DHCforMEN さん、こんにちは
フォーラム オペレーターの星 睦美です。
参照されたTechNet ライブラリの内容はフェデレーションの共有についての説明ですね。
以下にライブラリの内容を抜粋してまとめてみました。
①フェデレーションの共有について
http://64.4.11.252/ja-jp/library/dd638083.aspx
フェデレーション信頼では、ユーザーが外部の受信者と予定表や連絡先の情報を共有するために、組織の関係と共有ポリシーという 2 種類の方法が用意されています。
1. 組織の関係による方法
外部Exchange 組織との空き時間情報の共有ができます。
2. 共有ポリシーによる方法
インターネット予定表でMicrosoft Exchange Server 2010 組織のユーザーは、Exchange 組織外のユーザーや、インターネットにアクセスできるその他の個人と、予定表の空き時間情報を共有できます。つまり、家族や友人、Exchange を使用していない組織のユーザーなど、非フェデレーション ドメイン組織の受信者がユーザーのカレンダーにアクセスできます。そのためには、インターネット予定表の公開を使用した匿名の予定表アクセスを許可する個別の共有ポリシーを作成する必要があります。詳細については、「インターネット予定表の公開を有効にする」を参照してください。
②インターネット予定表の公開を有効にする
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff607475.aspx
「フェデレーションの共有について」で紹介されているシナリオでは以下のことが可能になります。
Fabrikam, Inc. との組織の関係と、Litware, Inc. および Contoso ユーザー用の共有ポリシーを作成した後に、以下の機能が使用可能になります。
すべてのユーザーは、Fabrikam のマーケティングおよびエンジニアリング部門のユーザーの空き時間情報を表示することができます。
組織内で新しく共有ポリシーを適用されたユーザーは、Litware, Inc. のユーザーに個別の共有の招待を送信することができます。
組織の関係では組織のユーザー間で情報の共有ができます。いっぽう共有ポリシーでは、ユーザーが個人で共有した外部のユーザーと情報の共有ができます。
Contoso ユーザーは、公開済み予定表へのリンクを提供することで、友人や家族に対して自分の予定表情報を表示できます。家族は、この情報にアクセスするために特別な資格情報を必要としません。
以上が組織の関係と共有ポリシーで予定表を共有する際の違いになると思います。
日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美