リモートデスクトップを使用したシステム構築を検討しております。
サーバーの構成は、アプリケーションサーバとデータベースサーバ(SQLServer2014Std)の2台構成になります。
アプリケーションサーバに、ActiveDirectoryをインストールして、AD環境を構築し
公開アプリケーションとRDSを構成します。
通常、この構成でシステムとしては成り立ちますので問題ないのですが、
どちらかのサーバに障害が発生して、残った1台のサーバでシステムを稼働させる必要になった場合、
いろいろと悩むところがでてきました。
※2台のサーバはそれぞれ1台構成でも耐えられるスペックを積んでいますが、メーカーから2台にわけるよう指示がありました。
AD構成はAPサーバをプライマリドメインに構成して、DBサーバはセカンダリドメインとして構成します。
RDSも両方のサーバにセットアップしておき、クライアントライセンスの登録はAPサーバ側に登録します。
※APサーバとDBサーバでクライアントライセンスの登録をシェアする方法が分からなかったのでこのように考えています。
ここから質問したい点が出てきまして
① RDSを冗長化する場合、DBサーバにはどのようなセットアップを行う必要があるのでしょうか?
役割の追加でRDSにチェックを入れてとりあえずセットアップし、
クライアントライセンスは登録しない状態でよいのでしょうか。
その場合のドメイン参照先は、DBサーバのセカンダリADでよいのでしょうか。
② APサーバが何らかの理由で稼動できなくなった場合に、DBサーバ側1台でシステムを稼働させる場合
どのような作業が必要になるのか?
私が想定している切替作業
(ADセカンダリ、RDSをDBサーバにもセットアップしておく前提)
1.DBサーバのイメージをバックアップしておく。
※APサーバ復帰後、構成を戻せるようにしておく。
2.DBサーバのADセカンダリをプライマリに昇格させる。
3.DBサーバのRDSにリモートデスクトップクライアントアクセスライセンスを登録する。
※APサーバ側だけにライセンスを登録しているため
※DBサーバのRDSの認証先はDBサーバを指定する。
4.稼動確認
各ユーザにアプリケーションへのアクセス先変更(URL変更周知)やrdpファイルの再配布を行う。
5.後日、APサーバセットアップ・復帰
ADプライマリとしてセットアップ
RDSをセットアップ
6.DBサーバのDBをバックアップ
データベースをバックアップしておく。
7.DBサーバを手順1のイメージからリカバリ
・DBサーバを手順1で取得しておいたイメージから復元
・APサーバがプライマリADになるのでDBサーバを再度セカンダリで参加させる。
・手順6のデータベースを復元する。
8.APサーバ設定
・APサーバのRDSにクライアントライセンスを登録
・アプリケーションセットアップと公開アプリ設定
9.復帰後の稼動確認
各ユーザにアプリケーションへのアクセス先変更(URL変更周知)やrdpファイルの配布を行う。
このような冗長化構成および障害サーバ復旧後の復元手順を考えています。
このような手順で可能なのかどうか教えてください。
それぞれのサーバスペックです。
APサーバ
CPU:Xeon
E5-2640v2(8コア)
メモリ:14.0GB
HDD:RAID
1+ 0
SAS 15,000rpm x
4
OS:Windows2012
Server
R2
DBサーバ
CPU:Xeon
E5-2640v2(8コア)
メモリ:14.0GB
HDD:RAID
1 + 0
SAS 15,000rpm x
4
OS:Windows2012
Server R2
DB:SQL
Server2014
SP1以上
よろしくお願いいたします。