサーバ:3台を順次、再起動しましたが、特定のCASサーバ(#3)は再起動直後
でも10000セッション存在しておりました。(他2台は1000セッション)
※CASサーバへセッション(Outlook、MBXサーバ)が残っているように思われます。Outlook、MBXサーバで
セッションを維持(キャッシュ)する動きはあるのでしょうか?ある場合、クリアする方法はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
nakamoto
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まず、CASに関して再起動されれば、RPCセッションはリセットされます。(リセットが適切かどうかは置いておきますが)
これは、IISの動作なので、Exchange 固有の動きではありません。
したがって、再起動後に 10000セッション残っていたというわけではなく、新規の接続が10000セッション部合ったということかと思います。
明らかな偏りが発生していますが、LB側の設定は正しいのでしょうか。LBから切り離してもセッションが維持されているのは、LB経由でない接続があるからではないですか?
Exchange 側の設定でここまでの偏りが発生するとはあまり思えません。
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>したがって、再起動後に 10000セッション残っていたというわけではなく、新規の接続が10000セッション部合ったという>ことかと思います。
OutlookAnyWhereが以下に設定されているため、Outlookからピンポインで物理CASサーバに接続されるということはありますでしょうか?
Get-OutlookAnyWhereコマンドでの確認結果
CASサーバ#1のInternalHostname → CSAサーバ#1
CASサーバ#2のInternalHostname → CSAサーバ#2
CASサーバ#3のInternalHostname → CSAサーバ#3
nakamoto