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データ ディスク に適した UDF フォーマット (1.50, 2.00, 2.50) を選びたい

質問
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本件に関して、最適なサイトがなさそうなので、こちらに投稿しました。
次の 2.項 についてご存じの方は教えて下さい。1.【この投稿をしたきっかけ】
今まで Vista を使用しており、あるライティング ソフトで DVD に UDF1.02 でファイルを書き込み、データ ディスクを作成していました。Windows 7 に変えてから、そのライティング ソフトは使えなくなり、新ライティング ソフトを導入しました。新ライティング ソフトでは UDF1.02 は無く、UDF1.50、UDF2.00、UDF2.50、でデータ ディスクを作成することになります。ここで感じたことは、UDF1.02 は古く、UDF1.50 以降には何らかのメリットがあるのではないかという事です。そこで次の事を知り、データ ディスク に適した UDF フォーマット を選びたいと思いました。2.【知りたいこと】 データ ディスク (モード 1) として使うとき、
2a. 読み出しエラーの訂正強化が UDF1.02 ---> UDF1.50 ---> UDF2.00 ---> UDF2.50、でどのように変わって来たのでしょうか?
2b. 2a. の強化具合を数値比で示すと、どのようになるのでしょうか?
2c. ある一定容量のディスクに実際に書き込むことのできる、ユーザ データの容量の比は、UDF1.02 ---> UDF1.50 ---> UDF2.00 ---> UDF2.50、でどのように変わるのでしょうか。(エラーの訂正を強化する分、実際に書き込めるユーザ データは減少するはず。)3.【注】 上の 2.項 に関して、
3a. UDF2.50 では、エラーに対する冗長性を増すため、メタデータを追加したとのことです。
3b. 2.項 で使うライティング ソフトは、いわゆる プロジェクト方式で行います。即ち、上側のウインドウには、エクスプローラと同様な、フォルダ・ファイルのツリー構成が示され、下側のプロジェクト ウインドウには、上側のウインドウから選択されたフォルダ・ファイルがツリー構成で示されます。下側のプロジェクトが完成した時点で、一気にまとめて書き込みます。[マスター形式 や パケット ライティングによる書込みではありません。]
3c. データ ディスクとは、パソコンのHDD等にある各種ファイルをコピーやバックアップのために書き込む光ディスクです。
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上の 1.項 から 3.項 とは直接関係ありませんが、投稿のついでとして、あまり書かれることのないマスター形式の特性について、次にまとめました。4. 【OS の マスター形式 について】
4a. マスター形式は UDF1.02 で書き込まれる。BD (Blu-ray disc) にマスター形式で書き込むときは、UDF2.50 になる。
4b. 「一度書き込みディスク」にマスター形式で書き込むと、ディスクは自動的にクローズされるので、以後このディスクに追記できない。
4c. 「書き換え可ディスク」にマスター形式で書き込むと、後でこのディスクにマスター形式で追記できる。但し、書き込み済み部分のフォルダ・ファイルの追加削除の編集はできない。
4d. 3b.項 で述べた (Roxio、CyberLink、他、のソフト メーカによる) ライティング ソフトでは、「一度書き込みディスク」であっても、未クローズを保つ限り、後で追記でき、さらに、書き込み済み部分のフォルダ・ファイルの追加削除の編集もできる。「書き換え可ディスク」の場合でも、後で追記でき、さらに、書き込み済み部分のフォルダ・ファイルの追加削除の編集もできる。4e. 書き込みファイルは次の所に一度コピーされる。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Windows\Burn
ディスク書き込み完了後、コピーされたファイルは自動的に削除される。大容量ファイルをマスター形式で書き込むことを繰り返すと、Cドライブはデフラグ的に見て、虫食い状態になる。
[4a. 部分追記、4e. 追記]
- 編集済み tnk081116 2011年8月24日 6:31
2011年8月2日 12:53
すべての返信
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tnk081116 さん、
こんにちは。
フォーラム オペレーターの服部 清次です。今回の tnk081116 さんのご質問の内容からしますと、IT Pro の方々による情報共有を目的としている当フォーラムで情報を得るのは難しいかもしれません。。。
私の方で調べていましたところ、OSTA のサイトで UDF の各バージョンの違いについて詳しく説明されていましたので、一度確認されてみてはいかがでしょうか?
http://www.osta.org/specs/index.htm (英語)また、以下のページも参考情報として役立てていただけるかと思います。
● 「Skygear -1%の向こう側へ-」:
http://skygear.blogspot.com/2011/02/pcblu-ray-disc.html● 「DVD-Rの書き込みファイルフォーマットの違いによるファイル読み出し性能について教えてください。」:
http://q.hatena.ne.jp/1095490001もし上記の情報をご確認いただいた後でもまだ疑問が残っていらっしゃるようでしたら、弊社が運営している別の Q&A サイト (例: MSN 相談箱) に場所を移して
質問されてみてはいかがでしょうか?こちらの情報がお役に立てることを願っています。
それでは、また。
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日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 服部 清次2011年8月9日 6:18 -
上の 2c. 項に関してデータを採ってみた。
5. HDDに保存してある次のファイルを書き込みのソースとする。
① サイズ 4,618,968,384 バイト=4.30 GB (20ファイル、2フォルダ) --- エクスプローラにて
6. DVD+RW 8x リコー に Power2Go V6 を使って、1セッションで書き込む。
6.1 UDF1.50 および UDF2.00 フォーマットで書き込み後のディスク --- エクスプローラにて
② 書き込まれたファイルのサイズ 4,618,968,384 バイト=①
③ 使用領域 4,620,288,000 バイト
④差分 ③-②=1,319,616 バイト=1.25 MB
6.2 UDF2.50 フォーマットで書き込み後のディスク --- エクスプローラにて
⑤ 書き込まれたファイルのサイズ 4,618,968,384 バイト=①
⑥ 使用領域 4,619,474,944 バイト
⑦差分 ⑥-⑤=506,560 バイト=0.48 MB
7. BD-RE 2x パナソニック に Power2Go V6 を使って、1セッションで書き込む。
7.1 UDF2.50 フォーマットで書き込み後のディスク --- エクスプローラにて
⑧ 書き込まれたファイルのサイズ 4,618,968,384 バイト=①
⑨ 使用領域 4,619,632,640 バイト
⑩差分 ⑨-⑧=664,256 バイト=0.63 MB
8. BD-RE 2x パナソニック に Windows 7 マスター形式 を使って、1セッションで書き込む。
BDにマスター形式による書き込みのとき、UDF2.50 で書き込まれる。
8.1 マスター形式で書き込み後のディスク --- エクスプローラにて
⑪ 書き込まれたファイルのサイズ 4,618,968,384 バイト=①
⑫ 使用領域 4,619,894,784 バイト
⑬差分 ⑬-⑫=926,400 バイト=0.88 MB9. 以上のデータをまとめると次の様になる。
9a. 各フォーマットで書き込まれたファイルのサイズは、ソースのファイルのサイズに等しい。
9b. 差分は、各フォーマットを構成するための「余分に要するデータのサイズ」+etc. と考えられる。
④差分=1.25 MB --- (UDF1.50 および UDF2.00、DVD+RW 8x リコー、 Power2Go V6)
⑦差分=0.48 MB --- (UDF2.50、DVD+RW 8x リコー、 Power2Go V6)
⑩差分=0.63 MB --- (UDF2.50、BD-RE 2x パナソニック、 Power2Go V6)
⑬差分=0.88 MB --- (UDF2.50、BD-RE 2x パナソニック、 マスター形式)10. 感想
10a. ④から⑬の差分はどれも、思ったより極めて小さかった。差分は 数十 MB に上る(のぼる)と思っていた。--- 本当にこのように小さいものなのか。
10b. UDF2.50 の差分は、 UDF1.50 および UDF2.00 の差分より小さかった。UDF2.50 ではメタデータを追加していると聞いているので、差分は大きくなると思っていたが、そうではないようである。
UDFフォーマットを知っている方の投稿をお願いします。【行のインデント(字下げ)がうまくいかなため、見にくくなています】
2011年8月24日 6:35 -
まだ、回答を受け付けているのか分かりませんが、興味があったので少し調べてみました。
上記の説明を詳細に読んだわけではないので、違うことを、話しているのかもしれません。
下記、UDFの説明から引用
UDF 1.5、2.0、2.01
UDF (Universal Disc Format) はOSTA (Optical Storage Technology Association) により開発されたファイルシステムです。多様なUDF バージョンがあります。UDF 1.5(Windows 2000 以上でのみ読み取り可) およびそれ以上のバージョン (Windows XP 以上でのみ読み取り可) は、ランダムパケット ライティングに対応しており、4GB 以上のデータをDVD ディスクに書き込むことができます。UDF 2.5
UDF 2.5 はBlu-Ray やHD DVD などの次世代ディスクフォーマット用のファイルシステムです。これら最新のファイルシステムは、UDF ファイルシステムを改良したものです。UDF2.5 はファイルの性能を高めるために、すべてのメタデータをまとめて配置するメタデータパーティションを使用します。新しいファイルシステムはメタデータのミラーリングにも対応しています。これはファイルシステム メタデータの2 つのコピーを作成し、ディフェクトやメディアの表面が汚れていたためにメディアエラーが生じた場合、適宜対処して処理を続行したり中断したりします。現在の最新Versionは2.6です。
Metadataに関しては、ファイル数、フォルダ数が大きくなるとこのMetadata Sizeも次第に大きくなります。10万ファイルで、約250MB相当になると考えられます。さらに、Metadataのミラーリングを使用している、Version2.5, 2.6では、Metadataの合計サイズは2倍になります。 Metadata + Metadataのミラーリング。
質問者様の各Formatに対する、差分がほとんどないというのはMetadataなどのSizeは使用領域に入ってないからだと思います。Formatした時点でUDFで使用する領域、交替領域などを別途Discに用意して、Userが使用する部分のみが使用可能領域となっているためではないかと推測します。
- 回答の候補に設定 nobu7426Banned 2012年4月25日 23:20
2012年3月31日 7:05