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AD RMSサーバーのテンプレート参照エラー RRS feed

  • 質問

  • Windows Server 2012 R2にて、AD RMS+FCI環境(同一サーバ内)を作ろうとしています。

    ADサーバは別サーバです。

    これまで、

    1. AD RMSインストールおよび構成

    2. インターネットオプションのローカルイントラネットゾーンへのAD RMSクラスターアドレスURLの登録

    3. ServerCertification.asmxのアクセス権設定

    4. AD RMSにて権利ポリシーテンプレート作成

    5. FCI ファイル管理タスクにて AD RMS保護の自動化

    と行ってきたのですが、、、

    5でのファイル管理タスクを作成する時にRMS暗号化設定にて4で作成したテンプレートが取得できません。

    イベントビューワを見ると以下のエラーがあがっていました。

    ------------------------------------------------------------------------------------------------------

    エラーID:16406 ソース:SRMSVC

    ------------------------------------------------------------------------------------------------------

     

    RMS サーバーにアクセスしているときにファイル サーバー リソース マネージャーでエラーが発生しました。エラーの原因は次のいずれかの問題である可能性があります:


     * サーバーに到達不能: RMS サーバーに到達できません。
     * 承認されていない: ファイル サーバーは RMS サーバーを使用してファイルを暗号化することを承認されていません。ファイル サーバーが RMS サーバーの次のファイルに対して読み取りおよび実行のアクセス権を持っていることを確認してください: <wwwroot>\_wmcs\certification\ServerCertification.asmx

     * 定義済みのテンプレートが無効: 要求されたテンプレートは暗号化が無効です。
     * カスタム テンプレートが無効: 提供されたカスタム テンプレートは暗号化が無効です。 

    操作:
       DRMAcquireIssuanceLicenseTemplate

    エラー - 詳細:
       エラー: (0x8004cf3b) 不明なエラー

    ------------------------------------------------------------------------------------------------------

    「到達しない/許可されていない」という確認は、ブラウザでAD RMSコンソールに表示されているイントラネットクラスターURL ライセンス/証明ともにアクセスしたところ実行できていたので問題なさそうです。

    「テンプレートが無効」というのは、ウィザード通り作りましたので多分問題ないと思っていますが・・・。

    何か見落としがあるのだと思うのですが、確認事項など解決に向けてのヒントや解決方法をご教示頂けないでしょうか?





    2014年12月3日 8:22

回答

  • 解決しましたので、自己レスします。

    やはりSSL証明書が影響していました。

    AD RMSサーバを参照するすべてのコンピュータ(サーバ/クライアント)のIEに、「信頼されたルート証明機関」として自己署名証明書をインポートする必要があります。

    インポート後、ファイル管理タスクからRMSのテンプレートを参照できるようになりました。

    [手順]

    1. AD RMSコンソールを起動した時に、証明書がインポートされていないと「セキュリティ警告」画面が表示されます。

    2. 「証明書の表示」ボタンをクリックして証明書を表示し、「証明書のインストール」ボタンをクリックします。

    3. 保存先「ローカルコンピュータ」、証明書ストア「信頼されたルート証明機関」(自動選択および他のストアではダメでした)を指定してインストールします。

    返信頂きました皆様、ありがとうございました。


    2014年12月8日 3:20

すべての返信

  • みずたまおれんぢ さん、こんばんは。

    3.で実施している権限設定と、4.で作成した権利ポリシーテンプレートは直接関係しません。

    そのため、4.で作成した権利ポリシーテンプレートを配置している場所に対して、権限付与を実施する必要があります。

    若干乱暴なやり方を取るならば、権利ポリシーテンプレートを誰でもアクセス可能な領域に配置してしまい、そのパスを参照するというように定義すると上手く機能するようになるのではないでしょうか?

    具体的なサンプルを提供できるとわかりやすいのですが、手元に検証可能な環境がないためできないのです。

    このアドバイス(?)が参考になることを祈っています。

    • 回答の候補に設定 佐伯玲 2014年12月5日 0:44
    2014年12月4日 14:40
  • チャブーンです。

    お答えとしては、Kenichi Uenoさんがおっしゃってくださっていますが、具体的な方法としては、したのページに書いてありますね。英語のページですが、参考になるのではないでしょうか?

    http://windowsitpro.com/windows-server-2012/solve-problems-integrating-fci-rms

    • 回答の候補に設定 佐伯玲 2014年12月8日 0:44
    2014年12月6日 7:27
    モデレータ
  • Kenichi UENO さん、チャブーン さん

    ご返信頂きましてありがとうございます。

    またお返事が遅れましたこと、申し訳ありません。(風邪で寝込んでおりました。皆様もお体にはお気を付け下さい。)



    ご返信頂きました内容を確認してみました。

    権利ポリシーテンプレートを参照するルートは、

    1. AD RMSクラスターアドレスURLへのhttps/http参照(FCI及びOffice2013以降からの参照)
    2. テンプレートファイルのエクスポート先へのファイル共有参照(Office2010以前からの参照)

    の2通りかと思いますが(私の理解不足でその他にありましたらご指摘ください)、その親フォルダ(「<wwwroot>¥_wmcs」と「¥¥<AD RMSサーバ>¥RMS Template」)に対して「Everyone」や「Authenticated Users」グループに「参照/実行」権限を付与してみましたが、状況は変わりませんでした。

    色々と試している中で気になっていることが、「SSL証明書」です。

    AD RMSクラスターアドレスURLへIEで参照すると「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」ページが表示されます。

    これはAD RMSサーバを構成する際に「自己署名証明書を作成する」にチェックを入れて作成した証明書を利用しているからそうなるんでしょうが、、、このページ遷移による影響があるのでは?と疑っています。

    正式な証明書を購入すれば検証できるのでしょうが、どういった動きをするかの検証環境を作っている段階で購入するわけにはいきませんし・・・。

    この自己署名証明書が影響する可能性はありますでしょうか?

    また他に注意すべき点がありましたら、ご教示頂けたらと思います。

    ちなみに、今回の環境構築は日経BP社「Windows Server2012 R2テクノロジ入門」を参考に行っております。

    2014年12月8日 1:43
  • 解決しましたので、自己レスします。

    やはりSSL証明書が影響していました。

    AD RMSサーバを参照するすべてのコンピュータ(サーバ/クライアント)のIEに、「信頼されたルート証明機関」として自己署名証明書をインポートする必要があります。

    インポート後、ファイル管理タスクからRMSのテンプレートを参照できるようになりました。

    [手順]

    1. AD RMSコンソールを起動した時に、証明書がインポートされていないと「セキュリティ警告」画面が表示されます。

    2. 「証明書の表示」ボタンをクリックして証明書を表示し、「証明書のインストール」ボタンをクリックします。

    3. 保存先「ローカルコンピュータ」、証明書ストア「信頼されたルート証明機関」(自動選択および他のストアではダメでした)を指定してインストールします。

    返信頂きました皆様、ありがとうございました。


    2014年12月8日 3:20
  • チャブーンです。

    解決結果をサマリいただいて、ありがとうございます。

    結局お役に立てなかった点は、申し訳ありませんが、解決してよかったです。AD RMSクライアントがSSLの問題でSCPを見られなくなると、アクセスできないということで、道理にかなった解決方法だと思います。

    すでに確認されているとは思いますが、AD RMSのトラブルシュートについて、割と細かく書いてあるページがありましたので、今後参考にされる方を対象にご紹介しておきます。割と役に立ちそうです。

    http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/13130.ad-rms-troubleshooting-guide.aspx

    2014年12月9日 2:01
    モデレータ