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Hyper-V+クイックマイグレーション構成における、MSFCの振る舞いについて RRS feed

  • 質問

  • WidnowsServer2008R2 SP1をHyper-Vを使用し仮想化サーバの構築をしています。

    サーバ1台に対し、WindowsServer2008R2+Hyper-V(ホストOS)上にWindowsServer2008R2(ゲストOS)を1つだけ起動させて、

    クイックマイグレーション構成にしています。

    同じ構成のサーバが全部で4台あり、3台は運用系、のこり1台を共通の待機系(クイックマイグレーション先)として構成しています。

    その場合、MSFC上での起動可能ノードを1-4、2-4、3-4とする事で、SCVMM上からのクイックマイグレーションは正常に動作する事は確認しました。

    ところが、たとえば、1台目のホストOSをシャットダウン(障害を想定)したところ、ノード4にフェールオーバーしてしまいました。

    そこで、起動可能ノードからノード4を削除(チェックをはずし)したところ、クイックマイグレーションが行えなくなりました。

    上記の構成において、ホストOSをシャットダウンした場合のフェールオーバ―を手動で行う事(同時に落ちたゲストOSを手動でマイグレーションしたい)は可能でしょうか。

    また、可能な場合の設定箇所がわかればうれしいです。

    • 移動 Mike Wang (MSCS) 2012年10月3日 12:06 (移動元:Windows Server 2008 R2 全般)
    2012年1月5日 12:01

すべての返信

  • >同じ構成のサーバが全部で4台あり、3台は運用系、のこり1台を共通の待機系(クイックマイグレーション先)として構成しています。
    >その場合、MSFC上での起動可能ノードを1-4、2-4、3-4とする事で、SCVMM上からのクイックマイグレーションは正常に動作する事は確認しました。
    >ところが、たとえば、1台目のホストOSをシャットダウン(障害を想定)したところ、ノード4にフェールオーバーしてしまいました。

    起動可能ノードを1-4としているのなら正しい動作ではないでしょうか?

    >そこで、起動可能ノードからノード4を削除(チェックをはずし)したところ、クイックマイグレーションが行えなくなりました。

    当然ながら、起動可能ノードが1しか存在しないので、クイックマイグレーションは行えないはずです。

    >上記の構成において、ホストOSをシャットダウンした場合のフェールオーバ―を手動で行う事(同時に落ちたゲストOSを手動でマイグレーションしたい)は可能でしょうか。

    基本的には、先に手動フェールオーバーを行った後にホストをダウンさせる操作になります。もし何らかの要因でホストがダウンした場合は、ゲストは電源断と同じ動作になって起動可能なホストより立ち上がります。

    以上、参考になれば幸いです。

     


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    2012年1月10日 0:14
  • ABE NAOKI
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    回答ありがとうございます。

    大変参考になりました。

    となると、計画的なサーバ停止(ホストOS)を行うためには、1号機をメンテナンスするとして

    1.1号機で起動している仮想サーバを4号機にマイグレーションする

    2.1号機のホストOSをメンテナンス(及びシャットダウン)

    3.1号機が起動後、再マイグレーション(戻し)

    の手順となると認識しました。

    また、不意の事故の場合は、自動的にフェールオーバしてしまう。(1号機が停止しっぱなしにはならない)

    との認識も持ちました。

     

    また、関連事項で、

    今回、ゲストOSは外部ストレージ上のCSVファイル内に構築しているのですが、

    サーバ4台すべて停止状態から、電源を投入すると、

    共有ストレージの所有者がバラバラなホストOSとなってしまっているようなのですが、

    これは、CSVリダイレクションが行われているという事なのでしょうか。

    できたら、クラスタストレージはそれぞれのノードが所有者として起動させたいのですが・・

     

    2012年1月10日 6:05
  • >サーバ4台すべて停止状態から、電源を投入すると、共有ストレージの所有者がバラバラなホストOSとなってしまっているようなのですが、これは、CSVリダイレクションが行われているという事なのでしょうか。

    たぶん、SCVMMの画面でのVMの所有者のお話ではないでしょうか?

    これは実際に稼働しているホストに割り当てられるので正常な動作になります。

    共有ストレージの所有者はどれか1台になっているはずです。それが、「コーディネーターノード」になり、そのほかは「非コーディネーターノード」になります。

    以上、参考になれば幸いです。


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    2012年1月10日 7:08
  • ABE NAOKI様

    たびたびのご質問にもご回答いただき大変うれしく思っております。ありがとうございます。

    私が、言いたかった箇所は、

    「サーバーマネージャ」→「フェールオーバ―マネージャ」から、

    「クラスターの共有ボリューム」を見たときの事です。

    4台同時に起動した場合、今回の場合、クラスタディスク「クラスターディスク1~3まであり、

    状態は「オンライン」で、その右側に、「現在の所有者」の欄があり、

    そこには、実際に起動すべくノード(物理サーバ)ではなく、異なるサーバが表示されている

    と言ったところです。

    その状態で、クラスタボリュームの遷移を手動で実施すると、「現在の所有者」から想定の所有者に

    割り当てが可能です。

     

    できれば、対象ノード以外では、初期で起動しないようにしたいですが、可能な事なのでしょうか。

    2012年1月10日 8:52