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管理プロパティ:ViewsRecent、ViewsRecentUniqueUsersはなにが得られるのですか

質問
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SharePointの規定の管理プロパティのViewsRecent、ViewsRecentUniqueUsersついての質問です。
プロパティの名前から「最近閲覧された回数」、「最近閲覧したユーザー数」が得られると思うのですが、もう少し詳細なことが知りたいと思っています。
以下のサイトから、属性は把握できるのですが、詳細な説明がありません。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj219630(v=office.15).aspx
質問は以下です。
① 集計期間はいつからいつまでか
②閲覧された回数のカウント方法について(サイトにアクセスされた回数?)
③閲覧したユーザー数のカウント方法について(集計期間にアクセスしたユーザーの数?)
見当違いでしたら申し訳ありません。よろしくお願いします。
回答
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これらの管理プロパティの値の源泉は、分析サービスで取得(分析)している
データになります。従いまして、ご質問頂いた内容を確認するためには、
分析サービスの仕様を理解する必要があります。OTA Hirofumiさんにご回答頂いた通り、PowerShellで
この分析サービスの設定を変更することで1の集計期間を
変更することが可能で、以下のURLに具体的な手順が書かれています。ただし、分析サービスの設定を変更することになりますから、
「サイトコレクションの管理」にある「人気と検索に関するレポート」の
出力結果にも影響がでる事にご注意ください。分析サービスの動作を簡単に書くと、
「ユーザーがSharePointに対してアクセス等、なんらかのアクションを行う」
↓
「アクションによって、SharePointに登録されたイベントが発生し、
イベント発生状況が記録される」
↓
「記録されたイベント発生状況を元に、分析サービスのレポートが生成される」という流れになります。
2、3のご質問に回答するためには、この辺りのイベントの発生条件や
分析サービスの集約方法を確認する必要があるのですが、この辺りは、
実は、ほとんど情報公開されておらず、また設定できる項目も
多くありません。(設定できる項目としては、1の「Recent」の期間を設定できるのと同様に、
分析サービスの設定で、匿名アクセスをカウントに含めるかどうかを
設定できたりもします)従いまして、現状では、2、3に関しましては、実際にテスト環境で
色々アクセスしてみて、どのようにこれらの値が変わるか、外側から
仕様を確認するしかない、というのが私の結論です。(もしくは本気でやるのならカスタムイベントを作成し、分析サービスに
登録する方法もあります)一応、イベント発生状況は、
C:\Program Files\Microsoft Office Servers\15.0\Data\Office Server\Analytics_GUID\EventStore
に保存されてますので、こちらも合わせて確認頂くのもよいかもしれません。 -
全てはわかりませんが、下記のTechNet ブログには期間について記載がありました。
「By default, the ViewsRecent managed property contains the number of views for an item within the last 14 days」[Add and configure the Recommended Items and Popular Items Web Part in SharePoint Server 2013]
http://blogs.technet.com/b/tothesharepoint/archive/2014/01/22/add-and-configure-the-recommended-items-and-popular-items-web-part-in-sharepoint-server-2013.aspxただし、この期間については PowerShell で変更ができるようですね。
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全てはわかりませんが、下記のTechNet ブログには期間について記載がありました。
「By default, the ViewsRecent managed property contains the number of views for an item within the last 14 days」[Add and configure the Recommended Items and Popular Items Web Part in SharePoint Server 2013]
http://blogs.technet.com/b/tothesharepoint/archive/2014/01/22/add-and-configure-the-recommended-items-and-popular-items-web-part-in-sharepoint-server-2013.aspxただし、この期間については PowerShell で変更ができるようですね。
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これらの管理プロパティの値の源泉は、分析サービスで取得(分析)している
データになります。従いまして、ご質問頂いた内容を確認するためには、
分析サービスの仕様を理解する必要があります。OTA Hirofumiさんにご回答頂いた通り、PowerShellで
この分析サービスの設定を変更することで1の集計期間を
変更することが可能で、以下のURLに具体的な手順が書かれています。ただし、分析サービスの設定を変更することになりますから、
「サイトコレクションの管理」にある「人気と検索に関するレポート」の
出力結果にも影響がでる事にご注意ください。分析サービスの動作を簡単に書くと、
「ユーザーがSharePointに対してアクセス等、なんらかのアクションを行う」
↓
「アクションによって、SharePointに登録されたイベントが発生し、
イベント発生状況が記録される」
↓
「記録されたイベント発生状況を元に、分析サービスのレポートが生成される」という流れになります。
2、3のご質問に回答するためには、この辺りのイベントの発生条件や
分析サービスの集約方法を確認する必要があるのですが、この辺りは、
実は、ほとんど情報公開されておらず、また設定できる項目も
多くありません。(設定できる項目としては、1の「Recent」の期間を設定できるのと同様に、
分析サービスの設定で、匿名アクセスをカウントに含めるかどうかを
設定できたりもします)従いまして、現状では、2、3に関しましては、実際にテスト環境で
色々アクセスしてみて、どのようにこれらの値が変わるか、外側から
仕様を確認するしかない、というのが私の結論です。(もしくは本気でやるのならカスタムイベントを作成し、分析サービスに
登録する方法もあります)一応、イベント発生状況は、
C:\Program Files\Microsoft Office Servers\15.0\Data\Office Server\Analytics_GUID\EventStore
に保存されてますので、こちらも合わせて確認頂くのもよいかもしれません。