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tombstoneLifeTimeの現在の設定値の調査方法 RRS feed

  • 質問

  • WindowsServer2003で構築し、現在DCを順次WindowsServer2008R2へ切り替え中のAD環境があります。

    現在「tombstoneLifeTime」の値がいくつになっているかを知りたいのですがldap.exeなどで確認してもnull値となっているため値がわかりません。

    経緯から60日の設定ではないかと予想しているのですが調べる方法はあるでしょうか。

    あとこの値が60日だったとして、180日に変更した場合なにかリスクなどはあるでしょうか。

    よろしくお願いします。

    2012年8月3日 8:59

回答

  • 以下のページの メモ の所に、tombstoneLifeTimeがNULL の場合の判断材料が記述されています。
    廃棄済みオブジェクト (Tombstone) の有効期間および削除されたオブジェクトの有効期間を変更する

    手元の環境 (Windows 2008 R2 SP1 クリーンインストール) を見てみたところ、tombstoneLifetime が 180 と表示されていて、
    値が NULL の状態を確認できたわけではないので分かりませんが、別の方法で調べてみるのはどうでしょう。(一緒の結果のような気が多分にしますが...)

    ADSI エディターを使って調べる方法は以下のブログ記事で紹介されています。
    【WS2008 R2】Active Directory Recycle Bin の有効期限(msDS-DeletedObjectLifeTime)

    また、PowerShell の場合は以下のようになります。 (ドメイン名が example.local の場合)

    Import-Module -Name ActiveDirectory
    (Get-ADObject -Identity "CN=Directory Service,CN=Windows NT,CN=Services,CN=Configuration,DC=example,DC=local" -Properties *).tombstoneLifetime
    結果的に NULL としか出ないのなら、最初に示したリンクにある メモ の記述から判断するしか無いのかもしれませんね。

    180日に変更した場合のリスクについては、2つ目のリンクにあるブログの記事で扱われていますね。
    「Deleted 状態では DB の容量が減らない」などになると思います。
    ただ、Windows 2008 R2 の規定値が 180 日なので、60 日 -> 180 日 にするぶんにはそれほどリスクは無いんじゃないかな、と個人的には思います。

    2012年8月3日 13:55