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メモリ不足の判断方法

質問
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パフォーマンスモニタでメモリが足りているかを判断する際に、
Memory\Available MBytes では4MBや5%以下になる事がまず無く、正確な判断が出来ない為、
Memory\Committed Bytes を参照して、この値が物理メモリを超えている様であれば、
ページングの発生頻度が高くなり、パフォーマンスに影響を与える可能性がある
としているのですが、
この判断は間違っていないでしょうか?
また、Windows2008 と Windows2008 R2 ではメモリの管理方法が異なる様ですが、
どちらも同じ判断方法でいいのでしょうか?
回答
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> Memory\Committed Bytes を参照して、この値が物理メモリを超えている様であれば、ページングの発生頻度が高くなり、パフォーマンスに影響を与える可能性がある
もし、Memory\Committed Bytes > 物理メモリ になっている場合、その時点で大幅な物理メモリ不足です。Page file とのスワップは頻発し、大幅なパフォーマンスダウンになるでしょう。
Memory\Committed Bytes は、Page file に予約されている分のサイズです。
例えば、任意のアプリケーションが VirtualAlloc などで 500 MB のメモリを割り当てると、Page file に 500 MB の予約を行います。
( 実際に使用しているかどうかは別。Memory\Committed Bytes は、メモリの使用量を直接あらわすものではないです。)Memory\Committed Bytes > 物理メモリ という事は、割り当てられた pageable ( Page file にスワップ可能 ) なメモリが、物理メモリを超えている、という事です。
物理メモリには Non-Pageable ( Page file にスワップ不可能なメモリ ) もありますので、必要とするメモリ容量は、物理メモリをかなり超えてしまっている事でしょう。
- 回答としてマーク はーさん 2011年10月27日 9:40
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> Memory\Committed Bytes を参照して、この値が物理メモリを超えている様であれば、ページングの発生頻度が高くなり、パフォーマンスに影響を与える可能性がある
もし、Memory\Committed Bytes > 物理メモリ になっている場合、その時点で大幅な物理メモリ不足です。Page file とのスワップは頻発し、大幅なパフォーマンスダウンになるでしょう。
Memory\Committed Bytes は、Page file に予約されている分のサイズです。
例えば、任意のアプリケーションが VirtualAlloc などで 500 MB のメモリを割り当てると、Page file に 500 MB の予約を行います。
( 実際に使用しているかどうかは別。Memory\Committed Bytes は、メモリの使用量を直接あらわすものではないです。)Memory\Committed Bytes > 物理メモリ という事は、割り当てられた pageable ( Page file にスワップ可能 ) なメモリが、物理メモリを超えている、という事です。
物理メモリには Non-Pageable ( Page file にスワップ不可能なメモリ ) もありますので、必要とするメモリ容量は、物理メモリをかなり超えてしまっている事でしょう。
- 回答としてマーク はーさん 2011年10月27日 9:40